Prime Minister’s papers from 1989 and 1990 released
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/prime-ministers-papers-from-1989-and-1990-released/
1989年から90年なんて、マニアにはたまらないじゃありませんか、ねえ。Poll taxですよ。サッチャー辞任ですよ。東西ドイツの再統一ですよ。冷戦終結ですよ。
でも、読んでるヒマがない。「ヒマ」の問題ではなく、エネルギーの問題かもしれない。
公開された文書のテーマ別一覧は:
http://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/prime-ministers-papers-from-1989-and-1990-released/prime-ministers-office-files-prem-1989-90/
直接文書そのものを見るのは大変なので、報道機関がまとめてくれているのを見るのが早い。私はガーディアンで見ている。
いろいろとマニア心をくすぐられる見出しが並んでいるが、現時点で私が見たのは下記の記事のみ。というか、うっかり北アイルランド関連の文書を見始めてしまったので……生々しいなあ、これ。
Keep the French in the dark: Thatcher's secret push for US military technology https://t.co/PEFImvIj97 今年の英機密指定解除文書(いわゆる「30年ルール」)。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
今は「30年」じゃないんだけど(「20年」への切り替えのため繰り上げで機密指定解除されたりしている)。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
Thatcher gave way on dropping powers to detain terrorists, files show https://t.co/LnkL8y8uf0 "Rule of law" とテロリズムについて、非常に生々しい。1980年
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
なお、今年は1980年の文書が「30年ルール」で開示される年ではない。なのにこの文書が開示されているというのは、2010年に何らかの理由で機密指定継続と判断されたものが今公開されたということになる。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
ちょっと早とちりしたみたい。ガーディアン記事には80年のことしか書かれていないが、文書のdate rangeが80年から90年になってる。90年のは今年、30年ルール(の20年への短縮の過渡期における)」公開対象。現物: https://t.co/ENtUxbVFmn
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
https://t.co/ENtUxbVFmn 1980年に始まり、82年、83年に何度も重ねて検討され、84年に1度検討されて、6年後の90年にまた検討。Northern Ireland Emergency Provisions Act 1978, Sec 12. pic.twitter.com/9z3jdYZ8vB
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
ロンドンの公文書館のほかに、北アイルランドのは北アイルランドでまた管理・公開しているので、そっちも見に行かないと……。だが今はとりあえずここまで。
そしてこの件、先ほどちょこっと書いた通り、30日の文書公開時にTwitterのUKでのTrendsに「マーガレット・サッチャー」が入るということになり……
Margaret Thatcher is trending. Given how 2016 has gone she's probably come back to life.
— dan asteroid (@danmcgrady) December 30, 2016
Saw Margaret Thatcher trending and instantly thought the worst had happened. Thankfully she's still dead
— Pete Cummings (@Inuisibilem) December 30, 2016
(・_・)
そして、英国外からの目線では、これ、めっちゃえぐそうじゃない?
Previously secret papers reveal more about Margaret Thatcher and Henry Kissinger https://t.co/CksJ1IXAVL pic.twitter.com/4AXCvYCRgS
— Bloomberg (@business) December 31, 2016
でも、今からこんなの読んでたら、年が明けてしまうので、また改めて。ていうか「キッシンジャーがー」とか言いながら年越しするの、やだ。いくら2016年とはいえ、もうちょっとましな締めくくり方があると思うので。
2017年1月1日追記:
はてブのトップページに出ていました。今回は、はてブで勝手につけられるカテゴリーがまたぞろ「テクノロジーになっていた点については自分で修正しました。でも「政治経済」でいいのかな? そもそも、高校生じゃあるまいし、大の大人が「政治」と「経済」を一緒くたに扱うというはてなの方針そのものが私には全然わからないので、的外れな分類をしてるかもしれませんが……。
で、やはりこの件、毎年関心が高いので、大手メディアのどこかでがっつり取材してもらいたいと思います。制度の起源から、関係者インタビューなど。日本での政府省庁における文書の扱いかたも絡めて、意見を聞いてもらいたい。そしてそれを広い範囲に伝えてもらいたい。それができるのは、ネームバリューと実績のある報道機関とジャーナリストの方々です。ネットじゃありません。
はてブで24件ついてます。 https://t.co/wflT5WeKmp 英国の「30年ルール」での機密指定解除は、日本で関心高いんですよね。どこか大手メディアでつっこんだ取材をしてほしいです。公的な(=政府による、行政の)記録は、公共財産であるという原則がコアにあります。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) January 1, 2017
文書の保管について「わが国」ではこんなニュースがあったばかり。 https://t.co/4IDkYkTrBe "首都ジュバで政府軍と前副大統領派の武力衝突があった同時期の7月7日〜12日の派遣部隊活動日報…防衛省は今月2日付で「すでに廃棄しており保有していなかった」と(通知)"
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
"陸上自衛隊文書管理規則ではPKO業務の文書保存期間は作成翌年4月1日から3年…例外として「随時発生し短期に目的を終えるもの」は作成翌日から1年以内の廃棄を認めています。 防衛省統合幕僚監部は「…日報は日本国内の上位司令部に報告した時点で、文書の用途は終わっている」と" Ibid
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
"重大な政策決定過程や、国内法・国際法で正当性が問われる問題の文書が、国民の目にふれないまま自衛隊の判断で廃棄されたことになります。" "これがまかり通ったら、どんな報告文書も短期に廃棄できるし、廃棄されれば検証が不可能になってしまう。(布施祐仁さん)" Ibid
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
チェルシー・マニング的な内部告発者が出ることにビビってるのかね。マニングのリークで一番インパクトの強かったのは、外野が見てわいわいとおもしろがれる外交公電(ケーブルゲイト)ではなく、その前に同じウィキリークスによって公開された「イラク戦争ログ」「アフガニスタン戦争ログ」だ。
— nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) December 31, 2016
んで、はてブで目立つと適当なブコメがつくのはデフォとはいえ、こういうの↓があるので:

目立つように書いておきますね (^^)
本エントリで「今年も」などと表記していることから、
十二分に読解していただけると思うのですが、
この機密指定解除は毎年恒例で、
わし、この件(「30年ルール」)については、
10年以上前から、
原則として毎年書いてるんですね。
それをいちいち詳しくなんか書いてられないんですね。
何か知りたいことがある方は、お手数ですが、
サイドバーの検索窓などをご活用願えませんでしょうか。
それと、どんな情報が開示されたかってことは、
各自それぞれの関心に応じて、
ナショナル・アーカイヴのサイトで
掘って掘って掘りまくってほしいんですが。
そのためのリンクは、用意してあります。
それだけでは「不親切」なので、
ガーディアンのキャプチャもつけてあります。
(クリッカブルなので、すぐに記事に飛べます。)
英語が読めない? 私の問題ではありません。
※この記事は
2016年12月31日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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