http://nofrills.seesaa.net/article/22785074.html
※今年もそろそろ次年度の交通費発表の時期ですが、まだ把握していないのでその件は改めて。
The Jamの "Going Underground" の替え歌で "London Underground" という曲(ロンドンのお医者さんのデュオ、AMATEUR TRANSPLANTSことドクター・ビスワスとドクター・ケイがチャリティの資金集めのためにやっているバンドが作詞&演奏)のFlashアニメを紹介した。
http://www.youtube.com/watch?v=UymKurTBdhw
※ちなみにこのFlashの作者が、ウスマノフにサイトを潰されたブロガーのひとりであるTim Irelandだ。
歌詞を知りたい人は下記のFlashアニメ。淡々と歌詞を紹介しているだけ(なぜかStarwars風に)。they'reがtheirとかthereになっている、you'reの'reが聞き取れていないなどの細かな(そしてネイティヴにありがちな)ミスはあるが、そんなのは問題にならない。
http://youtube.com/watch?v=UHu_cfy33bY
お医者さん2人の "London Underground" は、自家用車など利用できない一般市民が、ストなどなくてもマトモに動かないロンドン地下鉄を利用せざるを得ないところにストかよ、という惨状を切々と歌い上げ、地下鉄と地下鉄職員を4文字語で罵倒しているだけなのだが、オリジナルのThe Jamの曲を知っているとあまりの変わりように泣けてくるし、オリジナルを知らなくても単におもしろい曲として楽しめる。(ちなみに、コンテクストとしては、年収30kもある地下鉄職員が、「危険で過酷な仕事」に対する報酬のアップを求めてストライキを行なったこと。)英語学習としては……罵倒語の使い方がわかる。(^^;
お医者さんデュオのライヴの様子:
http://youtube.com/watch?v=MHn-g7T9f9A
※http://www.amtranlive.com で販売しているライヴDVDのプロモクリップ。
あと、Tim IrelandのFlashアニメが好きな人には、別のFlashアニメも:
http://youtube.com/watch?v=yN-ABO36MSM
私はmind the doorsのところで吹いた。every platform has a feckin trampのところも吹いた。
あと、エンベッド・プレイヤーは自粛しますけど、ロンドンのコメディアンが作ったもの。アンチ・チェルシーであることだけは明白な、ものすごく口の悪いビデオ。
http://youtube.com/watch?v=0HTVwa3UyKE
っていうのは、かなりどうでもいい前置き。
まず、ビルマの件ですっかり忘れていたのだけれども、今月からロンドンのバス代が値下げになっている。
http://www.mayorwatch.co.uk/article.php?slug=London-Bus-Fares-Cut-From-Today&article_id=1194
値下げといっても、お医者さんディオいわく「ケツの穴に突っ込んでおけ」的存在のOystercardを利用の場合に限ってのことで(現金の場合は相変わらず法外に高い)、£1.00が£0.90になった。1日の上限は従前どおり£3.00(どうして£2.70にしないんだろう)。
上の記事(mayorwatch)の末尾には、カーディフとマンチェスターのバス代も紹介されているが、ロンドンよりさらに高いのね。
近年、日本に来ている英語圏の人たちが「日本は物価が高いと聞いていたが、全然そんなことはない」とよく言うのだけれど(「高い日本」の「統計資料」はサンプルに問題があるのだけどね――概して、西側の英語圏から来た外国人で都心在住で、家賃が何十万というマンションに住んでるような人がサンプルなので)、確かに、交通費でも外食費でも、東京の方がロンドンよりずっと安い。(少し安いのではなく、ずっと安い。)
こないだなんて、「料理2品とワイン1杯のpub lunchの平均価格は£20行くだろう」という記事を見て倒れたけどね、あたしゃ。£20(4,500〜5,000円くらい)出したら、東京では非常に豪勢なランチが食えます。前菜、メインときてデザートもついたのが。(私自身にはそんなのに縁はありませんけど。)
http://lifeandhealth.guardian.co.uk/food/story/0,,2191890,00.html
記事によると、パブ・ランチはロンドンより地方が高いらしい。うむー、どういうことなのかわかんないけど。まあ、ロンドンが相対的に「安い」といっても、東京から見たらとんでもなく高い。£1=100円のレートで換算しても納得いかないくらいに高い。
というわけで、前菜に「お医者さんデュオのお歌」、1品目に「バス代」、2品目に「ランチの価格」と、コースでお届けしました。
え? 飲み物?
クリーム・オヴ・マンチェスターでも飲んどけ!

え? デザート?
TESCOブランドです!!

※この記事は
2007年10月23日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23418664-details/Tube+and+bus+fares+frozen/article.do
アンチ・リヴィングストンではヘビのようにしつこいESでは、「来年は選挙があるから」とか書いてますが、もともとそういうつもり(○ヶ年計画、みたいなの)だったかも知れず、そこらへんはよくわかりません。