「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年08月25日

本場のアフタヌーンティを・・・

あらま奥様、ごきげんよう。ええ、ほんとうに毎日お暑ぅござーますわね。たくでは扇風機が24時間稼動でござーますのよ。と申しましてもね、ほら、お昼間はお暑ぅござーますでしょ、ですからね、扇風機の風があたくしのところに来るまでに「温風」になってしまうんですの。ほほほ。髪を乾かすにもドライヤー要らずですのよ。

あらま、「一服の清涼剤」? 何ざましょ? まぁ! お紅茶! あらすてきなティーセット! まぁ、まぁ! 本場のアフタヌーンティの名店リスト? まぁ、ステキねぇ……

Top 10 cream teas
http://www.guardian.co.uk/travel/2007/aug/24/top10.travelfoodanddrink

1. The Balmoral, Edinburgh
2. Warren Farm, Isle of Wight
3. Fingle Bridge Inn, Drewsteignton, Devon
4. Bank Top Farm, Hartington, Derbyshire
5. The Secret Garden, Mersham le Hatch, Kent
6. The Athenaeum Hotel, London
7. Bettys, Harrogate
8. The Mowhay, Truro, Cornwall
9. The Tea Cosy, Brighton

……ですって! あらいいわねぇ、憧れちゃうわ。10位が「オチ」なのもまた英国流ユーモアですてきねぇ。さすがイギリス、本場は違うのねぇ。あらあなた、いらっしゃったことがあるんですって? いいわねぇ。



ここまで一気にキーを打ったものの、そろそろばかばかしくなってきたので素に戻る。

日本で「アフタヌーンティー」と呼ばれているものは、「本場」ではcream teaと呼ばれることも多いので(afternoon teaという言い方ももちろんある)、「本場のアフタヌーンティー」について英語で調べたいときは、cream teaという語も使って検索するといいかもしれない。

といっても私は個人的にあんまり興味がないので(こってりしたクリームが苦手で、日本で一般的なショートケーキの生クリームも少しいただいただけでオナカイッパイになるという味覚の持ち主であるため)、自分で調べたことはないからわからんです。

ところでガーディアンの「名店トップ10リスト」の記事の写真にあるお茶セットを見たら、ミントンとかロイヤル・ドルトンとかウェジウッドとかスポードとかを見たくなったので、ちょっとギャラリー的なものを。

「白地に青」のアンティーク・チャイナの通販業者さん:
http://www.blueandwhite.com/
※一部、「白地に青」でないものもあります。

1889年のRoyal Crown DerbyのDerby Lilyのプレートとか、同、カップ&ソーサーとか、たまらんですな、この「ヴィクトリア朝」の過剰が。たぶんEnoch Wood & Sonsであるというこのスープ皿も、James Beechの皿もすばらしい。これとか「1840年」にこの発想かと思うし。

いい品を選んでいる日本のアンティーク・チャイナの業者さん:
http://www.ladyrabbit.com/touki/touki.html

ミントンのシノワズリとか、「えっ」と思うようなコールポートとか(現物はきっと、カップの持ち手のオーガニックなラインがきいていると思う)、1800年代前半(推定)の石鹸皿とか(このころにデザインが出来上がっていたとは!)、非常に洗練された柄と渋い色なのに形がおちゃめなロイヤル・ウースターとか、ぎょっとするようなシェリーとか(基本的にはこれこれこれと同じものなのだけど、黒に金でデカダンになりすぎ)、あと、時代は新しいけど非常に美しいメルバなどなど。

いやぁ、眼福眼福。
タグ:観光 英国

※この記事は

2007年08月25日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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