Remembering Derek Jarman
http://www.youtube.com/watch?v=Uc38_kkJMqs
この映画は今年のサンダンス映画祭で上映され、命日の2月19日には、英国ではMore4で放映される。
Bloombergのサイトに、7日付で、監督のアイザック・ジュリアンのインタビューが出ている。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601088&sid=a2PwWjtTVD7s&refer=home
サンダンスのサイトにある作品紹介から引用:
http://www.sundance.org/festival/film_events/alphabetical.asp?alpha=d-f
It is lovingly crafted by filmmaker and friend Isaac Julian, who assembles a moving collage of rare home movies, film clips, and interviews, and a cinematic love letter from actress Tilda Swinton. Her input serves as the poetic overlay telling the whole truth about the life Jarman led, and the cultural abyss left by his absence. ... Historians can tell us what happened, but it takes another artist to show us what it felt like to be there. When Swinton recites "Dear Derek" at the opening of the film, it can be interpreted as both salutation and adjective because Jarman was dear to so many as inspiration and friend. The creation of Derek will thankfully go counter to Jarman's offhanded last wish and not let him "evaporate."
サンダンスのテレビ放送用インタビュー(アイザック・ジュリアンとティルダ・スウィントン)@サンダンスのYouTube公式:
http://www.youtube.com/watch?v=lA_T_VPJPAk
ははは、「言えません、アメリカのテレビでは」。(笑)
BBC Newsのクリップには、サンダンスの作品紹介文にあるティルダ・スウィントンの手紙の朗読の部分が少し入っている。彼女はその手紙について「死後数年経って書いたもので、とてもパーソナルなものです」と語っている。(しかしティルダ・スウィントンの容姿を見ていると、「没後14年」にもなるなんて信じられない。)
映画の核となるのは、1990年に丸一日かけて行なわれたデレク・ジャーマンのインタビューだそうで(本人に語らせる、というコンセプト)、今年1月のサンダンスのときのティルダ・スウィントンのインタビューを読んでも、「時間」というものについてものすごくおもしろい経験をさせてくれそうな映画だなあ、見たいなぁ……アップリンクさん、待ってます。
なお、2月23日からはロンドンのハイドパークにあるサーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery)で、デレク・ジャーマンの回顧展が催される(4月13日まで)。キュレーターはアイザック・ジュリアンで、ジャーマンが遺したスーパー8の映像とBlueのインスタレーションと絵画作品を見せてくれるのだそうだ。
http://www.serpentinegallery.org/2007/04/derek_jarman_curated_by_isaac.html
http://www.dexigner.com/art/news-g13379.html
映画については、放映日が近くなったらガーディアンに出るだろうから(系列なので)、また記事が出たときにでも。
ティルダ・スウィントンが出ているデレク・ジャーマンの作品:
カラヴァッジオ ナイジェル・テリー ショーン・ビーン デクスター・フレッチャー アップリンク 2001-02-26 by G-Tools |
ラスト・オブ・イングランド ティルダ・スウィントン スペンサー・レイ デレク・ジャーマン アップリンク 2000-07-25 by G-Tools |
ガーデン デレク・ジャーマン アップリンク 2005-03-25 by G-Tools |
エドワードII(セカンド) スティーヴン・ウォーディントン アンドリュー・ティアナン ティルダ・スウィントン アップリンク 2000-08-25 by G-Tools |
→ エドワード2(廉価版)もあり。
WAR REQUIEM デレク・ジャーマン アップリンク 2004-04-23 by G-Tools |
ヴィトゲンシュタイン カール・ジョンソン マイケル・ガフ デレク・ジャーマン アップリンク 2000-09-26 by G-Tools |
→ ヴィトゲンシュタイン(廉価版)もあり。
ブルー デレク・ジャーマン アップリンク 2000-05-25 by G-Tools |
※この記事は
2008年02月08日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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