kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年09月19日

米大統領、米副大統領、米議会宛て「イラン攻撃反対」の要請の署名

dontattackiran.gif

「Don't Attack Iran」でGoogle検索した。トップに出てきたのが
http://www.afterdowningstreet.org/iran
だ。ここで、
PLEASE SIGN IT NOW: Sign This Petition.
のリンクをクリックすると、
http://www.democrats.com/peoplesemailnetwork/91
に到着する。そこで「イラン攻撃反対」の要請の署名(米大統領、米副大統領、米議会宛て)が行なわれている。

請願文の文面に「米国全土から、また全世界から (all over the United States and all over the world)」とあるので、日本からでも署名できると認識し、以下にその署名の文面の日本語対訳、および署名方法の解説を掲載する。

なお、この署名は米民主党の党員によるものであると思われる(http://www.democrats.com/)。私は米民主党の支持者ではないが(支持するも何も、私は米国の有権者ですらない)、Googleなどで検索して出てきたものをいくつか見てみたところ、現在は「イラン攻撃反対」の署名ではこれが最も大きいものであるようだし、今の段階では私はとにかく米国(の大統領府)に思い留まっていただきたいという考えであり、とりあえずは他の署名ではなくこの署名をここで紹介する。

現時点で、「Don't Attack Iran」でGoogle検索するとトップページに出てくるのがこの署名のこのURL(http://www.afterdowningstreet.org/iran)であるが、このURL―― After Downing Street ――はいわゆる "Downing Street Memo" の後、という意味、つまり「イラク戦争開戦理由のウソが露呈した後」ということである。

このサイトがどういった人たちによるサイトなのかについては、aboutのページ、およびcoalitionのページを参照。個人的には「よく見る名前がいろいろと」というところではあるが(ダール・ジャマイルの名も、ラフール・マハジャンの名もある)、米国の「反戦運動」はかなり大きくてややこしいので、実際に私がどこまで「わかって」いるのかは自分でもわからない。

ご自身のブログやサイトでもこの署名を紹介したい人がいらしたら、バナーは下記から(DLしてご利用ください)。
http://www.afterdowningstreet.org/node/14767

▼以下、日本語化した文などは適当に、好きなようにご活用いただいてかまいません。ご連絡不要。▼

■署名の文面:
※必ず全文を読み(できれば英語で)、賛同できる場合にのみ署名してください。
http://www.afterdowningstreet.org/iran
http://www.democrats.com/peoplesemailnetwork/91

Dear President Bush, Vice President Cheney, and Congress,
ブッシュ大統領閣下
チェイニー副大統領閣下
米国議会御中

We write to you from all over the United States and all over the world to urge you to obey both international and U.S. law, which forbid aggressive attacks on other nations.
全米各地より、および世界各地より、みなさまがたに、他国への積極的攻撃を禁じる国際法および米国の法律を、遵守するようお願い申し上げたく、お便り差し上げております。

We oppose your proposal to attack Iran. Iran does not possess nuclear weapons, just as Iraq did not possess nuclear weapons. If Iran had such weapons, that would not justify the use of force, any more than any other nation would be justified in launching a war against the world's greatest possessor of nuclear arms, the United States.
みなさまがたのイラン攻撃の提案に、私たちは反対します。イランは核兵器を保有してはおりません。イラクが核兵器を保有していなかったのと同様です。もしイランがそのような兵器を保有しているのであっても、世界最大の核兵器保有国である米国に対する戦争を仕掛けることがどの国にとっても認められないのと同様に、武力行使は正当化されません。

The most effective way to prevent Iran from developing nuclear weapons would be to closely monitor its nuclear energy program, and to improve diplomatic relations - two tasks made much more difficult by threatening to bomb Iranian territory.
イランが核兵器開発をすることを妨げるための、最も効果のある方法は、イランの核エネルギー計画に対し入念な査察を行なうこと、また、外交関係を改善することです――この2つの作業は、イランの国土を爆撃すると脅せば、ますます難しいものになります。

We urge you to lead the way to peace, not war, and to begin by making clear that you will not commit the highest international crime by aggressively attacking Iran.
私たちは、みなさまがたに、戦争ではなく平和への道を主導していただきたくお願い申し上げます。そしてまず最初に、イランを積極的に攻撃すること、つまり、最高度の国際的犯罪をおかすことはないと明言していただきたく、ここにお願い申し上げます。

※文中、aggressive attack, aggressively attackingは「積極的に攻撃する(こと)」という日本語をあてたが、これはイラク戦争で実行された、ブッシュ・ドクトリンの、pre-emptive strike(「攻撃される前に攻撃する」ということ)の言い換えであると解釈してよいかと私は思います。

なお、国際法で禁止されている「侵略戦争」は、英語では、war of aggressionといいます。aggressionはaggressiveとは派生語の関係にあります。

■署名の方法:
キャプチャ画像で説明します。(↓の画像、クリックで原寸)
dontattackiran-page.png

▲以上、適当に、好きなようにご活用いただいてかまいません。ご連絡不要。(但し画像は直リンクはしないでDLしてからご利用ください。Seesaaが重いので。)▲

米国の有権者でないのなら、コメント欄はFrom Japan. ということを書くほかは、基本的に空欄でOK。

でも、なんか、本文にall over the worldとあるわりには、システム的に「米国内」を前提としているようで(2005年か06年から継続されている署名だしね)、States(州)を選ばないとエラーになる。私は適当に選んでしまったが、こういうふうに適当に選ぶ場合は、「議員へのコメント」のところに、「システムで必要だったのでこの州を選びましたが、私は日本人です(I'm a Japanese citizen, but I had to choose "NY" as my state because the system required it. とか)」と書き添えておかないとちょっと失礼だよね、米国外からの署名の場合は。(この辺は、上記の画像中にも書き添えてありますので、署名される方は参考になさってください。)

あと、せっかく州名を選べる(その州の選出の議員さんに届けられるシステムになっている)ので、「ここの州の議員さんに『日本人も反対』ということを示せればより有効かも」ということがあればぜひ、その知識をシェアしてください。コメント欄に「どこどこ州(略称アルファベット)で署名するといいかも」くらいでも。




署名なんかしたって何も変わらないかもしれない。つうか、署名で変わるほどの事態だとは私は基本的に信じていない。事態の「深刻さ」は、これまでの対イラン国連決議(「核」についてのもの)を見れば明白なことだ。しかも問題のコアにあるのはチェイニーのファンタジーだかファナティシズムだかよくわからないものだし、イランも「売られた喧嘩は買う」という態度だ。

それでも、私はオンラインで一方的に、あるいは一方的でない形で知ってるイラン国内の人たちとかのことを考えると、イラン系の人たちのことを考えると、署名くらいせずにはいられないのだ。こういう署名がありますよと人に伝えずにはいられないのだ。

コソヴォのときにピクシーがNATO STOP STRIKES!とアンダーシャツに書かなければならなかったようなことが、また起きるのは悲しすぎる。

私が何人かのイラク人とネットで知り合うきっかけになったようなことが、また起きるのはひどすぎる。

flickrで私を感嘆させてくれるイランのフォトグラファーたちの上に爆弾と争いと、「戦時翼賛体制」の「空気」が降り注ぐようなことは、想像するだけで涙が出てくる。

政治のトップがいくらサダム・フセインでも、いくらアハマディネジャドでも、あるいはスロボダン・ミロシェヴィチでも、「爆撃」は何もポジティヴなものをもたらさない、ただの破壊なのだ。しかもアメリカは「核施設を爆撃する」と言っている。私はいつか、イランに行きたいのだ。小学校のときにNHKで『シルクロード』を見て憧れたのだ、あの「青」に。

「地域にとっての脅威」、「世界にとっての脅威」、あるいは「人道」、そんなナラティヴを、私は信じることができない。何も変えることはできないかもしれない。しかしせめて意思表示だけは、私は私のすべきこととして、する。

Don't Attack Iran.
War is not a solution.



http://www.afterdowningstreet.org/iran
で署名すると、「Democrats.comからのお知らせメール」の受け取りの項目でチェックを外しておいても、1度は「お知らせメール」(内容は米国の有権者向け)が来るかもしれません(差出人は、"Democrats.com" です)。これが不要の場合、送られてきたメールの末尾にある
To unsubscribe from Democrats.com Activist Alerts, click here:
のところと
To unsubscribe from all Democrats.com email lists, click here:
のところのリンクをクリックすれば、メーリング・リストからの登録解除ができると思います。

※この記事は

2007年09月19日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼