「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2016年05月30日

なぜか5月にクリスマス映画の謎

whitexmasmay.png5月最後の月曜日。英国ではバンク・ホリデー(公休日、つまり休日)である。

この時期、日本では「薫風」と形容されていた空気がもっちゃりもっちゃりしてきたりして「ああ、もうすぐ梅雨だなあ」と感じるなどすることが多くなる時期だが(実際、今年は先週が異様な暑さで、梅雨のない北海道で何日も連続して30度を越えていたが、東京も暑かった)、英国では5月といえば青い空に白い雲がぷかぷかと浮かび、日差しを浴びた緑の芝が輝くという「メリー・イングランド」のイメージそのもの(2012年の五輪開会式で、式典が始まる前の会場の光景)のような時期だろう。そんな季節の休日の月曜日、遅く起き出して、お茶を入れてテレビをつけたときに古典映画をやっているとしたら、どんな映画だろう。『若草物語』のような文芸作品だろうか。あるいは『わが谷は緑なりき』のような社会派の人間ドラマ。

しかし今朝、英国のテレビで流れていた映画は、全然5月っぽくないものだった。

5月の末に、テレビで『ホワイト・クリスマス』やってるんだけど……?
http://matome.naver.jp/odai/
2146461082986470901


理由はよくわからない。はっきりするようなことがあればまた書き足すけれど、はっきりするようなことはないと思う。





※この記事は

2016年05月30日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:59 | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

……全文を読む
▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。