「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年12月18日

音声でボキャビルできる優れたサービス、iKnow!

「英語学習SNS」の iKnow!話題になっている。私も一応英語屋だから気になってはいたのだが、「運営会社」の説明を見たら「アゴス・ジャパン(旧ザ・プリンストン・レビュー・ジャパン)」とあるし(「プリンストン・レビュー」さんといえば米語だ)、米語しかないのだろうと思って、こんなにBrit英語にどっぷりのあたくしが……と横目で見ていた。(嘘ではありませんがかなり誇張してます。念の為)

しかし、よく見たら「さらに!TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」「同・リーディング [UK/AUS版]」というコースがあるではないか。それでは、ということで登録して数レッスンこなしてみた。

結論としては、レベルさえ適合すれば、アメリカンよりむしろブリティッシュ・アクセントに興味のある方も登録して使ってみて損はないです。

あと、英語は高校でやったきり(それもさほど得意科目ではなかった)、文法用語とかわけわかんね、という人には非常によいシステムを提供してくださるサイトさんだと思う。基礎レベルが非常に充実。

ユーザー登録はしていなくても、好きなコースを選んで1回分のレッスンを試せるので、「説明はいいからとりあえずどんな感じか見てみたい」という方はどうぞ → iKnow!

以下、一応英語屋が数コース・数レッスン試してみた上での説明と感想を。

■「目に見える」ボキャビルを、音声と例文で:
iKnow! のレッスンはボキャビル(語彙力増強)を中心として進められる。ボキャビル兼暗記用定番フレーズの学習サイト、という感じだ。一度やった語は「記憶定着率」という数値とともに、メンバーページの「マイアイテム」というところにまとめて表示され、「これは覚えた」とか「これはやった」とか、「これは苦手」といったことが目に見える。この「目に見える」ということは、ボキャビルにおいてはとても重要なことだ。

「記憶定着率」は一度レッスンでやったときにミスなしなら27%、何らかのミスがあればそれより下。同じ語が数レッスンにわたって何度か出されるので、ゆくゆくは100%になる。100%になるまではしつこく出題されるそうだ。(私は古い人間なので、「なかなか覚えられない語は紙に書いていつも目に付くところに貼っておく」方式の方が効率的に覚えられるのだが。)

そして、そのボキャビルのレッスンとは、「英語→日本語、英語→日本語、日本語→英語、英語→英語」というサイクルで、文字と音声でがんがん繰り返される、というものだ。(このサイクルについては詳細後述。)

そのときに、「例文」という形で、レベルに応じたある程度のボリュームのある自然なセンテンスが示される。この同じ「例文」には、レッスンを通じて何度も接する。これも学習にとって、非常に重要なことだ。あと、「例文」の質が高いのも特筆に価する。(ただ、基礎レベルは「例文」というより、「暗記用お決まりフレーズ」だけれども。)

だが、その「例文」には、いわゆる「文法的解説」はない。これをどう評価するかによって、この教材が合う、合わないが生じるだろうけれど、ちょっとでも関心がある人は、とりあえず使ってみて損はないと思う。無料だし。

※なお、登録に必要な情報はメールアドレスとユーザーネームだけです。ユーザーネームはあとからの変更はできません。あと、特別のアプリケーションのインストールなどはまったく不要です。ブラウザとプラグインだけでOK。JavaScriptは有効で。

■多様な音声に接しながら:
まず、英語の単語は、目では読めるし、書くこともできるのだけれども、耳では確認すらも覚束ない、もちろん口で言うことができない、という人にとっては、iKnowはまさに理想的なツールかもしれない、というのが、教材についてはずぶの素人ではない者が数レッスンこなしてみた段階での感想。

音声は、iKnowのサービスの最大の特徴のひとつ。とにかくサイト内にある英単語すべてに音声がついている、という状態。それから、1つのレッスン内で複数の男性と複数の女性の声で聞けるので、「教材のCDを吹き込んでいる人の声なら聞き取れるが、他の人の声だと聞き取れない」といったことで壁にぶち当たっている人にはいい感じでブレイクスルーを提供してくれるかもしれない。

で、「TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」のコースでは――TOEICでのUK/AUS音の扱いがそうなんだから当然のことではあるのだが――、これがもう、変なたとえだけれども、BBC Radioの音楽番組にアメリカのミュージシャンがゲストで登場して、わんやわんやとおしゃべりする、といった感じを、「例文」単位の教材に落とし込んだ感じ……ってわかりづらいよ! とにかく、イングランド南部のお上品イングリッシュと、アメリカン(北米、たぶん東海岸かカナダの南部)の男声・女声乱れ打ち。オージーがあるかどうかはちょっとわからなかった(けど、"today" が "to die" になるという、コックニーと同系統の「音化け」はなかったと思う)。

ということで、複数のアクセント(<訛りのこと)に接することができるのだけれども、 [UK/AUS版] であるからといって、すべてUK/AUS調、というわけではないから、反米語主義者 (not 反米主義者) にはちょっとたるいかもしれない……ってことは、ある程度「反米語」を公言している人間が運営しているこのブログだから書いておいたほうがいいと思うんで、書いておきます。(批判とか非難が目的ではないので、そこは誤読しないようお願いします。)

# んー、どうせ「多様な音声」にするなら、できれば、イングランド各地のアクセントと、スコットランドのグラスゴウのアクセントと、アイルランド南部か西部のアクセントでやってほしー、と思うのはワガママだし、そもそもあまりにニーズが少ないだろう。でも誰かやってほしー。あったら教えてほしー。

個人的には「多様な音に触れる」ということがこれだけ受け身にできて、しかも音声中心でボキャビルができるというのは、すばらしいことだと思います。カセットテープを使って「LL教室」でオーラル・コミュニケーションの授業を受けていた時代にはとても考えられない。

■でも常に「日本語」が介在する:
さて、上に書いたように、レッスンは「英語→日本語、英語→日本語、日本語→英語、英語→英語」というようなサイクルで進んでいく。具体的には次の通り。

STEP 0: アプリの立ち上げ
レッスンのアプリは、「チャンネル一覧」から勉強したいコースを選んで、「学習アプリ」から「iKnow! を使う」をクリックすると(下図参照)、別窓で立ち上がる。

iknow04.png

アプリを立ち上げたら画面の指示に従い、「Start」をクリックする。1日3レッスンがだいたいの目安ということで設計されているみたい。一気にまとめて6レッスンやるより、2日にまとめて3レッスンずつやるほうが効果も高い作りなのだと思う。

STEP 1: 予習(5語なら10〜15秒ほど)
レッスンに入る前に、今回のレッスンに出てくる語の一覧が表示される。それぞれの語に音声と「意味」(訳語)がついているので、各語をクリックしてそれを確認しておく。

仮に、次の5語を学習するレッスンだとしよう。
  society
  song
  soy
  soft
  sorry

STEP 2: 「英語と日本語」(レッスン開始)
「次へ」をクリックしてレッスンに入ると、まず英語の単語1語が画面に示される。
画面例: society 
※例は以下、すべて私のオリジナルです。


そしてその語の音声が流れ、「意味」(というより「訳語の例」)が日本語で示される。音声は再生ボタン(スピーカーのアイコン)を押せば何度でも聞ける。
画面例: 社会


その画面の下の方にタブがあり、「例文1」、「例文2」が参照できるようになっていて、さらに「スペル練習」のタブがある。タイピングが苦手な人はこのタブをクリックして、「スペル練習」をしておくのがよいだろう。

「例文1」、「例文2」はタブをクリックしないと表示されないが、ここで確認しておくのがよかろう。例文のそれぞれに音声がついている。音声は再生ボタンを押せば何度でも聞ける。
画面例1: A society consists of individuals.
画面例2: We live in a modern society.


これを1語分として、この段階で3語分がまとめて流される。上記の5語でいえば、society, song, soyの3語について、英語の表示、音声、日本語での「意味」の表示、例文とスペル練習のタブが、1語ずつ順番に出てくる。

STEP 3: 英語→日本語
3語分すべて終わると、次は「英語→日本語」のプロセスになる。
画面例: society の意味がわかりますか?


「回答」の画面には複数の選択肢が示される。制限時間内に正答を選ぶ。
画面例: 1) 会社  2) 好み  3) 社会  4) 草原……


これが教材として案外クセモノだ。Society のような単純な語であればさほど問題はなさそうだが、ここで日本語の複数の語をスキャンするという作業は、「英語で考える」というプロセスを寸断してしまうからだ。この点はちょっと微妙な問題だが、出てくる語が「なんだ、こんなの全部知ってるよ」というようなものなら、上のレベルのコース(GMATなど)にいったほうがいい。見たこともない語、見たことくらいはあるかもという語が連発されるコースであればこういう形式で問題なくできるはずだ。

コースのレベルが低すぎる場合、「英語で考える」というプロセスが寸断されるほかにも問題がある。英語と日本語が1対1で対応していないために、自分が既に知っている語について自分がふだん当てはめている「訳語」と異なるものが画面に表示されているときには、この「正答を選ぶ」という作業はまったくもって余計な作業となるのだ。集中力がそがれてしまい、学習効果があまり期待できなくなる。

もしも、とりあえずやってみたコースのレッスンのレベルが自分には低すぎるようなら、ディクテーション(後述)だけやって、コースを上に上げたほうがよい。

閑話休題。

先ほどの設問で正答すると、最初に単語が出てきたときにタブで表示された「例文」のひとつが表示され、音声が流れる。このとき日本語訳も表示される。この「例文」はこのレッスンで繰り返し出されることになる。暗記用例文としてメモるまでもなく、覚えてしまうだろう。
画面例: A society consists of individuals.
     社会は個人で構成される。


このセット、すなわち「英語→日本語」の「語義(意味)」(訳語)のチェックと例文の提示が、society, song, soyの3語分、行なわれる。

STEP 4: 英語→日本語(例文)
既にやった3語のいずれかの「例文」が表示され、読み上げられ、課題となっている語が色つきで表示される。その語の意味がわかるかどうかがここでの設問。
画面例: A society consists of individuals.


正直、これはTOEIC直前対策として「TOEIC上級」コースを受ける場合には省いてもよいプロセスだと思うが、例文の音声が重要なファクターではある。(TOEICは日本語を介在させているとあまりいいことがないと私は思う。)

STEP 1 (returns): 英語→日本語
ここまで進んだ段階で、これまでの3語に含まれていない語について同じものが表示される。「割り込んでくる」という感じ。
画面例: soft
  ↓
画面例: 柔らかい
  ↓
画面例1: The bed was too soft for me.
画面例2: She spoke in a soft voice.


STEP 4 (returns): 英語→日本語(例文)
さっき出てきた語ではなく別の語でSTEP 4が繰り返される。
画面例: I like this song so much.


STEP 5: 日本語→英語
今度は日本語から英語にする作業。自分には不要だからと飛ばしたいと思っても、それはできないようだ。そこは残念。
画面例: 社会
回答画面例: 1) soy  2) society  3) song ...


# なお、選択肢には「該当なし」もある。これは、本音で言えば、教材としては私は好きではない。

……と、このように段々と語数を増やしながら、いろんな単語の「英語→日本語」、「日本語→英語」の乱れ打ち状態となる。

STEP 6: 英語→英語(部分ディクテーション)
さて、このレッスンで学ぶ語すべてがSTEP 5まで進んだ段階で、次の段階に入る。ここでやっと「英語→英語」だ。

画面に「例文」の一部が欠落したものが表示され、音声が流れるので、欠落した部分をタイプして補う(部分ディクテーション)。
画面例: A __________ consists of individuals.


制限時間ありで、タイピングが苦手な人には不利だが、タイピングの練習だと思うことにするのがよいだろう。あと、入力モードを半角英数に切り替えておかないと無駄に手間取るので注意。(これは、アプリのウィンドウを開いたときに日本語入力を無効化するとかいった対処をしていただきたいところだ。)
これで1回分のレッスン終了。

ちなみに、この部分ディクテーションでの「正答」、「微妙に間違い」、「まったくダメ」の表示例は下記の通り。じっくり見て自分の弱いところをチェックしたい(タイピングソフトで「あなたの苦手キーはSとTです」って出るみたいに、「-ent と -ant 語尾の区別が弱い」とかっていうのがデータベース的に出てきたら素敵なのだが)。

正答:
iknow01.png

微妙に間違えた:
iknow02.png

全然ダメ:
iknow03.png

※キャプチャ画像からの例文の転用を防ぐ目的で、画面の一部をぼかしてあります。会員制サービスなので念のために。

この後の画面で、レッスンで扱われた語それぞれの「記憶定着率」が表示される(この画面でも、語をクリックすれば音声が出ます)。1回目は、既に知っていた語でも1回しかやっていないということで、ミスがなくても27%にしかならないが、自分で「もうこの語はやらなくていいや」と思ったら、[マイページ]→[マイアイテム]でチェックを外して保存すれば、もう出なくなるとのこと。

iknow05.png

■「日本語」は介在させたくない場合:
上で見たように、iKnow! のレッスンを取ると、どうしても日本語が介在してしまう。(将来的には「上級」と銘打ったコースで日本語を完全に排除したものができたらいいな、と思う。)

どうしてもそれが邪魔だという人は、Dictation(ディクテーション)だけを使うという方法がある。ディクテーションなら日本語は一切介在しない。

「ディクテーション」とは、英文を耳で聞いて、一字ももらさず書き取る作業のこと。これをやると、スペルがうろ覚えだとか、冠詞や前置詞で普通の会話なら特に聞き取ろうとしないところをいかに雑に扱っているかといった点が、いやというほど自覚できる。

Dictationは各コースのトップページでアプリを立ち上げて行なう。(iKnow! のボタンの隣にある。)

「TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」では1度に10問。最初は部分ディクテーション、次が全文ディクテーションで、レッスンで出てきた単語が使われている例文を書き取るのだが、レッスンを受けずにディクテーションを先にやるとなかなかスリリングでよろしい。

しかも、「TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」では、上に書いたようにアメリカンもイングリッシュも混ざっているから、全然気が抜けない。しかもこのイングリッシュの男性、かなり高速。(でも非常に聞き取りやすいです。いわゆる「BBCイングリッシュ」。でも声が、何かどこかスティーヴ・クーガンみたいなんだよなぁ。)

ただ、アプリの入力方法に慣れるまでちょっとやりづらいかもしれないのと、全文入力し終わった段階ではなく、語と語の間のスペースごとに「そこ違いますよ!」と指摘してくれて、ささいなミスタイプでもいちいち修正しなければ先に行けないというスパルタ仕様がなぁ。。。しかもミスタイプの修正がちょっと面倒で、例えば、
  example
を、誤って
  ezample
と入力してスペースで先に行こうとした場合、
  ezample
と表示され、ありゃりゃとそこまでカーソルを戻して、z → x に修正してカーソルキーで先に行こうとするとまた怒られる。で画面を見ると、
  ex_ _ _ _ _
ってなってて、つまり修正箇所の後ろは全部消えてしまうので再度入力が必要。こうなると、ディクテーションだかタイピング練習だかわかんなくなってくる。

なお、4回失敗するとアウト。きびし〜〜。

……というのが概要です。

■「日本語の介在」について:
上にも少し書いたけれど、「英語」の勉強をしていると「日本語」の介在は邪魔に感じられたり、あるいはそう感じられなくても益より害が大きくなる場合がある。

すっかり「上級者」になって安定していて、日本語は日本語、と切り離せる人ならまだよいのかもしれないが、「上級者」になりたけの人、つまり、日本語を介在させないと英語の文が理解できないという段階をようやく脱したばかりだという人は、自分が知っている範囲の単語が多いボキャビル教材を日本語を介在させてやることで逆戻りしてしまう可能性もなきにしもあらずだ。俗な言い方をすると、せっかく「英語脳」になったのに、また日本語という補助輪が必要となってしまう、という危険性もある。ご利用は計画的に。

■「TOEIC上級・リスニング [UK/AUS版]」と「同・リーディング [UK/AUS版]」にどこまで「UK/AUS」を期待できるのかについて:
まず、上に書いたように、「リスニング [UK/AUS版]」であるゆえ、UKらしい音声もあるのだが(AUSらしいのは今のところないかも)、ところどころで米音が出てくる。「多様な音に触れる」という目的ではよいかもしれないが、UK/AUSにこだわりたい人にはあまり向かない。そういう人はBBCの「英語学習」を利用したほうがよい。オーストラリアのABCにもトランスクリプトつきのニュース音声のコーナーはあったと思う。

そんなことより問題なのは、レッスンで単語のスペルをキーボードで入力するときに、UK/AUS綴りの -ise で入力すると「間違い」扱いしやがること。キィキィ。authorise と入力したら「いい線行ってます!」って(笑)。

文字数が変わってしまうUK綴り(colour, favour, encyclopaediaなど)は対応が難しいだろうが、文字数が変わらないもの(-ise 語尾のほか、centre, theareなど)は「正解」の幅を広げていただけたらなあ、と思う。(掲示板で要望中。)

タグ:英語

※この記事は

2007年12月18日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。

エントリーのご紹介を受けて、ざっと見ました。なるほど、という感じです。
英語に特化して、かなり適切にチューニングされている印象です。

学習者は互いの情報を強く求め合っているし、彼らにSNSを提供するというのはいいアイデアですよね。

とても参考になります。ありがとうございます!
Posted by kone at 2008年01月08日 12:54
koneさん、どうもです。

> 学習者は互いの情報を強く求め合っているし、彼らにSNSを提供するというのはいいアイデアですよね。

同感です。あとはそのSNSに、通常のブログと同じような「トラックバック」などの機能が搭載されるともっとよくなるかも、と。

あとは、ユーザーサイドで日本語の介在をon/offできるようにするとか、英英辞典の定義を参照できるようにするとかいうことになれば、と私は思います。実際、ある程度の段階に達している人は、日本語を介在させずにボキャビルしていると思うんですよね。専門用語や決まった言い回しは別ですが。
Posted by nofrills at 2008年01月09日 20:18

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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