kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年06月23日

ゴードン・ブラウン次期首相インタビュー@BBC


・・・という具合にAFPさんで報じられているゴードン・ブラウンのインタビュー@6月22日、BBCで見るなら:
Brown interview: key quotes
Last Updated: Friday, 22 June 2007, 16:01 GMT 17:01 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6230742.stm

といってもこのBBC記事では内政のあれこれ(税制のこと、NHSのこと、LibDemに入閣を要請した件など)が中心になっていて、イラクについては下記のとおり、ほんの少ししか掲載されていない。
Mr Brown said mistakes had been made with pre-war intelligence on Iraq and "by all of us in the reconstruction process" after the fall of Saddam Hussein.

"We have apologised, and I repeat that, for the mistakes that were made in intelligence."

But he stood by the decision to go to war, saying Saddam had broken every international resolution against him for 12 years adding: "That was an unacceptable solution and it had to be dealt with."

He added: "It is a good thing he is out, it is a good thing Iraq is a democracy, it is a good thing people are able to vote."

また、このインタビューについてのBBCのメインの記事も、イラクについてはわずか1パラグラフしか書いていない。

Brown pledge to cut state control
Last Updated: Friday, 22 June 2007, 16:08 GMT 17:08 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/6229596.stm
He stood by the decision to go to war in Iraq, saying Saddam Hussein had repeatedly ignored international resolutions, but said mistakes had been made with pre-war intelligence on Iraq and "by all of us in the reconstruction process".


インタビューが行なわれたのはNewsnightで、番組のサイトからいろいろ情報が得られる。インタビューそのもののストリーム放送もある。(音が悪いので聞き取りがちょっと難しい。)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/newsnight/default.stm
http://www.bbc.co.uk/blogs/newsnight/2007/06/friday_22_june_2007.html
http://www.bbc.co.uk/blogs/theeditors/2007/06/new_politics.html
何ていうのかな、「ナショナル・ユニティー」がやたらと強調されているこの時期(ブラウンはスコットランド人で、スコットランド自治議会はスコットランド独立論のナショナリストが第一党となった)、なおかつ「過去は過去」にしようという動きが活発なこの時期、「公平・公正」なBBCの報道にはまるでエッジが感じられないのだが、それが先日のブレアによるメディア批判とか、実質的にそれと同じ内容である元スピンドクターのメディア批判といったものと関連があるかないかはさておき、BBCの政治ニュースがつまらん。

一方でガーディアンは、ブレアに関する限り、完全にゴシップ風味になっていて、パーソナリティの話ばかりで、これもつまらん。というかどうでもいい。ブレアがカトリックに改宗しようが、どうでもいいよ。LibDemのチャールズ・ケネディもToriesのIDSも、どっちも元党首だけど、カトリックだったじゃんね。Labourではジョン・リードがカトリックでなおかつセルティックのサポという、北アイルランド大臣をしていたということを考えるとまさに「うひょー」な事実があったし、教育関係のルース・ケリーなどはカトリックでなおかつごにょごにょな人だ。つか、王族(イングランドにおいて国王は宗教的な長でもある)がカトリックと結婚したいとか言い出したらそれはニュースだが、政治家は、たとえ首相であろうが、信教の自由を有する一般国民だ。

ブレアについて最大の「問題」は、「イラク戦争に至る過程」にあり、次の「問題」は、「北アイルランド和平での積み残し」(特にブラッディ・サンデーのインクワイアリの最終報告書は予定より2年遅れている)にあり、それらをスルーしてパーソナリティのことでなんとなく書き続けられても、本当につまらないし、イライラする。

話を元に戻すと、イラク戦争関連のブラウンの「謝罪」とやらもブレアの「謝罪には至らなかったがあったということは認めたこと」と同じく、「イラク戦争そのもの」についての「謝罪」ではなく、「イラク戦争に向かうときの情報の誤り」などについての「謝罪」である。イラク戦争は国際法違反だという指摘は、コフィ・アナン前国連事務総長のような人からも出ているが、英国政府はそのような認識はしていない、ということに変わりはない。

Newsnightのストリーミングで見ると、「イラク戦争」についての質疑応答は12分ごろから始まり、記者は「戦争そのもの」につての謝罪についてたずね、ブラウンは「謝罪はした」と即答し、「情報の誤りについて謝罪したし、私もここで重ねて謝罪する」と述べて、そのあと「サダム・フセイン政権が倒れたあと(after Saddam Hussein fell)の再建プロセスで、私たちみなが間違った」と話を進めている。質問者はそこで「何について謝罪をするのか」を確認しているが、ブラウンは「情報の誤り」と「再建プロセスの誤り」を繰り返すだけ、労働党のいつもの「逃げ」の論点ずらしだ。何も新たに期待できることはない。

そのやり取りの直後にカブール特派員からの質問(中継)が入り、そこで「国連決議」について触れるが、結局はブレアと同じことを言っている。そのあとにスタジオの記者のひとりが「情報と政治」についてツッコミを入れ、そこはけっこう聞かせる箇所なのだが、集中して聞いているところに「お宅の近くにすばらしいマンションができました」っつーセールス電話が入って(怒)集中力が途切れたのであとでもう一度。

なお、BBCのNewsnightのインタビューについて、AFPさんの日本語記事には次のような記述がある。BBC Newsの記事にはない記述である。(インタビューのストリームにはもちろん入っている。)
「(米国との)特別な関係」についてブラウン次期首相は、英国の利益を最大限に守るとの姿勢を強調しつつも、「英国首相が米国大統領と友好的関係を築くことは英国にとっての国益にあたる」との見方を示した。

 ブッシュ大統領が人として「優れているか」との質問には返答を控えた。

特に最後の「ブッシュ大統領が・・・」の質問は、さすがに私も「くっだらねぇ!」と思うが、BBCのインタビュアー(スタジオに3人とカブールに1人)はこのようなくだらない質問ばかりをしているわけではない、ということは、客観的な事実として書き添えておく。


※この記事は

2007年06月23日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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