「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

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2017年09月01日

「蚊を脅迫してTwitter凍結」なる話題、BBCは裏取った上でサイトに載せてるのかな。FakeNewsではないという確証が持てないんだけど

BBC News Japanのこんな記事が話題になっている(このサイトの記事は、英語記事からの翻訳である)。

何カ所も刺されて蚊に「死ね!」とツイート……アカウント凍結
2017年08月31日
ポール・ハリソン、BBCソーシャルニュース
http://www.bbc.com/japanese/41105014

私はBBC Newsは英語で読むので、BBC News Japanはほとんど見ないのだが、何となく見てみたこの記事のページには、何かとっても違和感がある。何だろう……と数秒眺めて気がついた。

この記事、ほかのニュース記事(例えば "「対話は答えではない」 北朝鮮対応でトランプ米大統領" っていう超シリアスな記事)などと完全にフラットに並んでいるように見えているのが、違和感の原因だ。

mosquitotwitter01-min.png


ちなみに原文(BBC Newsの英文)はこう。記事セクションの上にBBC Trendingというヘッダーが入っていることに注目。これがBBC Newsサイト内での「コーナー」を表す。

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本来BBC Newsにはコーナーの区分があって、「シリアスなニュース」の記事と、いわゆる「こぼれ話」「珍ニュース」や「ネットで話題」を扱うブログ的な記事とは区別ができるようになっている。それを示しているのが記事セクションの上にあるヘッダーなのだが、仮にBBC News Japanのサイトで閲覧した場合のようにそのヘッダーがない状態でも、内容的に考えて、この記事は誰がどう見ても後者(「こぼれ話」「ネットで話題」系)だ。

BBC Newsのサイトをよく知らない人にその違いを言葉だけで説明するのはとても難しいので、さらにキャプチャ画像を見ていただきたい。左が普通の「シリアスなニュース」(この記事……何かえらいことになってますね)、右が「珍ニュース」(この記事)。

ordinarynews-min.png newsfromelsewhere-min.png

右側のキャプチャ画像のヘッダーに書かれているNews from Elsewhereは「世界のどこかからのニュース」というような意味で、この記事の執筆者クレジットは、"By News from Elsewhere...as found by BBC Monitoring" と記されている。で、このBBC Monitoringというのは、英国(というか英語圏)以外のメディアの報道をモニターする部門、つまり外国の新聞やテレビで報道されている「小ネタ」的な話題を英語で紹介する部門のことだ。BBC Monitoringの記事は、BBCに所属するジャーナリストが裏取り・取材をしたものとは違い、基本的に「外国のメディアが何を報道しているか」を英訳したもの。だからこのコーナーの記事は、BBCのサイトに出ているからといって「BBCの報道」と考えるわけにはいかないし、「BBCだから内容もしっかりしているだろう」と前提することも、厳密には、できない。

このような、BBCのジャーナリストが裏取り・取材をしたわけではない記事が出るコーナーが、BBC Newsのサイトにはまだ他にある。それが「ネットで話題」系の記事が掲載されるBBC Trendingのコーナー(今回の「蚊への脅迫でTwitterサスペンド」の記事の掲載コーナー……BBC News Japanのサイトではそういうコーナーに掲載されていることがわからないのだが)である。

trending-ugc-min.png

このコーナーのページには、PCで見た場合は右肩(iPadだとページの一番下)に "About this Blog" として、 "The BBC bureau on the internet. Reporting on what's being shared and asking why it matters." という説明がある。「このブログは、BBCのインターネット支局です。何が話題になっているかを報告し、なぜそれが重要性を持つのかを問います」という意味。つまり「ネットで話題になっていることを解説する」ということだ。簡単にいえば、基本的には「ツイッターのまとめ」のようなものである(そういう記事は、英語圏では大手報道機関が量産している。インディペンデント系列のindy100.comが具体例としてわかりやすいだろう)。

このコーナー(ブログ)が取り上げるトピックが英語圏のものである場合、また英語圏外のものでも最初から英語で書かれている場合は、専門家のコメントが添えられていたり、何らかの分析が行なわれていることも多い(単なる「まとめ」のことも多いが)。時には非常にしっかりした仕事がなされていることもある。例えば2014年11月、シリア内戦に際しどっかの「意識高い系」のアーティスト気取りが、役者を使って撮影したフィクションのビデオを「実際の映像」としてネットにアップするというとんでもない出来事があったとき、デイリー・テレグラフなど大手メディアのアカウントも含め、非常にたくさんのアカウントが映像を真に受けてそのまんま拡散する中、ファクトチェック専門業者と組んでがっつりと冷静な検証を行ない、ビデオの作者を突き止めていたのがこのBBC Trendingだ。ごく最近も、極右による反Antifaの情宣で、事態とは無関係な家庭内暴力についての写真が勝手に利用されていたことについての調査・検証記事を出している(こちらは検証は外部の人が行なっている)。

だから、BBC Trendingのコーナーの記事だからといって即「BBCが取材せず、ネット上の情報をまとめている記事だ」と決め付けることはできないのだが、それでも、このコーナーの記事については、「BBCがこのように報じている」として他人に伝えること(拡散すること)ができるクオリティがあるかどうか、かなり慎重にならなければいけない。

というところでようやく本題だが、「蚊を脅迫してTwitterアカウントをサスペンドされた日本人」の記事は、BBC News Japanのサイトではわからないが、BBC Newsのサイトでは絶対に見間違いようがないくらいはっきりと、BBC Trendingと表示されている。
http://www.bbc.com/news/blogs-trending-41097947

mosquitotwitter02-min.png

この記事は、基本的に、アカウントをサスペンドされた日本人ユーザー氏の2つのアカウントの発言(アカウント凍結前の@nemuismywifeと、凍結後の@DaydreamMatcha)のツイートを英語にして紹介し、末尾に「Twitterは最近、オンライン・アビューズとハラスメントへの対策を次々と打ち出しているが、問題のあるツイートにフラグを立てるのは自動化されたプログラムであり、人間のモデレーターではないという指摘もある。米ビジネス誌のFortuneは、特定のキーワードを拾ってアビューズ行為を検知するアルゴリズムを導入したと報じている」(←拙によるとても適当な抄訳)という文脈をつけているだけ。Twitterに問い合わせたわけでもなく(問い合わせても「個別の事例については回答しない」というテンプレ反応が返ってくるだけだろうけど)、日本語圏のソーシャルメディアに詳しい人にコメントを求めたわけでもなく、一切何も裏なんか取ってもいない。

では、この記事の書き手が、「このユーザー氏は、本当に、蚊に対して『死ね』と言ったからアカウントを凍結されたのだ」と考えた根拠は何なのだろう。

末尾の文脈づけで参照されているFortuneの記事は今年3月1日のもので、英語圏の話(アビューズについてリアルタイムでスキャンする、という話)だ。英語圏の話はそのまま日本語圏には当てはまらないだろう。仮に日本語圏にもそういうアルゴリズムが導入されているとして、「死ね」とかいう簡単でありふれた表現でアカウントがサスペンドされるということがあるのなら、@nemuismywife/@DaydreamMatcha氏の前にも同様の事例が報告されていただろうし、そんなことがあったら日本語圏Twitterは大騒ぎになっていただろうし、BBC Trendingの前に、IT Mediaなど日本のIT系の報道機関も一般の報道機関も取材していただろう。

いやいや、@nemuismywife/@DaydreamMatcha氏の凍結の事例が「Twitterの新しいアルゴリズムで初の凍結」なのかもしれない……と考えてみたところで、あんなに単純な「死ね」という発言が本当にアカウント凍結に結びつくのなら、ほかにも凍結された人が続々と出てきていてもよいのではないか。氏のアカウント凍結は8月19日のようだが、本当にそんなアルゴリズムが現場で削除人の仕事を担っているのなら、それからBBC Trendingなどが記事にするまでの10日間にいくらでも類例が確認されていたはずだ。

というか、もしそんなふうになっているのだとしたら、私のアカウントが凍結されてたって不思議ではないのだ。8月19日といえばカタルーニャでのテロで、そのあと数日間、私のアカウントにはいつも以上に物騒なワードがみっしりと並んでいた。

私はテロリズム関連のことをTwitterにメモることが非常に多いのだが、その中で、報道記事に書いてあること、記事に引用されているテロ組織の発言などとして「殺す」だの「死ね」だの「爆破する」だのといった《脅迫》の文言を、多くはカギカッコに入れた状態ではあるが、Twitterに投稿することが日常的にある。私もアルゴリズム様の命じるまま、アカウントをサスペンドされることになるんだろうか。私の考えを述べたわけでもない文章の中の文言であっても、アルゴリズム様はカギカッコを読んでくれはしないだろう。

また、日本語独特の体言止めのスタイルで、「殺害」だとか「爆破」だとか書いた場合に、そのアルゴリズム様とやらはどう判断してくださるのかが大変に不安だ。例えばこんな文――「武装組織が議員の車の下に爆弾を仕掛け、車を爆破、議員を殺害」(この事件のこと)。この文は《話者の意味》としては「車を爆破して、議員を殺害した」という過去形として書いているのだが、これが「車を爆破し、議員を殺害せよ」という命令文では*ない*と判断できる高度なアルゴリズム様はたぶんまだ実在しない(「1979年3月30日」という《過去の一点》を示す文言が同一文中にあれば、この文が「爆破して、殺害した」という過去形だと判断することはできるかもしれないが)。人間だってそう判断するには、実際には(たとえ言外にであっても)参照すべき《文脈》が必要なのだ。そしてTwitterの個別のツイートにはその《文脈》のための余地はない。

つまり「Twitterユーザーが、蚊への脅迫でアカウントを凍結された」という問題は、もし本当にあるのなら、私の問題でもあるのだ。

もしそんなことが本当にあるのなら。

では、誰かこの@nemuismywife/@DaydreamMatcha氏に話を聞いているのか。

記事を見る限り、BBC Trendingは少なくとも何もしていない。同氏の発言をそのまま(英語に訳して)引き写しているだけだ。

で、誰か同氏の発言内容が事実に照らして正しいと確認を取ったのだろうか。勝手な思い込みではないという保証は?

mosquitotwitter03-min.pngこの件、上述のとおり、@nemuismuwife氏のアカウント凍結は8月19日のようだが、8月末に「珍ニュース」として英語圏で爆発的に広まっている。それらの英語記事をたどってみるとBBC Trendingの記事(というより世間の受け止め方は「BBCの報道」なのかもしれないが)のほかにもうひとつ、SoraNews24(RocketNews24英語版)の記事が元記事として参照されている(たとえばDaily Dotがそうだ)。このSoraNews24の記事も、何も裏など取っていない。ただ「Twitterは投稿される文をスキャンして問題発言を特定している」ということを既成事実として書き(そんな事実が本当にあるのかどうか、あるとしてどの程度のものなのか、私は知らない。つかそれが本当だったら、ネオナチの物騒な発言や性差別者の脅迫や北アイルランドで武装闘争を継続する方向の人々の発言がTwitter上にごろごろ転がってる理由がわからないんだけど……)、「@nemuismywife氏はその網にひっかかってしまったのだ」と断定してかかっている。SoraNews24の記事はめんどうなので全文は読んでないけど、記事末尾には "Source: Hachima Kiko" と記されている……って、おいおい……。これはいわゆるソース・ロンダリングじゃないっすか。

いずれにせよ「はちま起稿」→「ロケットニュース24の英語版」という流れに乗った話題だ。全体から見ればニッチな界隈での話題だ。BBC Trendingがどのようにしてこんなニッチな話を突き止めたのかはわからない。SoraNews24をソースにしているふうでもないし(BBC Trendingでは参照したネット上の記事にはリンクをはるのが通例)、記事を書いた人は、Twitterを見る限り日本語ができるふうでもない(Twitterで日本語を使っていないだけかもしれないが……もしそうだったら失礼な言動をおゆるしください)。事情がどうであれ、BBCが記事にしたことでこの話題は世界中にわーっと広まった。それは確実だ。

しかし、広まったからといってそれが真正な情報とは限らない。少し時間が経過した段階で、何かを確認しようとして、BBC Trendingの記事から@DaydreamMatcha (凍結された@nemuismywifeの代替の新アカウント) に飛ぼうとしてみたのだが……あら大変、アカウントが消えているわ。

mosquitotwitter04-min.png

と、ここまできたところで、「蚊を脅迫してTwitterサスペンド」の英語記事を探すため元のアカウント名@nemuismywifeでGoogle検索したときに、当該アカウントのキャッシュが残っていたことを思い出した。

mosquitotwitter05-min.pngそうして参照したGoogleのキャッシュには、BBC Trendingなど英語圏の記事の書き手は全然チェックしていそうにないユーザーのプロフ(bio)が残っている。@nemuismywife氏のユーザー名は「力ーネノレ・サソダーヌ(24)」(「カーネル・サンダース」とは言っていない)、bioは「NKNG動物園⇒MEBR精神病院⇒県立森友工業学園爆破⇒私立ワッフルヶ丘高校⇒チネラスカ大学法学部⇒法律事務所ファミクロス所属弁護士⇒国際ニート連合会終身名誉会長」で、居住地は「アメリカ合衆国 チネラスカ州」。個々の文言の意味は私には全然わからないが(見る人が見ればすぐにわかるだろう)、非常にうさんくさいというか2ちゃんくさい。


Google検索をもう少し掘ってみたらTweetzというウェブサービス(Twitterログ保管)のページが出てきた。ここに、Googleキャッシュよりも前の状態で@nemuismywifeのアカウントが保存されていて、そこにはこのようにあった。

feh_bor.jpg

@nemuismywife via kwout(ただし画像は個人名と思われる部分を加工済み)



この「居住地」がやけに具体的なことが気になって、これもまたGoogle検索してみたら……あっ。

mosquitotwitter06-min.png

あの弁護士さん絡みじゃないっすか。

小林麻央さんが亡くなったことが公にされる前に「姪」だとかいうツイートが流れたことで大騒ぎになったけど、私が知ったのはもっと何年も前、何かの折に「ほりえもんの似顔絵(に見える似顔絵)をアバターにしているアカウント」が何か面倒を引き起こしていて、それについて誰か親切な人が「それは2ちゃんのネタなので、スルーしてOKっすよ」と教えてくれたときだ(「スルーしてOK」と言われたとおり、本当に何の話題だったかもきれいさっぱり忘れてしまって、ログも探し出せないのだが、その後何度か繰り返して話題になっていたので「あの似顔絵」ということは忘れなくなってしまっているし、何かの爆破予告のときだったと思うが、あまりの異常事態で少々調べてみたこともある)。

で、このようなプロフ&居住地のアカウントの発言をそのまま信じることができるかどうか。

というか、信じるかどうか。

私なら信じないけど、SoraNews24の人とかBBC Trendingの人は信じたんですね。

私にはお茶が必要……ていうかできれば成分……

2603110_a8085fe7.jpg

一息ついたところで、ネット上で「2chのネタ」にされ、さんざんなりすまされてきた弁護士さんの言葉。
ーー(小林麻央さんの件で)RTしたり、反応した人の中には、唐澤弁護士への誹謗中傷を行ってきた人たちとは異なるタイプの人たちが、真剣に腹を立てたり、信じたりしている様子が見てとれました。今回なぜこんなにも多くの人が信じたのでしょうか

事実の確認もなく、まず初めに拡散してしまいました。そして、噂が噂をよび、読む人のなんらかの感情を刺激し、批判、バッシングが行われてしまったのだと思います。

ーーどうしたら、私たちは偽情報に惑わされないのでしょうか

発言があろうがなかろうが、出処をちゃんと正しいかどうかを考える視点を持たないといけないと思います。

https://www.bengo4.com/internet/n_6277/

※bengo4.comさん、どうでもいいんですが、長ダーシ2本であるべきところがオンビキ2本になってて気になります……

この「蚊を脅迫してTwitterサスペンド」という話は、日本語圏では「自由な発言ができない」「言葉狩り」云々の議論を引き起こしているようだ。「これからはうっかり『死ね』などと書けばアカウントが凍結されるかもしれない」、「タヒと書くなど回避策を講じればよいと思うかもしれないが、それもそのうちに禁止ワードになる」といったように、仮定はエスカレートし、派手なナラティヴでごてごてにデコった状態になっていく。ちっちゃい海老が、どんぶりからはみ出さんばかりの海老天になるように。

しかしその脅威論に実体はあるのだろうか。

それを確認するためほかの発言を見てみようにも、「蚊を脅迫してサスペンドされた」というご本人がもうTwitterにいないようなので、どうにも確認ができないのだが。

※なお、本稿においては、転記に際し半角カナを全角に改めた箇所がある。

※この記事は

2017年09月01日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 11:00 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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