Vandals damage Stonehenge
http://afp.google.com/article/ALeqM5i_fwjV5VNb6tXO2ZgRZKlP3RosmQ
夜間に敷地内に侵入した男2人が、とんかちとドライバーで、Heel Stoneを削り取った。ストーンヘンジは24時間体制でがっつり警備されていて、このときも警備員が気付いたので、不届き者はダッシュでフェンスの外に逃げ出し、車で逃走したたそうだが、ヒールストーンからは大きめのコイン大(BBC記事によると10ペンスの大きさ、日本だと500円玉くらい)が削り取られ、2.5インチ(6センチくらい)の傷が残ってしまった。ストーンヘンジを管理するイングリッシュ・ヘリテージでは、削り取って記念品にしたかったのではと話している。
この事件については警察に届けられており、地元ウィルトシャーの警察では「以前にも不審な行動をとる男2人が目撃されていたが、その2人が今回の犯行を行なったのではないか」としている。
鼠小僧のお墓じゃないんだから削るなよ、と思うのだけど、BBCの解説にもあるとおり、19世紀まではストーンヘンジは「削って持ち帰る」ことが公認されていた、というか、禁止されていなかった。今残っているストーンヘンジは、そういう荒波(?)を乗り越えて、何千年もそこに立ち続けているものだ。
で、「ストーンヘンジがなぜ作られたのか、どのように作られたのか」は、英国では「ネッシーの謎」と同様に非常に多くの研究者(アマチュアを含む)の関心の対象となっているのだが、今年、40年ぶりに発掘作業が行われた。
その様子は、ナショナル・ジオグラフィックが特集番組として放送するらしい。(放映日は6月1日。)
http://channel.nationalgeographic.com/episode/stonehenge-decoded-3372/
この特集番組の宣伝に一役買ったのが……「ストーンヘンジ」といえば彼らしかいない。Where the dew drops cry and the cats meow!
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「18"」の悲劇(笑劇):
http://www.youtube.com/watch?v=A3PTVQ6UJ8U
というわけで、「Spinal Tapのナイジェル・タフネル」が、「ストーンヘンジは誰が、どのように、何のために作ったのか」について自論を展開しているのだが、これは、お茶飲みながら見るもんじゃないです。ははは。"BuilDER." が頭ぐるぐるする。
http://channel.nationalgeographic.com/channel/videos/player.html?channel=1804&category=24333&title=05392_00
※このビデオについては、Google News経由、contactmusic.comの記事から知りました。ついでにいうと、nationalgeographic.comのページではビデオが再生されず音だけになっていたので(たぶんflash playerの何かがおかしいのだと思う)、別のところから見ました。
「ナイジェル・タフネル」のインタビューは5本。それぞれ1分45秒くらいの長さで全部見ても10分もかからない。でも内容は濃い。
1本目の Nigel Tufnel's Theories は
"Do you think the builders of Stonehenge played music?"
"BuilDER."
"Builder..."
"Yeah. One man."
"... One man built Stonehenge."
"Yeah."
という調子。インタビュアーも細かいし、まったくもう。(笑)その「たった一人のビルダー」は「ダンカン」さん(「ダンカ」さんとも)だそうです。
2本目の Nigel Tufnel and Stonehenge Origins は、「ナショナル・ジオグラフィックで放映される番組では、現代では最大規模の
発掘調査が行なわれ、単なる『セオリー(仮説)』というよりはもっと実証的ななんとかかんとか」という話がメインで、あとは言葉遊びと、いかにも「ナイジェル・タフネル」らしい会話をお楽しみください(パペットショーって……真顔で言うな。)。
3本目の Nigel Tufnel's Experiments は、音しか聞けてないのだけど、だんだんニューエイジの疑似科学のパロディの感じになってきて、4本目の Nigel Tufnel in the Lab が、破壊力でかすぎ。ニューエイジの疑似科学のパロディ(「音を聞かせると土が変質する。同じように、いろいろあって木が石になったものがストーンヘンジなんだ」説)から、「あれは実はアンプだったんだよ!」に一直線に展開。ぎゃははは。
最後の Nigel Tufnel's Viewing Habits は、「今回の番組をごらんになってもまだ、自説を撤回しないのでしょうか」というインタビュアーのツッコミに「反論」するナイジェル。果ては「頼むからUFOとか言うなよ Please don't say UFO.」で、また話が地すべりを起こしたところでオチ(「UFOはちょっとイングランドは寒いなってことでエジプトに行ったんだよ!」)。
というわけで、ものすごく古典的な「CM」の手法(いちいち固有名を入れる、など)をとりつつ、「ストーンヘンジにはまったく興味はないがスパイナル・タップは好きだ」という人(そんな人はいないと思うけど)が見て楽しめる内容の「にせインタビュー」、しかし、果たしてこれで番組の宣伝になっているのだろうか……。どんな番組なのかはこれを全部見てもほとんどわからない。
個人的には、この企画に「ナイジェル・タフネル」を起用するというアイデアを出した人、そのアイデアを通した人に、スタンディング・オベーションを送りたい。すばらしい。すばらしすぎる。
なお、こんないかしたロック野郎の「ナイジェル・タフネル」ことChristopher Guestは、実際には Christopher Haden-Guest, 5th Baron Haden-Guest, つまり「男爵」であり(1996年にお父さんが亡くなって爵位を継いだ)、1999年の上院法改正で世襲貴族の大半が上院に議席を持つことができなくなるまで上院議員をつとめ、在職中もその後も「確かに世襲はおかしい。上院も議員は選挙で選ぶべき」と主張している。ロッケンロー!
http://en.wikipedia.org/wiki/Christopher_Guest
スパイナル・タップと「ストーンヘンジ」については……映画を見て感銘を受けた大学生が、後にミルウォーキーに開いたライヴハウス(映画に出てきたライヴハウスの名前を取って「シャンク・ホール」と名づけた)に、「18 x 18」のストーンヘンジが実在しているとか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Spinal_Tap#Trivia
※この記事は
2008年05月24日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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Ruinsの『ストーンヘンジ』っていうのが、実に味わい深い。
味わい深すぎてむせた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005IGGG/nofrills-22/
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7426195.stm