Divide and Rule
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/panorama/7334308.stm
放送後1週間は確実に、上記URLから視聴可能(英国外からでも。英国内にいるなら、iPlayerを使ったほうが画質がよいはず)。
音声・映像とも粗く、北アイルランド・アクセントだから非常に聞き取りづらいが、28分時間があれば、見てみる価値は十分にあると思う。
レポーターはDeclan Lawn(デクラン・ローン)。彼はバリミナに生まれ、デリーで育った。バリミナはイアン・ペイズリーの本拠地、デリーはマーティン・マクギネスの本拠地だ。
今でこそ「チャックル・ブラザーズ」としてぶいぶい言わせているペイズリー&マクギネスだが、NI紛争においてはまったくの敵同士だった。デクラン・ローンの家はカトリックで、紛争がひどくなるにつれ、プロテスタントが多いバリミナにいづらくなってデリーに引っ越したそうだ。
そういう人が、デリー、バリミナ、ベルファストを取材して回ってまとめたのが、このPanoramaのレポートだ。
放送の翌日、Slugger O'Tooleのコメント欄でちょっといろいろあったようで、私はそれの痕跡しか知らないのだけれども(つまり、いろいろあったのをリアルタイムで見てはいない)、番組を見て、ああこれはいろいろありそうな、ということだけは。
で、さすがにBBCのストリームの音質では3割くらいしか聞き取れてないと思うので(レポーターのはっきりした言葉は別として)、もう一度見直してみて、それから書くことにしたい。
っていうか、めちゃくちゃ重いんですけど。
※この記事は
2008年04月12日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/newsnight/10_days_to_war/
このページから当時(と言っても5年前)のニューズナイトにいくつかリンクしていて、ロビン・クックの辞任演説見てしんみりした。
ご無沙汰してましてすみません。
アーンド、コメントより本文の完成を優先させるべきだろうということでコメントのレスが遅くなっております。
10 Days To Warは、BBCのウェブサイトでも、UK Only (Cannot play media. Sorry, this media is not available in your territory. というメッセージが出る) であるため、ここで紹介する意味もないと判断し、ブクマだけしてあります。こういう番組をBBCが制作するということはすごいことですが、本編を見ることができないのでいかんともしがたい。個人的には、「イラク戦争」が「歴史」になったときに貴重な参考資料になりうるだろう、と、本編を見もしないで思ってはいます。そういうものをBBCが制作することには敬意を。
で、このエントリで言う「重さ」は、政界再現ドラマの「重さ」とはまったく別のものです。コミュニティにおけるセクタリアン暴力というのは、被害者が加害者であり加害者が被害者であるという構造の暴力であり、「語る」こと、「語り」を理解することが非常に難しい。このパノラマでは、NIに生まれ育ってまさにその中を生きた記者が、カメラとマイクを持って、実際にその場所で、その人びとに話を聞いているわけで、仮にことばはほとんど聞き取れないにしても、映像としての情報だけでも、その「重さ」は、ちょっとキます。インタビューに応じているロイヤリストの人(30代かな)があまりにコワモテだったりとか。