「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2016年05月27日

現職の米大統領が初めて「被爆地」を訪問した。被爆者を抱きしめもした。

オバマ大統領がその場で何を言うかではなく、「原爆投下」について何がどのように語られているかということに関心が高い人向けになったかもしれません。そのつもりで編集したわけではなく、そのタイミングでそこにあったものを全部一ヶ所に集めてみたら、結果的にそうなった、ということですが。

米オバマ大統領の広島訪問のニュースを、英語圏で見る。
http://matome.naver.jp/odai/2146434576602055601


個人的には、Foreign Policy誌に掲載されたジェフリー・ルイスさんの記事が非常に興味深かったです。まさに「史観」そのもの。原因は常に外にある(「奴らが俺にそうさせる」)ってのがアメリカらしい。

今日のこの「歴史的」な日を前に、英語圏のメディアでは、被爆米兵(12人が原爆で死んでいる)のための活動をしてきた森重昭さんという男性(ご自身も被爆者)にインタビューしたり、森さんの活動を記録・紹介するドキュメンタリー映画を紹介するなどしていましたが、今日のオバマ大統領のスピーチ後の感動的な写真として世界中に広く流れた「米大統領が被爆者を抱擁」の写真は、森さんを抱擁しているところです。(森さんについては、26日にBBCで紹介されていたのを連続ツイートしました。それも上記「まとめ」に入れてあります。)

森重昭さんたちの活動についてのドキュメンタリー映画、Paper Lanternsのトレイラー:

※この記事は

2016年05月27日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:22 | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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