レドサムのことを説明した
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテューリャーリャー
月曜日にレドサム降りた
あたしの作業は無駄だった
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテューリャーリャー
「政治においては、24時間はとても長い時間である 24 hours is a long time in politics」ってよく言うんですけど、この決まり文句の元って労働党のハロルド・ウィルソンなんですよねー。ただし元ネタは "24 hours" ではなく "A week" だったけど。情報化社会が進展して、通信・伝達の速度が速くなって、かつて「1週間」が単位だったものが「24時間(1日)」になり、「リアルタイム・ニュース」が普及した最近では「数時間」になりつつある。
……という、私が高校生のころに「現代文」の問題集などでたんまりと読んだ「現代社会を憂える論説文」のような話なのかどうかは知らないが、えらく古風(←婉曲表現)な思想を持ち、「草の根保守」の支持を集めていた保守党党首候補のアンドレア・レドサム議員が、当方が「この人、こんな人なんですよ」ということを書いてから24時間たたないうちに、党首選から撤退した。
EUレファレンダムでの「EU離脱」という結果を受けて辞任することになったデイヴィッド・キャメロンの後をうける保守党党首(&自動的に英国首相)を決める保守党内での党首選は、10日ほど前に立候補届けが締め切られ、1週間前、先週の火曜日(5日)に最初の投票で5人の立候補者の1人が脱落し、もう1人が撤退を表明、続いて木曜日(7日)に2度目の投票が行われてさらに1人(ボリス・ジョンソンを「背中から刺した」マイケル・ゴーヴ)が脱落し、アンドレア・レドサムとテリーザ(テリーサ、テレサ)・メイの決選投票になるということが確定していた。最終的な投票は夏休みを挟んで9月上旬に締め切られ、「新首相」が確定するのは9月上旬という予定だった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Conservative_Party_%28UK%29_leadership_election,_2016
英国のEU離脱について、EUの側は「とっとと出て行け」という態度を明確にしているのだが、離脱の交渉を率いる首相になる人物を選ぶ保守党の党首選は、ずいぶんとじっくり時間をかけるのだなあ(←婉曲話法)と思っていた矢先に、2人の候補の1人が辞めてしまったので、自動的に(無投票で)次の党首はメイに決定した。
2007年に労働党が同じように、任期途中で首相(党首)が退陣し、それに代わる新党首が自動的に首相になったのだが(トニー・ブレアからゴードン・ブラウンへ)、「選挙で選ばれていない」ゴードン・ブラウン首相への反発はじわじわと増幅されて、ついに2010年に行われた総選挙ではそれが爆発し……という《物語》を描けたら気持ちいいんだけど、そうならなかったんだよね、当時の保守党が弱すぎて。2010年の総選挙は、周知の通り、「だれも勝者(単独過半数)がいない」形で決着し(hung parliament)、一番たくさんの議員を出した保守党と、3番目のLDが連立政権を作った(英国では非常に珍しい)。労働党は少なくとも「信任を得られなかった」ことは動かしがたい事実なのに、なかなかそれを認めようとせず、選挙結果が出て24時間くらいは「うちもLDと連立すれば過半数になるぞ」ということでいろいろと画策していた。そのことは当時のブログに書いているが、英国の有権者が労働党にうんざりしてしまった理由には、そのような、有権者ほったらかしでウエストミンスターだけで数合わせをやっているような態度を党が平気で見せていることも入っているだろう。
ともあれ、保守党は2010年は冴えなかったけれど、2015年はバカ勝ちした。2005年に党首になったときには「線の細いおぼっちゃん」キャラで、エコ・フレンドリーな姿勢をカメラに撮らせるなど「若者にアピールする現代的な保守党」を描いてみせ、「伝統的」なゴリゴリ系保守党員にはイマイチ受けてなかったデイヴィッド・キャメロンは、2010年の選挙では「あの不人気なゴードン・ブラウンが相手でもスッキリ勝てない党首」だったが、その後いろいろあって、2015年にはガッツリと勝ったわけだ。その「いろいろあって」の中に、党内でキャメロンの路線に反発する人々の要求を受け入れる、というのもあった。その最大のものが、「EUメンバーシップについてのレファレンダムを行なう」という公約で、2015年の総選挙で勝利したキャメロンは、そのレファレンダムを実施して、そして、こうなった。もうね、アホかバカかと……ということはあちこちでさんざん書かれている通りだ。
その「レファレンダム要求派」が、ざっくりと、後の「EU離脱賛成派」で、保守党ではVoteLeaveという運動体を組織して(あれこれデタラメを主張して)キャンペーンを行なった。VoteLeaveのリーダーは、サプライズで「離脱」陣営に加わったボリス・ジョンソンと、元教育大臣でキャメロンによって閣僚から外されたマイケル・ゴーヴだったが、レファレンダム後に実際に英国のEU離脱という難事(ソフトランディングしなければならない)をやらねばならないという段になったら、ジョンソンはゴーヴに「刺され」て党首選不出馬、ゴーヴは(あんなことをした以上は当然の帰結だが)保守党内で支持を得られず脱落してしまい、ジョンソンとゴーヴのドラマが展開されているときに、いわば「彗星のごとく」現れたレドサムが「離脱」陣営の候補者となって決選投票までこぎつけていた。
対するメイは、キャメロン政権で2010年からずっと内務大臣を務めており、EUレファレンダムに際しては「残留」派だった。経済政策はどうかわからないが、政治的にはキャメロンよりは全然右の強硬派であることはすでに知られている。英政界随一のファッショニスタで、キトゥン・ヒールを履いてみたりド派手な服で公式の場に現れたりしてはデイリー・メイルのネタになるような人だが、党首選に出ることを表明した記者会見では白のブラウスにタータンチェックのジャケットというなりでスコットランドに無言の熱いメッセージを送っていて、「さすがすぎる」とうなってしまった。
ともあれ、こうして、今週の水曜日(明日、13日)からはテリーザ・メイが英国の首相となる。とりあえず、欧州人権条約とBill of Rightsの件は、キャメロンが何とか止めた時点まで逆戻りして、そして……うわぁぁぁ、ということになるだろうと思っている。あと「移民の追い出し」ね。内務省が必死に推進している「移民削減のための数合わせ」のために、すでに、非EU圏出身で英国人と結婚して配偶者として在留許可を得ている人の追い出しは行なわれている(新たにEU外で結婚した人が配偶者を連れて英国に戻ってくることのハードルをものすごく高くするだけでなく、住んでいる人の在留許可を認めないということも行なわれている)。悲観的すぎるかもしれないが、メイが「EUレファレンダムで二分した党をひとつにまとめていく」ということが何を意味するのか、内務大臣としてこの人がやってきたことを考えると、到底、明るい気持ちで見ることはできない。
メイが「次の首相」と決まったときのBBCのLive.
http://www.bbc.com/news/live/uk-politics-36570120
12日の各紙一面は、もちろん、その話でもちきり。The Sunは「残留派など信頼できるか」とばかりに、例のヒョウ柄キトゥン・ヒールのアップの写真を一面にしている。
http://www.bbc.com/news/blogs-the-papers-36770288
当面、英国の政治の話題は「解散総選挙」をめぐるものになるだろう。キャメロンがレファレンダムに負けて退陣したことで、キャメロンの政策・公約はすべて問い直される必要がある、というのが解散総選挙を求める人々の主張だ。(これはUKIP、およびBritain Firstなど極右を含めたLeave陣営全般の要求でもあり、また、EUレファレンダムとは直接関係なく、労働党で「コービン政権」というユニコーンが存在すると信じている人々の要求でもある。なお、日本語圏でも「コービン期待age」的な現実離れした言説はかなり多いのでご注意を)
しかし、「離脱」の側はもう誰も残っていないじゃないか……と思うのは素人考えで、ジョンソンもゴーヴもいわゆる「政治的ゾンビ」なので、この先はどうなるかわからない。
一方、メイはこういうふうだそうだ。ゴードン・ブラウンに関しては「選挙で選ばれてもいないのに首相になった」と非難していたが、「わたくしは違うんです」と。(この人、一人称は「わたくし」だろうな……ヒラリー・クリントンは「あたくし」。)
Theresa May on unelected Prime Minister Gordon Brown. Tories think it is different for them. #unelectedMay #GE2016 pic.twitter.com/hW8MCS6Xzr
— Gerry Hassan (@GerryHassan) July 11, 2016
今の時点で解散総選挙なんかしたら、労働党は(コービンを支持するかどうかには関係なく)「保守党を追撃すべきタイミングで、党内クーデターにうつつを抜かすアホ集団」ということで、国政を任せられる政党とはみなされないだろう。そもそもコービンは、広く大衆の支持を集めてなどいない。(コービンについて、日本語圏ではずいぶんミスリードがあるが、労働党で事態を決定するほどの数を有することと、英国全体で総選挙という場で事態を決定するほどの数を有することとは、まるで違う。かといって労働党で誰か、広範な支持を受けうる政治家がいるかというと……だが。エド・ミリバンドが獲得票数を増やしながら選挙でボロ負けするという形で退陣を余儀なくされたときに、労働党は「たしかな野党」になったのだと思う。)
@GerryHassan @elebelfiore Yeah but don't push them on this right now, OK? An election vs Corbyn wd give her the biggest mandate in history.
— Daniel Allington (@dr_d_allington) July 11, 2016
@dr_d_allington @GerryHassan possibly, but I'm not comfortable with a democracy where rules & positions change depending on convenience
— Eleonora Belfiore (@elebelfiore) July 11, 2016
@elebelfiore @GerryHassan Poll today showed 62% saying May would be a better PM than Corbyn, vs 18% for him. Can't fight this till he's gone
— Daniel Allington (@dr_d_allington) July 11, 2016
労組によるコービンの評価:
How well do members of Unite, Unison, GMB, USDAW and CWU unions think Jeremy Corbyn is doing as Labour leader? pic.twitter.com/AX8keyImTW
— Election Data (@election_data) July 11, 2016
英国で「総選挙で選ばれていない首相」は、この100年間でこれだけいる。(任期が4〜5年以上の人は、その後の総選挙で一度勝ってる。)
How the UK has gained a new PM with, and without, a general election https://t.co/KOBxeE8rjG pic.twitter.com/Nxu5m0NxYl
— DailySunday Politics (@daily_politics) July 11, 2016
予定より相当早くダウニング・ストリートを去ることになったデイヴィッド・キャメロンは、10番地の向かいのマスコミ詰め所みたいなところでインタビューに応じて官邸に戻るときに、楽しげなハミングをしていたのがとらえられている。(マイクつけたままだったのね……ゴードン・ブラウンの「bigoted woman発言」と同じ不注意だけど、鼻歌だったからほとんど無害。)
.@David_Cameron hums his way back into Downing Street after announcing that he’s only got two days left as PMhttps://t.co/rB2SdP8YhY
— Channel 4 News (@Channel4News) July 11, 2016
From being booed on Centre Court to bidding farewell to Downing Street: David Cameron's final 72 hours as Prime… https://t.co/65OvTyPvE7
— Telegraph News (@TelegraphNews) July 11, 2016
さて、11日の月曜日にこういう急展開を見せたのは、ひとえに、レドサムが党首選から撤退したためである。ではレドサムはなぜ撤退したのかというと、タイムズでのインタビューでうっかり本音をしゃべってしまい、そのことでの対応がまずすぎたためだ。より正確にいうと、タイムズに掲載された自分の発言は不正確であるとタイムズを勇ましく非難したまではよかったが、実際には取材時の録音テープにその発言が記録されており、タイムズの記者がそのテープを公開したことで、レドサムに対する世間の信頼というものはほぼゼロになってしまった。
発言内容が問題だった(すでに書いた通り、「子供のいる私は、子供のいないメイより優れている」という内容のことを述べている)ということも大きいが、それ以上に、これからいろいろと難しくなるときに、ジャーナリスト相手にどういう発言をすべきかを考えることもできない・しないし、いざ自分に不利なように展開したときのダメージ・コントロールでさらに墓穴を掘るような人に首相になられても困る、ということがより大きいだろう。
その辺の話をいくつか。
BBC News - Theresa May set to be UK PM after Andrea Leadsom quits https://t.co/grrmlqBHCW えっ、レドサム撤退? まったくもう、Leave陣営はどいつもこいつも……あきれて物が言えない。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 11, 2016
The Last of the Leavers drops out. Take back control! No, you take back control. No, you take back control. #Leadsom
— David Lammy (@DavidLammy) July 11, 2016
ほんとにダチョウ倶楽部だ。ただし上島がいない。https://t.co/BADYJKTTPH
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 11, 2016
A resignation! I was beginning to think we'd go a week without one. Phew. #Leadsom
— David Easson (@DavidEasson) July 11, 2016
I'll say this about the Leave lot, they're world class quitters.#Boris #Gove #Farage #Leadsom
— Piers Morgan (@piersmorgan) July 11, 2016
ピアース・モーガンはTwitterで堂々とLeave陣営に媚売ってたくせに、よく言うよ、と思うけど、この人の仕事は「誠実さ」や「信頼」の上に成り立ってるものではないのかもしれない。
#Leadsom
— Liz Fraser (@lizfraser1) July 11, 2016
Probably the most misleading name, ever.
Leavers celebrate increased democracy for UK by having new PM chosen by the action of one person. #Leadsom
— David Schneider (@davidschneider) July 11, 2016
Like a toilet on a Virgin train democracy is out of order for the duration of the journey #leadsom
— Harry Leslie Smith (@Harryslaststand) July 11, 2016
Telegraph cartoonist @Adamstoon1 on the race to No10: Theresa May is set to become PM as Andrea #Leadsom quits race pic.twitter.com/GoB66HZZue
— The Telegraph (@Telegraph) July 11, 2016
Read #Leadsom's apology to Theresa May just hours before she quit leadership race https://t.co/hpNeBGeusJ pic.twitter.com/Nopy52fr1I
— HuffPostUK Politics (@HuffPostUKPol) July 11, 2016
Just noticed #Leadsom in her apology told May that the "article said completely the opposite of what I said." Which of course it didn't.
— Briefcase Michael (@BriefcaseMike) July 11, 2016
David Cameron speaks outside No 10 about Theresa May and Andrea #Leadsom https://t.co/H7hQfDLmj1 pic.twitter.com/LcOgnvXvv6
— The Telegraph (@Telegraph) July 11, 2016
Tim Stanley: Andrea #Leadsom supporters should not despair - #Brexit is safe with Theresa May https://t.co/WDjZl1pN4t
— The Telegraph (@Telegraph) July 11, 2016
タイムズのインタビューの件:
That awkward moment where you denounce a journalist for misquoting you, & they produce the audio recording@thetimes pic.twitter.com/S88uQdH1tj
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
Longer audio extract of The Times interview with Andrea Leadsom.@thetimes #LiarLeadsompic.twitter.com/yKk0E63Lzr
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
Leadsom’s failure in the Times interview illustrates again she's out of her depth, unprepared 2be PM & putting her fwrd is an act of cruelty
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
1. Times front page
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
2. Andrea Leadsom claiming not to have said it.
3. Transcript proving she did.
v @kayaburgess pic.twitter.com/Vislh3bHkd
Andrea #Leadsom told to apologise for claim children ‘make her a better PM’ -- but will she do it?https://t.co/YYtxMfxgIf
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
Would-be British PM sparks row with remarks on rival's childlessness − @Reuters: https://t.co/V707mt5SeM pic.twitter.com/wRB6GObWu8
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
#Leadsom: I'm sorry I said it, also I didn't say it, but I'm still sorry I said it https://t.co/f09grUlD1N
— Oliver Burkeman (@oliverburkeman) July 11, 2016
IRONY: 'The abuse has been too great' says anti-immigrant anti-gay woman who picked on her opponent for being unable to have kids. #Leadsom
— Anna Mazzola (@Anna_Mazz) July 11, 2016
#LiarLeadsomhttps://t.co/f4P2kvFgnq
— Silver Surfer (@RobPulseNews) July 9, 2016
@RobPulseNews lieing worked for Leave, this time she has to lie to only about 150,000 that are inclined to believe them.
— Raffaele Brancati (@raffaelebrancat) July 9, 2016
確かに今は、Leave陣営の主張のデタラメさが露見したばかりで、政治的主張における「嘘」の許容量はとても低いかもしれない。でも、レドサムが「嘘つき」なのは、この「子供のいる私は子供のいないメイより優れている」という発言をめぐるドタバタ以前に、「履歴書で経歴を盛る」ということをやっていたことがわかった時点で、十二分に広く知らされていた。そのときは「党首選から撤退する」という話にはなっていなかった。
「嘘」なんか、それ自体は問題にならない。それがpost-truthの時代の現実。
#Leadsom's adherents utterly blind to facts, responsibility & consequences... but of course they're the people who lied loudest for #Brexit.
— Tim Ireland (@bloggerheads) July 10, 2016
Now #Leadsom apologises for a remark she swore blind she never made. Truly, this is the world of post-truth politics https://t.co/CZZZuX2ouq
— Paul Bigland (@PaulBigland1) July 11, 2016
Rachel Sylvester on how Leadsom failed the leadership test #Leadsom @RSylvesterTimes https://t.co/vAOqI6tJr4 pic.twitter.com/ZehyTwI4gf
— The Times of London (@thetimes) July 11, 2016
A little media pressure is shattering? How about negotiating uncharted art50 territory then..... #Leadsomhttps://t.co/fjPTwdfCGT
— Marina Muttik (@MarinaMuttik) July 11, 2016
Senior Tories call on Andrea #Leadsom to quit PM race after her motherhood comments https://t.co/Dc9XVSlzbr pic.twitter.com/XS1UhwFxlN
— LBC (@LBC) July 10, 2016
そして、「草の根保守」がそろって推していたレドサムが、タイムズのインタビューで失脚したことについて、「草の根保守」が激怒している件。
#Leadsom never outright said she'd be a better PM than #TheresaMay based on children. She merely said they shape her politics. That's it!
— SUPPORTING BREXIT (@EUVoteLeave23rd) July 10, 2016
Ironic that furious #Leavers now trashing right-wing press over #Leadsom, yet were more than happy when the same rags supported their cause.
— Dan Morgan (@mahlerei) July 11, 2016
ちょっと番外編として、この人たち、相貌失認か何かなの? あるいは「50代〜60代の女性」は全部同じ「おばさん」として見てしまうタイプ?
Britain First are so mixed up on so many levels
— Tim Ireland (@bloggerheads) July 11, 2016
That they confuse photos of #Leadsom & #May is delicious on its ownhttps://t.co/OXEM7Cu1z1
あまりのばかばかしさに、ついついお笑い方面に注意が向いてしまうのはよくわかる。
Weirdly, at least four of these men appear to checking out #Leadsom's arse. pic.twitter.com/FZpXMS6lXN
— Tim Footman (@CulturalSnow) July 11, 2016
蛾でも止まってたんじゃないの、お尻見てるんじゃなくて。https://t.co/QdmX69adYK
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 11, 2016
※時間が経過すると「蛾」っていうのがわからなくなると思うので(2016年欧州選手権決勝):
Ronaldo's face, and the moth pic.twitter.com/zOQ1wUSfHY
— The Cauldron (ICYMI) (@CauldronICYMI) July 10, 2016
Now for something completely different. It's an obligatory reference to Monty Python https://t.co/SbcPbIOn24 via @YouTube
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 11, 2016
New Yorkerの例の表紙は、たぶん、決定的瞬間の激撮だから。 pic.twitter.com/SaQFA3rrgl
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 11, 2016
最も「うはあ」と思ったのはアリソン・モイエのこれ。
I am a mother. There's a few of us about. Rose West was a mother. It's not altogether a reliable commendation.#Fact #VagPotatoes #Leadsom
— Alison Moyet (@AlisonMoyet) July 9, 2016
というわけで、ニュースがあったのでさかのぼって見てて、数日前のAnPのツイートを目にして、「この不確かな世の中に、安定の北から目線」と声に出してつぶやいたのだった。
ICYMI @JohnODowdSF sums up the contest for #ConservativeLeadership #Leadsom v #TheresaMay pic.twitter.com/c4GzzNgNki
— An Phoblacht (@An_Phoblacht) July 10, 2016
一体誰が、北アイルランドからの声について「安定の」などと口にすることになると考えていただろうか。(^^;)
天才風刺画家スティーヴ・ベル大先生の作品。Twitterカードは全景のごく一部なので、リンク先で全体像をご確認ください。ヒョウ柄が……
Steve Bell on Britain's next prime minister – cartoon https://t.co/LcixP4d5t7 こう来たか。すばらしすぎて二の句がつげない。 #kittenheel
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) July 12, 2016
※この記事は
2016年07月12日
にアップロードしました。
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