「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2018年08月20日

当ブログに入れている広告を少し整理しました。

※以下はPC(パソコン)での場合について述べています。スマホで閲覧する際に表示される広告はseesaaブログが挿入しているものであって当方ではどうすることもできないので、ご寛恕ください。(この点について末尾に追記あり)


当ブログで表示させている広告に、よからぬものがあることがわかったので、遅きに失した感はありますが、Google AdSenseの管理画面で広告を少し整理しました。

Google AdSense (GAS) は自分のところのを自分でクリックしてしまうといろいろとややこしいことになりかねないので、自分では表示させないようにしています(広告ブロッカーで制御)。そのため、気付くのがとんでもなく遅くなっていると思います。もしご迷惑をおかけしてしまっていたら、ごめんなさい。

今回整理した広告には、「ドライバが古くなっています!」系のメッセージを引っさげてくる押し売り屋(例えばこういうのとかこういうのとか)、「あなたのパソコンにエラーが!」とか「ウイルスが!」と脅しつけてわけのわからないソフトウエア(有償)をダウンロードさせようとするもの(例えばこういうのとかこれとか)、便利ソフトを装ったブラウザハイジャッカー(例えばこんなのとか)の広告がありました。これらに気付かず放置していたことは痛恨の極みです。面目ない。

ほか、非表示にしたものには、直接GASで配信しているのではなくアドネットワーク経由だったためにすり抜けていたのではないかと思うのですが、出会い系サイトと占い(オカルトかも)のポータルのようなものの広告がありました。

その他、いわゆる「情報商材」と思われるものの広告(ああいうのを「投資」と呼ぶのは違和感あるんですが、いわゆる投資関連……ただし、暗号通貨関連のは暗号通貨関連だというだけでは非表示にはしていません)、「美少女ゲーム」の広告(banするかどうかという点で考えると躊躇がないわけではなかったんですが、ああいうエロティシズム満載の変な顔に風船みたいな胸を描かれ、そういう目線・そういう目的で消費されることが前提の絵がポルノグラフィーとしてフィルターされないのは、不快であるとかいうの以前に、やっぱおかしいと思うんっすよね。レンタルビデオ屋なら「18」ののれんの向こうでしょ、ああいうの)も、今回、個別に非表示に入れました。

化粧品やシャンプーなどは、基本、非表示にはしていませんが、ホメオパシーなど明確なニセ科学関連のは元から非表示設定しています。

それから、「歴史系トンデモ」の香りをぷんぷんさせた「なんちゃら出版」も、今回、まとめて非表示にするよう設定しました。この「なんちゃら出版」の独特の空気感のある広告は、新聞社のサイトやYahoo! Japanなどでもよく表示されているんですが、あまりに気持ち悪いのであれが表示されてるとタブ閉じることもあるくらいです。「気持ち悪い」ってのはもちろん個人のセンスの問題で、要は「インパクト狙い」ってことかもしれませんが。この「なんちゃら出版」について詳細は永江一石さんのブログ、および永江さんが参照しているヒトデさんのブログ(無料のビジネス本プレゼントに申し込んだら、最終的には20万円のセミナーに勧誘されたという顛末記)を参照。

あと、GASの管理画面で「これまでにあなたのところで表示されたことがある広告」の一覧(そんなものが表示されるようになっていたとは!)で気付いたのですが、アルファベット圏拠点の「当選しました詐欺」のページが表示されていたこともあったようです。これも面目ないです。ドメイン名はドイツ語のサイトで、ページの文章は英語、「当選」内容はiPad, iPhoneなどApple社製品。下記キャプチャ画像(あちこちマスクするなど加工してあります)のようなサイトです。

gasgewinnsuche01.png


数百件あった広告を、ひとつひとつ手作業で許可したり非表示にしたりしていたので、見落としはあったかもしれません。また、こうやって非表示になるように設定しても、しばらくの間は表示されてしまうことがあるかもしれません。なので、表示されているから大丈夫なのだろうということではなく、広告の内容に注意していただければと思います。いんちきダイエットの類はジャンルごとブロックしてありますが、実際、何がどう表示されるかを完璧に制御するのはとても難しいです。とりあえず、ブラウザを使っているだけでいきなり「ウイルスが見つかりました」とか「ファイルがダメになってます」とか「システムが壊れています」とか言ってくるのは基本的に詐欺だし、こちらから応募したりくじを引いたりしたわけでもないのに、いきなり「当選しました」と言ってくるのも基本的に詐欺です。

久々に見たGASの管理画面は、以前に比べて大変に使いやすくなっていて、作業はクリックだけで進められる感じで、楽でした。以前は個別にURLを打ち込んでblockするなどしなければならなかったので。そもそもGASを使うようになったきっかけは、管理画面を触ったことがないとわからない部分を確認しなければならなかったためなんですが、最初に使ってみたときと今とではインターフェースがずいぶん変わってるような気がします。かなり長く放置状態だったのですが(さすがに「最初に使ったきり」ではないのですが)、今回触ってみたらとても使いやすくてびっくりしました。最初からこれくらい使いやすかったら、もっと楽にメンテできていたかも。

gasgewinnsuche02.png

ちなみにGASを使うようになってから10年以上経過してます。その間、報酬(広告費)が支払いの下限(8000円)に達したのは1回だけ。2回目はまだちょっと(かなり)先みたい。



追記@20日夜

ここまで述べてきたことは、PC(パソコン)でブラウザを用いて閲覧する場合のことです。スマホの場合に表示される広告はseesaaブログが挿入しており、当方では制御できないので、よろしくお願いします。

当ブログが利用しているseesaaブログは、PC用のレイアウト(デザイン)とスマホ用のレイアウトが別々になっています。どちらも、ユーザーがかなり自由にコードを書き加えることができるようになっています。

当方、PC用のレイアウトはいろいろいじっていますが、スマホ用のは基本のデザイン(テンプレート)を選んだだけで、ほかは何もしていません。PC用ではGASのコードを埋め込むなどしていますが、スマホ用のは何もしていません。

よって、スマホで閲覧する場合の画面は、seesaaブログが提供しているデフォルトのままです。そしてそのデフォルトの状態で、あちこちに広告が挿入されています。これは仕様です(と言われたら笑みが浮かぶ人も、ネットユーザーの多数派ではなくなっているかもしれない……)。

これらスマホでのデフォルト状態での広告は、ブログ運営者にはどうすることもできません。どういう広告を表示させるか、あるいはどういう広告は表示させないかといった選択もできないし、もちろん非表示にすることもできません。

よって、スマホで当ブログを閲覧すると、お世辞にも「印象がよい」とは言えないような写真がついた広告や、ちょっと怪しいんじゃないのというような広告が表示されることがあるかもしれませんが、それらは当方にはどうすることもできないので、ご了承ください。

なお、閲覧する立場でなら、広告を制御することは可能です。下記キャプチャは、私の環境で閲覧した場合のものですが、左側が広告ブロッカーなし(Chrome)、右側が広告ブロッカーあり(Firefox)で同じページを閲覧したときのものです(画像は一部マスクしてあります)。

sp-thisblog00.png

sp-thisblog01.png

ちなみにFirefoxにはuBlock Originを入れています。ご参考まで。



※この記事は

2018年08月20日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 08:32 | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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