なんだこれ、聞いたことないぞ、所信表明演説しといて、それへの各党の質問の日に国会をぶっちして官邸に引きこもって、「小沢たんが会談を断ってきた。民主党の理解が得られそうもないから、もうだめぽ。。。」と辞意を表明する総理大臣。なにごと? 「やるだけのことはやって」とか「議論を尽くして」といった建前までぶっこわして。国会と国民をナメるにもホドがある。ばかばかしい。
民主主義の建前というか、法律の大前提までぶっこわそうとしていたし、ああもうわけわからん。
政府が、海上自衛隊のインド洋での給油活動を継続するために臨時国会提出を検討している「新法案」の骨格が10日、明らかになった。活動内容は給油活動を柱に限定的なものとし、現行のテロ対策特別措置法に明記されている国会承認の規定を削除する。代わりに新法案の採決自体を国会の「事前承認」と見なす。ただ文民統制(シビリアンコントロール)を事実上、緩和することになり、野党だけでなく与党内からも反発が上がるのは必至だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070910k0000e010090000c.html
というか、APECでの「職を賭してインド洋で給油継続」ってのは、「法律の延長できそうもないし、法案出しても通るか通らないかわかんないから、あたし、辞めます」の伏線だったのか。それ、なんて2時間サスペンス? 意味わかんねー。
っつーわけでBBC(BBCの人もこれはわからないと思う):
Japan's embattled PM to step down
Last Updated: Wednesday, 12 September 2007, 04:48 GMT 05:48 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6990519.stm
「わかっていないけどとりあえず何かを書かなければならない」ときの例文の意味もあって、現時点での上記BBC記事魚拓:
http://megalodon.jp/?url=http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6990519.stm&date=20070912135152
そもそも今の衆議院、つまり2005年9月11日の総選挙の結果、あれは「コイズミ自民党」の「改革」、その中でも「郵政民営化」を自民党が意図的に「唯一の争点」とするよう誘導した選挙で(あのときの作戦の立て方と実践はおそろしいほど見事だった)、「自衛隊イラク派遣」ですらほとんど「語られるべき問題」になっておらず、また「自衛隊によるインド洋での給油」など、一切全く語られていなかった。
ほんとわけわからん。
2時から会見だっつーんで、とりあえずテレビつけてみるわ。
途中からだけど、リアルタイム書き起こし:@14:05ごろ(ところどころタイプが間に合わなくて抜けています)
「テロとの戦い」を継続させるために私はどうしたらよいか、新たな総理の下で「テロとの戦い」を継続していく、それを目指すべきではないだろうか。国連総会にも新しい総理がむしろ局面をかえていくためにはいいのではないか。
また改革を進めていく、その決意で続投し内閣改造を行なったわけでございますが、今の状況でなかなか国民の信頼のうえにおいて力強く政策を前に進めていくことは困難な状況である。ここは自らがけじめをつけることによって局面を打開しなければならない、と判断するに至ったところでございます。
この前の部分で「戦後レジームからの脱却」についても触れていた。
あと、この人、「カイカク」(=ネオリベ化)についてわかってるのかなあ。言葉の感じがブッシュ演説そっくり。「カイカク」の話なのか、「自衛隊のインド洋派遣」の話なのか、聞いててわからないし。
記者質問、1人目、読売新聞のなんとかさん、「なぜ選挙直後でなく、組閣・所信と終わった今なのか」。それと「国際公約を投げ出すのは無責任とのそしりを免れないのでは」という内容の質問、etc。「国際公約」自体イミフメイの極みだが、民主主義国家において。(主権者は国民であり、公約は国民に対してするものであり、国際的に公約しているってのは、あのさあ、「公約」の「公」の意味がちがくないか?)
ああーーー、もう、「テロとの戦い」「テロとの戦い」とうるさい!
毒消し from the United Kingdom, the biggest US ally:
Benn questions 'War on Terror' slogan
By Martin Beckford
Last Updated: 2:20am BST 17/04/2007
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/04/16/nbenn16.xml
↑労働党rebelじゃなくて、バリバリのブレアライトのヒラリー・ベンの発言。媒体はテレグラフ。
Benn criticises 'war on terror' idea
Staff and agencies
Monday April 16, 2007
http://www.guardian.co.uk/international/story/0,,2058223,00.html
In an apparent snub to George Bush, the international development secretary, Hilary Benn, claimed today that the British do not use his phrase the "war on terror" because it encourages insurgent groups.
Mr Benn told a meeting at a New York-based thinktank that the phrase, coined by the Bush administration after September 11, could assist small, disparate groups with varying ideals "by letting them feel part of something bigger".
で、アベ氏の「局面の打開のために」辞任するというのを聞いて、私が「それはまるで○○○○○○」(←○の数はデタラメ)と思ったことは言うまでもないわけで。
追記:
■会見内容@毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070912k0000e010086000c.html
本日、総理の職を辞するべきと決意をいたしました。
7月の29日、参議院の選挙が、結果が出たわけですが、大変厳しい結果でございました。しかし厳しい結果を受けて、この改革を止めてはならない、また戦後レジームからの脱却、その方向性を変えてはならないとの決意で続投を決意をしたわけであります。今日まで全力で取り組んできたところであります。
そしてまた先般、シドニーにおきまして、テロとの戦い、国際社会から期待されているこの活動を、そして高い評価をされているこの活動を中断することがあってはならない、なんとしても継続をしていかなければならないと、このように申しあげました。国際社会への貢献、これは私が申し上げている、主張する外交の中核でございます。この政策は何としてもやり遂げていく責任が私にはある、この思いの中で、私は、中断しないために全力を尽くしていく、職を賭していく、というお話をいたしました。そして、私は、職に決してしがみつくものでもない、と申し上げたわけであります。そしてそのためには、あらゆる努力をしなければいけない。環境づくりについても、努力をしなければいけない、一身を投げ打つ覚悟で、全力で努力すべきだと考えてまいりました。
本日、小沢党首に党首会談を申し入れ、私の率直な思いと考えを伝えようと。残念ながら、党首会談については実質的に断られてしまったわけであります。先般、小沢代表は民意を受けていないと、このような批判もしたわけでございますが、大変残念でございました。今後、このテロとの戦いを継続させる上において、私はどうすべきか、むしろこれは局面を転換しなければならない。新たな総理のもとで、テロとの戦いを継続をしていく、それを目指すべきではないだろうか。きたる国連総会にも、新しい総理が行くことが、むしろ局面を変えていくためにはいいのではないか。
また、改革を進めていく、その決意で続投し、そして内閣改造を行ったわけでございますが、今の状況でなかなか、国民の支持、信頼の上において力強く政策を前に進めていくことは困難な状況であると。ここは自らがけじめをつけることによって、局面を打開をしなければいけない。そう判断するに至ったわけでございます。
先ほど、党の五役に対しまして私の考え、決意をお伝えをいたしました。そしてこのうえは、政治の空白を生まないように、なるべく早く次の総裁を決めてもらいたい、本日からその作業に入ってもらいたいと指示をいたしました。私としましても、私自身の決断が先に伸びることによってですね、今国会において、困難が大きくなると。その判断から、決断はなるべく早く行わなければならないと、そう判断したところでございます。
私からは以上であります。
文字で読んでも、音声で聞いたときと同様、まったく意味がわからない(論理性の欠如もしくは不在)。高校生のときに、難しいコトバを無理に使って小論文を書いて、先生にダメ出しされたことを思い出した。
■質疑応答(一問一答)@毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070912k0000e010096000c.html
−−参院選直後ではなく、なぜ今、辞任を決断したのか。【引用注:記憶している限りでは、この質問は読売新聞の記者さん】
参院選は厳しい結果でありました。そこで反省すべきはしながら、今進めている改革を止めてはならないと思い、私が進めている国づくりは止めてはならないと思い、所信を述べさせて頂きました。しかし、テロとの戦いを継続してくことは極めて重要なことであり、それは私の約束でもありますし、国際公約でもあります。それを果たしていくためには、むしろ私が職を辞することによって、局面を転換した方が、その方がむしろいいだろうと判断致しました。
−−辞めることで、どのような自衛隊活動につながるのか。
私がなんとしても改革を進めなくてはいけないとの思いで全力を尽くしてまいりましたが、残念ながら私が総理であることによって、野党党首との話し合いも難しい状況が生まれています。そして、党において、今の状況においては新しいエネルギーを生み出して、そのエネルギーで状況を打開し、新しいリーダーの下で状況を打開し、新法を新しいリーダーの下で推し進めていくことの方がいいのではないかと考えました。
−−公約を途中で投げ出すのは無責任では。【引用注:記憶が不確かだが、この質問はNHKの記者さんだっただろうか】
もちろん、私はそのために全力を尽くさなければいけないと考えておりました。しかし、むしろ公約を果たしていくうえで、どういう環境を作ることが必要かと考えたとき、私が職を辞することでその環境ができるのではないか。私が職に就いていることで、成立することにマイナスになると考えました。
−−後継の総裁についてはどう考えているか。
今日はまだ、そうした決断をしたばかりでございます。まだ、日程的なものを決めているわけではございませんが、なるべく早い段階で、後継の総裁を決めてもらいたいと思っています。後継の総裁については、私がとやかく申し上げることは適切ではないと思いますが、いずれにしても新しいリーダーとして与党を率いて、力強く政策を前に進めていっていただきたいと思います。
−−総理の辞任で、戦後レジームからの脱却などの政策が停滞してしまうとは考えなかったのか。【引用注:記憶している限りでは、この質問は産経新聞の記者さん】
続投するに当たって、新しい国づくりを進めていかなければいけない。その中には、戦後の原点にさかのぼって見直しをしてという、戦後レジームからの脱却も果たしていかなければいけないという思いでございます。今まで、教育基本法の改正や、公務員制度の改革等々の、いわば戦後の出来上がった仕組みを変えていく、そういう挑戦をしてまいりましたし、成果も上げてきたと思います。しかし、現在の状況においては、新たな局面の打開を図って、新たなエネルギーで前に進めていかなければ、そうした政策の実践も難しいという状況であろうと判断しましたが、その方向で是非、進んでいってもらいたいと思います。
−−辞任の理由についてテロとの戦いを第一に挙げたが、総理の職責は外交面ではなく、国民生活を背負っている面がある。そういう状況で、月曜日(10日)に続投を決意する所信表明をして、各党の質問を受ける直前に総理の職を辞するのは、国民から見ると逃げていると思われても仕方ないのでは。どのように責任をお考えか。
総理の職責は大変、重たいものがあると考えています。そして私も所信において思うところを述べたこところであります。しかし、述べたことを実行していく責任が私にはあるわけではございますが、なかなか困難な状況です。この中において、それを果たしていくことが出来ないのであれば、それは政治的な困難を最小限にする、という観点からなるべく早く判断すべきだという決断に至りました。
−−政策を実行するのに非常に困難な状況になったというが、困難な状況に陥ってしまった原因などについて、どう分析しているか。そこに至らしめた自らの責任について、反省点など伺いたい。
もちろん、反省点は多々ございます。前の内閣、また新しい内閣においてですね、安倍内閣として国民の信頼を得ることが出来なかった。これは私の責任であろうと思います。それを原動力に政策を前に進めていくということが残念ながら出来なかったということです。
−−党首会談を理由に挙げたが、今後国会の流れの中で、党首会談が出来るという見通しはなかったのか。また、党首が代われば党首会談が出来るという見通しなのか。
私が民意を受けていないということが理由の一つとして挙がっているわけでございます。この選挙結果は、やはり大きなものがございます。もちろん、そのうえに立って決意をしたわけでございますが、新しい自民党のリーダーとの間においてですね、率直な党首同士の話し合いがなされると、私はそのように期待しています。
−−総理の強調するテロとの戦いを継続するためには衆議院の再議決をもってすれば党首会談がなくても突破できたという見立てが我々の間では主流だと思うが、それでも党首会談が出来ないとなると、多くの支持があって総理になったのに、説明としては不十分ではないか。本当の心境、あるいは何がこの決断に至ったのかを、総理として最後にぜひ、伺いたい。
私は、いわばこのテロとの戦いにおいては、中断されてはならないと考えて、先般シドニーで職を賭すという話をしたわけでございます。新法で継続を図っていくという考え方もあるわけでございますが、日程的な関係で、新法ですと、一時的に中断という可能性は高いわけでございまして、そうであるならば、事実上そういう状況が出てくるわけでございまして、そう判断せざるを得ないと考えました。そこで、その時に判断するよりも、むしろ今、判断した方が、党が新たにスタートするうえにおいては、むしろその方がいいだろうと。国民のみなさまに対しましてもですね、混乱を招かないうえにおいては、なるべく早い判断の方が良かったと、決断がいいだろうというふうに判断いたしました。
# 質問者について、読売の記者さんと産経の記者さんだけは特定できましたが、あとは質問が要旨になっているので、私の記憶との照合がうまくいかず。。。誰かが(たぶんNHKの記者さんだったと思うが)「政治的空白」というフレーズを使って質問してたんだよなあ。
■霞ヶ関の生々しい声@朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200709120196.html
霞が関「自爆テロのようなものだ」 首相辞意表明で
2007年09月12日14時29分
……
テロ対策特措法の延長問題を抱える防衛省。幹部の一人は「重要法案を抱えているのに」と、うなった。特措法の延長について首相が「職を賭して」と述べたことに対し、防衛省には「ハードルを高くした」という懸念が出た一方、強い決意と受け止める見方もあった。「なぜ今の時期に。無責任では」とつぶやく幹部も。「個人的に耐えられなくなったのか」との声も出た。
国土交通省のある幹部は「替わったばかりの副大臣、政務官もまた交代か。なんという無駄だ」とため息。別の幹部は「なんで今なんだ。ミステリーのミステリーだ」。
法務省の幹部は「ただただ驚いている。所信表明をした直後の辞任はあまり例がないのではないか。何のために、なぜ今の時期に、と意図をはかりかねている」と語った。「新しい大臣が仕事を始めたばかりのところですべて振り出しに戻った感じ。これからどうなることか……」と途方に暮れる幹部も。
厚労省の幹部は「『職を賭して』と発言しても『総理のために』という求心力は高まらず、これでは臨時国会も乗り切れないと気持ちが途絶えてしまったのではないか」。別の幹部は「今のタイミングでやめるのは自爆テロのようなものだ。体調が優れないことが原因かもしれないが……」と語った。
個人的には、「なんで○○なんだ。ミステリーのミステリーだ」というフレーズがなぜか好きです。
■諸外国メディアの反応@産経新聞
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070912/wld070912003.htm
……
ロイター通信は午後0時49分、外電のなかでは「安倍首相の辞意表明」を最も早く報じた。同電は辞意表明の理由として、「7月の参院選で自民党が大敗し、年金や閣僚の政治資金などの問題で支持率が低迷していた」などと、最近の国内の政治情勢を説明した。
米CNNテレビは番組を一時中断し、ニュース速報として報道。中国国営の新華社電も共同通信を引用して至急電で伝えた。
(2007/09/12 13:30)
ロイター最速か。BBCも早いと思ったけど。。。12:30くらいにBBCサイトを見たときには出てなかった。お昼にして、次に見たのが13:30過ぎで、そのときに上に魚拓のURLを貼った記事を見つけた。
▼あとで書き足すかも。書き足さないとわかったら
▼いきなりトラバスパム(しかもテクストを勝手にパクっていく「キーワード拾ってニュースサイト@ボット」のスパム)がきたので、トラバ承認制。
※この記事は
2007年09月12日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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