
この時期、日本では「薫風」と形容されていた空気がもっちゃりもっちゃりしてきたりして「ああ、もうすぐ梅雨だなあ」と感じるなどすることが多くなる時期だが(実際、今年は先週が異様な暑さで、梅雨のない北海道で何日も連続して30度を越えていたが、東京も暑かった)、英国では5月といえば青い空に白い雲がぷかぷかと浮かび、日差しを浴びた緑の芝が輝くという「メリー・イングランド」のイメージそのもの(2012年の五輪開会式で、式典が始まる前の会場の光景)のような時期だろう。そんな季節の休日の月曜日、遅く起き出して、お茶を入れてテレビをつけたときに古典映画をやっているとしたら、どんな映画だろう。『若草物語』のような文芸作品だろうか。あるいは『わが谷は緑なりき』のような社会派の人間ドラマ。
しかし今朝、英国のテレビで流れていた映画は、全然5月っぽくないものだった。
5月の末に、テレビで『ホワイト・クリスマス』やってるんだけど……?
http://matome.naver.jp/odai/
2146461082986470901
理由はよくわからない。はっきりするようなことがあればまた書き足すけれど、はっきりするようなことはないと思う。
※この記事は
2016年05月30日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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