kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年09月15日

マーク・ボラン没後30年/ピストルズのインタビュー

時候の挨拶に続けて「ツェッペリン再結成だってね」な今日この頃だが、今週末はマーク・ボラン没後30年にあたるそうで、ロンドンで写真展、という話題。それと、なぜ今なのかがよくわからないかもしれないけれど、1976年のSex Pistolsのインタビュー(とそのほかの「20世紀の偉大なるインタビュー」特集@ガーディアン)。

まずはマーク・ボランの没後30年の写真展。
In pictures: Marc Bolan
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_pictures/6988837.stm

Remembering Bolan exposes T.Rex extinction
http://blogs.guardian.co.uk/music/2007/09/this_sunday_marks_the_30th.html

マーク・ボランは1977年9月16日に、乗っていた車が木に衝突するという事故で亡くなった。30歳で亡くなったから、存命だったとすれば今年還暦か。想像ができないが、デイヴィッド・ボウイが還暦という記事も見たので、本来は想像できないようなことではないんだよなと当然のことを思うわけだ。で、ボランの没後30年となる今週末、ロンドンで、Keith Morrisが撮影した彼の写真の展覧会が行なわれている。

会場はRedferns Music Picture Gallery:
http://gallery2.redferns.com/gallery_text/homepage.htm

会期は:
14th September - 31st OCTOBER 2007

Tyrannosaurus Rex だったころ、1967年のロンドン、UFO CLUBでのライヴの映像:
http://youtube.com/watch?v=bYOz-fss2XQ


1968年のフランスのテレビ:
http://youtube.com/watch?v=Y2UIKwn0ors


というわけで、マーク・ボランといえばT Rexだが、T Rexになる前のTyrannosaurus Rexのほうが好きだったり。
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次。ピストルズのインタビュー。

数ヶ月前に「20世紀の優れた演説」を特集していたガーディアンが、最近「20世紀の優れたインタビュー」特集をやっていて:
http://www.guardian.co.uk/greatinterviews/0,,2149287,00.html

これまで取り上げられたのは:
No 1: Richard Nixon interviewed by David Frost
No 2: Diana, Princess of Wales interviewed by Martin Bashir
No 3: John Lennon interviewed by Jann S Wenner
No 4: Marlon Brando interviewed by Truman Capote
No 5: Dennis Potter interviewed by Melvyn Bragg
No 6: Francis Bacon interviewed by David Sylvester
No 7: Marilyn Monroe interviewed by Richard Meryman

とまあ、どれもこれも「濃い」のだが、8回目に来たのがピストルズ、って何をボケかましているのか。

インタビューのスクリプトを読むと可笑しくてしょうがない。「インタビュー」の体をなしていなくて、そもそも「読む」ものじゃないのだが(「聞く」ものだ)、それを「読む」ことによってもっと可笑しくなる。
http://www.guardian.co.uk/greatinterviews/story/0,,2155028,00.html

「すごい大金をレコード会社から受け取ったそうですが、どうでしょう、それは物質主義的すぎやしませんか」とインタビュアーが述べたあと:
Matlock: No, the more the merrier.
Grundy: Really? ←このGrundyさんがインタビュアー
Matlock: Oh yeah.
Grundy: Well tell me more then.
Jones: We've fuckin' spent it, ain't we?
Grundy: I don't know, have you?
Matlock: Yeah, it's all gone.
Grundy: Really?
Jones: Down the boozer.
Grundy: Really? Good Lord! Now I want to know one thing ...
Matlock: What?
Grundy: Are you serious or are you just making me ... trying to make me laugh?
Matlock: No, it's all gone. Gone.
Grundy: Really?
Matlock: Yeah.
Grundy: No, but I mean about what you're doing.
Matlock: Oh yeah.
Grundy: You are serious?
Matlock: Mmm.
Grundy: Beethoven, Mozart, Bach and Brahms have all died ...
Rotten: They're all heroes of ours, ain't they?
Grundy: Really ... what? What were you saying, sir?
Rotten: They're wonderful people.
Grundy: Are they?
Rotten: Oh yes! They really turn us on.
Jones: But they're dead!

というように、特に下線を補った箇所で「意味」が捻転しまた戻りして、アリスは不思議の国、という感じである。

実際の「インタビュー」の様子は、ガーディアンが特集のトップページからのリンクでこれの映像を紹介しているのを見ればわかるのだが:
http://www.youtube.com/watch?v=0knFHyDD150


これをgreat interviewとして紹介するガーディアンも含め、こいつら全員、世の中ナメすぎである。(笑) そして私はこれをgreatと位置付けるようなノリが大好きである。

なお、インタビューでしゃべっている女の子はスージー・スー。グレン・マトロックとスティーヴ・ジョーンズの間に立っている女の子の服装は、ミアシャイマーとウォルトを叩き、ジャット先生の講演を断るような人たちが見たら、頭の血管の1本や2本は切れてしまうだろう。

で、76年のこの「インタビュー」のあと、番組ホストのGrundyさんは猛烈な抗議で2週間お休みということにされたそうだ。
http://www.guardian.co.uk/greatinterviews/story/0,,2169451,00.html

問題とされた件について、姐御のコメントと記者の地の文:
Ms Vivien Westwood, who has lived with Malcolm McLaren, the leader of the group, for 10 years, said her two children watched the Today programme. McLaren is the father of one of the children. She used swear words in front of the children and they also swore. "It is quite normal," said Ms Westwood, who described herself as an anarchist.

最後がたまらん。(笑)「この人はアナーキストだそうですから」と言い訳して、姐御とその子どもたちの「異常」さを伝える自分を安全圏に置く。

そもそも、トニー・ウィルソンがマンチェスターで「今一番おもしろいバンド」をテレビに出していなかったら、Grundyさんもそういう目にはあっていなかっただろう。でもうちら、彼らのあとの世代の者が受け取れたものは、ずっと小さいものになっていただろう。

いずれにせよ、これらすべて、The Great Rock'n'Roll Swindleである。
B0000AVT9SThe Great Rock'n'Roll Swindle
セックス・ピストルズ ジュリアン・テンプル
ビデオアーツミュージック 2003-09-25

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ロッケンロー!
http://youtube.com/watch?v=ee8IBmK-9MQ


B000M7XQ4Sスパイナル・タップ
クリストファー・ゲスト ロブ・ライナー マイケル・マッキーン
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2007-04-01

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※この記事は

2007年09月15日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 22:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガーディアンのインタビュー特集、9日目はマルコムXです。
http://www.guardian.co.uk/greatinterviews/0,,2149287,00.html
※ウェブ版では、外部サイトへのリンクでトランスクリプトを紹介。
Posted by nofrills at 2007年09月16日 18:41
The Great Rock'n'Roll Swindle!! LedZepに続き、Pistolsも「1度限りの再結成」!!(何度目かな)
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/music/article2480789.ece

とりあえずは、Are you serious? と言って、LedZepでも(脳内で)歌っておこう。

♪It's been a long time since I rock and rolled,
It's been a long time since I did the stroll.
Ooh, let me get it back, let me get it back,
Let me get it back, baby, where I come from. ...
Posted by nofrills at 2007年09月19日 08:13

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼