今日(6月24日)の夜、新聞の夕刊を買おうと都内の駅売店を見てみたのですが、並んでいたのはいずれも早い版で、EUレファレンダム(国民投票)の結論が出る前のもの。別の売店でも同じだったので、東京新聞の夕刊を買ってきました。最初の4つくらいの結果(ジブラルタル、ニューカッスル・アポン・タイン、フォイル、サンダーランド)が告知(公告)された段階で書かれた記事のようです。

その後チェックしてみると、毎日新聞ウェブで既に夕刊が新しい版(レファレンダムの結論が出たあとのもの)になっていたようですが、新聞を売ってる近くのコンビニにはなくて、明日の朝刊か、あるいは図書館か……。

私も「2時間しか寝てない」んですが、「ミサワ」似のデイヴィッド・キャメロンが辞任しました。投票当日の朝のニュースまでは「結果がどう出ても首相は続投する」、「離脱支持の保守党議員が、結果がどう出てもキャメロン首相を支えていくとの書簡に署名」といった話がどんどん流れてたんですが、誰もそんなの本気にしてなかったですよね。
このレファレンダムでLeave支持者が成し遂げたこととして確実なことは、キャメロン首相とオズボーン財務大臣という鼻持ちならないエリートコンビを、ダウニング・ストリートから追放したことです。そしてその後釜に入るのも、彼らと同じくらい鼻持ちならない上に「目的のために役立つデマはよいデマ」という信条を抱いているエリートコンビになるのだろうと思います。
チェフのこんな言葉を見るのは、つらいです。
.@GMB It looks like the biggest decision in the history of this country was made based on fake campaign and lies ... https://t.co/8PWLqdnqLq
— Petr Cech (@PetrCech) June 24, 2016
※この記事は
2016年06月24日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
【todays news from ukの最新記事】
- 英国での新型コロナワクチン認可と接種開始、そして誤情報・偽情報について。おまけに..
- 英ボリス・ジョンソン首相、集中治療室へ #新型コロナウイルス
- "Come together as a nation by staying ap..
- 欧州議会の議場で歌われたのは「別れの歌」ではない。「友情の歌」である―−Auld..
- 【訃報】テリー・ジョーンズ
- 英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味..
- ロンドン・ブリッジでまたテロ攻撃――テロリストとして有罪になっている人物が、なぜ..
- 「ハロルド・ウィルソンは欧州について中立だった」という言説
- 欧州大陸から来たコンテナと、39人の中国人とされた人々と、アイルランドのトラック..
- 英国で学位を取得した人の残留許可期間が2年になる(テリーザ・メイ内相の「改革」で..