はてブでのコメント一覧を非表示にしてある当ブログで、はてブの件数が10件を超えることはまれである。そして、主観的に「いっぱいはてブがついた」と感じられるときは、以前は、妙な言いがかりをつけられること(そして「炎上」させられること)を避けるためにも、blog authorには閲覧できるコメント一覧の画面をキャプチャし、必要に応じてマスクするなどして、当該エントリの末尾に付け加えていた。例えば2016年11月5日のこのエントリや、2017年6月のこのエントリのように。
最近、一定数のブクマがついたエントリについて、この「ブコメ一覧のキャプチャ」がアップされていないことについて、疑問をお持ちの方もおられるかもしれない。よほどめんどくさがっているのだなと思われているかもしれないし、「何か都合の悪いことを隠している」とさえ疑っておられる方さえいらっしゃるかもしれない。
だが、結論から言えば、これは私の意思でやめているのではない。
いつからか、はてブでは「ブコメ一覧のキャプチャ、というか「blog authorによるブコメ一覧の表示」ができなくなったのだ。
以前、「ブコメ一覧のキャプチャ」をアップしていたころは、私がはてなにログインした状態で当ブログの特定のエントリのブクマのページを表示させると、下記画像(2016年11月)のように「nofrillsさんは上記のエントリーにつけられたブックマークの表示を変更することができます」という機能があって、そこで「ブックマーク一覧を非表示」、「特定のブックマークを非表示」の設定ができるようになっていた。当ブログの場合は「ブックマーク一覧を非表示」がデフォなので、設定によって「表示」に切り替えることができるようになっていた。
その機能が、現行のはてブでは見当たらない。
いつからこうなっていたのかは覚えていないが、あるとき、ブコメ一覧を表示させようとしても表示させるリンクが見当たらず、困惑したことは覚えている。そのときは「一時的なものだろう」と思っていたのだが(私はよく訓練されたはてなユーザーなので)、何日か経過してもそのリンクは消えたままだったので、機能が削除されたんだなと思った。その後になってはてブの開発ブログを見てみたら2017-08-21「コメント一覧ページをリニューアルいたしました」とかいうことになっていたので、その一環なのだなと思いはしたが、この開発ブログからリンクされている「ヘルプ」は、閲覧したその時には以前のもののままでそのリニューアルとやらに対応しておらず、私は画面をそっ閉じした(私はよく訓練されたはてなユーザーなので)。今は「ヘルプ」もアップデートされているようだ。つまり「表示を変更」云々の記述がすっぱり消えている。
「ソーシャル・ブックマーク」は、そもそも、自分のブラウザのブックマークの代わりに使うもので、自分の特定のマシンを使っていないときにも読みたいページにアクセスできる、というサービスだった。基本的に私ははてブをそういうものとして使っているし、だから「コメント欄」は「わたしの考えを書くところ」ではなく、「メモ欄」に過ぎない(最初っからはてブがこの欄に「メモ欄」という的確な日本語訳を与えていれば、「コメント」なるものへの過剰反応やその暴走ももっと軽微なものだったのではないかと私はずっと思っている。シニフィアンへの敏感さは大切だよ)。つまり「コメント欄」はメインではない。(結果的に、そこで成した自分の発言にはもちろん責任を伴うけれども。)
そういう「ブコメ」というものに関して、かけることができる時間は、正直、あんまりない。
なので、「ブコメ一覧」についての「表示の変更」の機能が見当たらなくなってからは、単に放置してきた。
けれど、単に放置してあるだけだと「以前はキャプチャで紹介していたのに、なぜやらなくなったのだろう」という疑問を持たれているかもしれないので、ご説明のため、本エントリを作成した。
なお、はてブでは以前は、はてな社以外のブログでも「自分のブログ」として登録しておけば、そのブログのエントリが誰かにブクマされたときにはブクマのページの右上にある「メッセージ(あなたへのお知らせ)」のところに告知が飛んできていた(なお、「あなたへのお知らせ」欄にはこのほか、はてブのコメントに☆がついたときにも告知が飛んでくる。「idコール」が廃止される以前にはそのコールもここに飛んできていた)。
その機能もいつの間にか消えていて、現在自分が管理・運営しているブログの記事が誰かにブクマされたときに「あなたへのお知らせ」欄に通知が飛んできているのは、はてなブログからだけである。当方でいえば、下記キャプチャ画像内で告知されているのはすべて、英語実例集積用のブログのエントリである。これらがブクマされたのと同時期にこのseesaaブログのエントリもブクマされているのだが、その告知のメッセージはない。
というわけで、現状、当ブログのどのエントリがどのように、誰によってはてブでブクマされているかは、私は知ることができない。その点、お含みおきいただければと思う。
【追記@5月10日】
このエントリが、ブクマ10件を超えているのだが、上記の理由で私には詳細を確認するすべがない。
それと、ブックマークされたときにはてブが自動で「カテゴリ」を判断してくれるという仕様になっているのだが、はてブの解析に任せておくとこの惨状である。このタイトルのどこで「暮らし」だと判断されたのか、皆目見当がつかない。しかも当ブログは、扱っている内容が北アイルランド情勢だの英国政治だのであるにもかかわらず、たいていの場合ははてブでは「テクノロジー」と判断されるのだ。このエントリのこのタイトルほどあからさまに「テクノロジー」全開バリバリ夜露死苦モードで、「テクノロジー」と判定されていないのは、「謎」の一言では言い表せない。ひょっとして誰かがそのように登録したのかもしれないが、はてブでのカテゴリーの変更は誰かが変更したからといってそれがそのまま通るわけではないようなので、ますます謎だ。
なお、ブクマしてくださっている方がつけた「タグ」は右側の枠に表示されており、その「タグ」にも「暮らし」要素はゼロであるため、「タグ」によってカテゴリーが決まってくるという仮説も成り立たない。
ところでこの「タグ」に特徴的なものがあるので、そこからおひとり分のブコメは読むことができた。
はてなではブコメをエンベッドする機能という謎機能が実装されているので(そんなものより、自分の管理するブログについたブコメを自分だけ閲覧するための機能を元に戻してくださいよ)、それを利用すると:
当ブログがはてなブックマークでどうブクマされているかを追跡しなくなった理由(正確には、追跡できなくなった): tnfuk [today's news from uk+]
- [ # |ω・)……]
(これ25より伸びそう)
2019/05/03 01:33
25件には達してないんですけどね。(´・_・`)
でも、今のはてブがこういうふうであること(機能がどんどん削られていること)は、当ブログとは関係なく、なるべく多くの方に知っておいていただきたいとは思っています。なんだかんだいって、はてブがネット上日本語圏での情報流通の重要な一部であることは事実なので。
以上、追記。また、ついでに、上記最後から2番目のパラグラフにおいて記述の明確化を行なった。
※この記事は
2019年04月30日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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