「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年11月10日

ボキャビルしながら食料寄付

Web game provides rice for hungry
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7088447.stm

上記BBC記事で知ったのだが、英語のボキャブラリー・テストに1問正解したら、国連世界食糧計画(World Food Programme)を通じて、お米を10粒寄付、というオンライン・ゲーム、Free Riceを、http://www.poverty.com/ がやっている。
http://www.freerice.com/index.php

freerice.jpg

やり方は簡単。与えられた語と同じ意味の語(同義語)を、4つの選択肢から1つ選んでクリックするだけ。正解の場合はCorrect! と言ってもらえて、右側のお皿の上のお米が増え、次の問題が表示される。不正解の場合は、正解を教えてくれて(<これは案外うれしい)、次の問題が表示される。

出題される単語はランダムで、飢餓問題や貧困問題関連というわけではまったくない。単語テストがひたすら淡々と進んでいくだけ。

上の画像(キャプチャ)でいうと、
animalculeという語の意味は:
sun-worship
tiny organism
fact
puppets

というのが問題と選択肢。このように、問題で与えられている単語がボキャブラリーのレベル高め、選択肢は易しめ、という組み合わせが多い。英検対策問題集に時々あるような「問題も選択肢も全部con-なんとか」みたいな意地悪な問題ではない。でも、「与えられているのはすべてそんなに難しい語ではないのだが、同義語はどれかと言われるとわからない」というようなものもある。多義語だったり、あるいはその語の「コア・イメージ」を把握できていなかったりするのだろう。

基本的に「単語はわかんなければ辞書を引けばいいじゃん」という信念を強固に抱いている私は英語のボキャブラリーはかなり貧困であり、そんな私が言うのだから不確実なことだろうが、けっこう難しくてやりがいがある。VOCAB LEVEL 35を超えると、急に、選択肢が簡単になるのだが(問題がフランス語系の小難しい語<日本人には逆に簡単だったりする、選択肢が英語日常語、みたいな感じ)辞書を見ながら500粒寄付したところで、とりあえず今日はここまで。いつまででもできそうだけれども。

※でも個人的に、「ゲーム形式」だと結果の点数を見て満足してしまうので、今日、辞書をひきつつ正解した50問のうちの1割も定着しそうになかったり。まあそれでも500粒は誰かのご飯になるのでいいか。
タグ:英語

※この記事は

2007年11月10日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この数日の間に、Free Riceのサイトがアップデートされて、新しい機能が加わりました。また、1問正解で寄付される米粒が、10粒から20粒に増加しました。
http://www.freerice.com/index.php

■加えられた新機能:
トップページ右肩のOptionsをクリックしてください。下記の2つの選択肢が出てきます。
- Do not remember my vocabulary level and donation total on this computer.
- Please do remember my vocabulary level and donation total on this computer.

下のほうを選択すると、Vocab Levelと寄付した量が記憶されます(cookieかな)。

それから、各問題のページで、これまでは誤答したときだけに正解が示されましたが、今は誤答しても正答しても正解が示されるようになっています。語彙力を高める問題集としてますますいい感じになってきました。
Posted by nofrills at 2007年12月01日 02:20

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼