「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2008年04月12日

BBC Panorama: Divide and Rule

7日に放送されたBBC Panoramaの北アイルランド特集の回を、今、見終わった。

Divide and Rule
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/panorama/7334308.stm

放送後1週間は確実に、上記URLから視聴可能(英国外からでも。英国内にいるなら、iPlayerを使ったほうが画質がよいはず)。

音声・映像とも粗く、北アイルランド・アクセントだから非常に聞き取りづらいが、28分時間があれば、見てみる価値は十分にあると思う。

レポーターはDeclan Lawn(デクラン・ローン)。彼はバリミナに生まれ、デリーで育った。バリミナはイアン・ペイズリーの本拠地、デリーはマーティン・マクギネスの本拠地だ。

今でこそ「チャックル・ブラザーズ」としてぶいぶい言わせているペイズリー&マクギネスだが、NI紛争においてはまったくの敵同士だった。デクラン・ローンの家はカトリックで、紛争がひどくなるにつれ、プロテスタントが多いバリミナにいづらくなってデリーに引っ越したそうだ。

そういう人が、デリー、バリミナ、ベルファストを取材して回ってまとめたのが、このPanoramaのレポートだ。

放送の翌日、Slugger O'Tooleのコメント欄でちょっといろいろあったようで、私はそれの痕跡しか知らないのだけれども(つまり、いろいろあったのをリアルタイムで見てはいない)、番組を見て、ああこれはいろいろありそうな、ということだけは。

で、さすがにBBCのストリームの音質では3割くらいしか聞き取れてないと思うので(レポーターのはっきりした言葉は別として)、もう一度見直してみて、それから書くことにしたい。

っていうか、めちゃくちゃ重いんですけど。

※この記事は

2008年04月12日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 18:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | todays news from uk/northern ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ども、久しぶりです。ものすごーーーく忙しくて、いまも忙しいんでろくにネットサーフィンもできてない(テレビも見てないし映画も見てないし新聞も読んでないのないない尽くし)、なので、これも見てません(し、見たところでわたしのリスニングスキルではアイリッシュアクセントは荷が重い)が、三月に放映した10 days to warは見ました? ニューズナイトの時間枠の冒頭の10分を使い、放送時間前に毎日放映していた連続ドラマです。豪華な役者陣もすごいけど内容も重たい。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/newsnight/10_days_to_war/

このページから当時(と言っても5年前)のニューズナイトにいくつかリンクしていて、ロビン・クックの辞任演説見てしんみりした。
Posted by 在英のチコ at 2008年04月12日 20:52
>チコさん
ご無沙汰してましてすみません。

アーンド、コメントより本文の完成を優先させるべきだろうということでコメントのレスが遅くなっております。

10 Days To Warは、BBCのウェブサイトでも、UK Only (Cannot play media. Sorry, this media is not available in your territory. というメッセージが出る) であるため、ここで紹介する意味もないと判断し、ブクマだけしてあります。こういう番組をBBCが制作するということはすごいことですが、本編を見ることができないのでいかんともしがたい。個人的には、「イラク戦争」が「歴史」になったときに貴重な参考資料になりうるだろう、と、本編を見もしないで思ってはいます。そういうものをBBCが制作することには敬意を。

で、このエントリで言う「重さ」は、政界再現ドラマの「重さ」とはまったく別のものです。コミュニティにおけるセクタリアン暴力というのは、被害者が加害者であり加害者が被害者であるという構造の暴力であり、「語る」こと、「語り」を理解することが非常に難しい。このパノラマでは、NIに生まれ育ってまさにその中を生きた記者が、カメラとマイクを持って、実際にその場所で、その人びとに話を聞いているわけで、仮にことばはほとんど聞き取れないにしても、映像としての情報だけでも、その「重さ」は、ちょっとキます。インタビューに応じているロイヤリストの人(30代かな)があまりにコワモテだったりとか。
Posted by nofrills at 2008年04月15日 15:05

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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