「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2006年08月22日

【拙著修正】Indices of Deprivation 2004のURLが変更されています。

拙著のp.30の右欄(背景が緑色の部分)に載せているURLが変更になっていますので、お知らせです。

Indices of Deprivation 2004、原稿を書いたときには副首相府サイトにあったんですが、副首相府の職域(?)がいろいろと変わってしまったのと関係あるのかないのか(プレスコットの騒動以降ですよね)、the Department for Communities and Local Government (DCLG)のサイトに移されています。

旧:
http://www.odpm.gov.uk/index.asp?id=1128442

新:
http://www.communities.gov.uk/index.asp?id=1128442

現状、旧URLを入力しても自動で新URLにリダイレクトされますが、そのうちにリダイレクトも無効になるかもしれないので、一応書いておきます。

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UKの郵便料金制度が変更になりました。

これまで、封筒の大きさは関係なく、重さだけで料金が決まっていた英国の郵便物ですが、8月21日から、日本と同様に、大きさと重さで料金を決めるようになりました。

Royal Mail begins pricing by size
http://business.guardian.co.uk/story/0,,1855037,00.html

Royal Mailというのは「郵便局」というか「郵政公社」のようなものです。
http://www.royalmail.com/
(「.com」ですが、UKです。)

新料金については:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/5269060.stm#charges

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2006年08月18日

調べものに、UK Local Area

1つ前の記事を書くときに見つけた資料なんだけど、サイトがすばらしすぎるので別個に紹介。

UK Local Area
http://www.uklocalarea.com/index.php

サーチボックスに地名もしくは郵便番号を入れると、そのエリアの統計情報(センサス、Index of Deprivation)とQoL指標値が出てきます。ガス・電気代やカウンシル・タックスもわかるし、その地域の犯罪の傾向などもわかり、住居を決めるときにかなり参考にできます。

使い方は簡単です。以下、図解。こういうものはどんどん使いましょう。

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2006年08月11日

夏休みで英国旅行、などの予定のある方へのご注意。

10日に警察が「航空機爆破計画」を押さえたあと、日本でも報道されている通り、英国の空港でのセキュリティ・チェックが最高度にまで引き上げられています。

BBCに英国発の旅客機(国内便を含む)の利用者への注意(The Department for Transportの勧告)が書かれているので、要点だけ日本語にしておきます。英国にご旅行予定の方などは、客室内に持ち込めるものがかなり制限されていますので、ご注意ください。

Travel advice for passengers
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4778615.stm

[UPDATE] 9月22日に制限が一部解除されました。カバンの持ち込みが可能となりました。
http://nofrills.seesaa.net/article/24396391.html

[UPDATE] 11月6日にこの制限が解除され、EU全体での新ルールが発効しました。液体の持ち込みができるようになりました。
http://nofrills.seesaa.net/article/24396391.html
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2006年07月20日

猛暑の中のロンドン地下鉄

というわけで、改訂新版が出たのですが、その122ページ:
London Underground and the heat

「夏のロンドンがやたら暑くなっている」ことと「地下鉄には冷房がない」ことをこういうふうにちょこっと書いてあるのですが、この件、BBCの報道から:
Baking hot at Baker Street
Last Updated: Tuesday, 18 July 2006, 15:31 GMT 16:31 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/london/5191604.stm

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2006年07月19日

拙著『週120ポンドで暮らすロンドン生活術』改訂新版ができあがりました。

book

拙著『週120ポンドで暮らすロンドン生活術 A Not-Rich's Guide to London』(太田出版)の改訂新版ができあがりました。お手伝いくださった方、見守ってくださっていたみなさん、ありがとうございました。

ISBNは4778310292、定価1300円(+税)です。今週末から来週初めにかけて、店頭に出ると思います。留学、ワーホリなどで渡英のご予定のある方はもちろん、ご旅行でありきたりの観光じゃつまんなさそうという方も、ぜひご一読ください。

初版を出したのが2001年で、以後、特に交通システムとイミグレがかなり変わっているため、増刷に当たって大幅に改訂したものです。交通システムの章(第3章)は全面的に書き改めました。その他、全面的に書き改めたページもありますが、全体的な構成などは変わっていません。要所要所に英会話フレーズを書き入れてある点なども変更ナシです。
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2003年08月25日

ジミヘンのお宅公開。

Hendrix: A Private View
20 November 2003 - 29 February 2004
http://www.handelhouse.org/events_exhibitions.shtml#hendrix
かなり行きたい。(笑)
ノエル・レディングに線香の一本でも手向けたい。(←違う。)

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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