式典は、コアの部分(大統領による献花、軍人による1916年の共和国樹立宣言の読み上げ、最後の空軍によるフライパストといった部分)は例年とあまり変わらなかったが、その後のパレードが拡大版で、軍だけではなく警察も、刑務所当局も、沿岸警備隊も、消防隊も、果ては救急隊までパレードに参加していた。救急車がパレードしてるのなんて、初めて見た。つまりは、アイルランドという国家が、「国のため」に保持している機動力が全部集合していたのだが、ここは中立国のアイルランドゆえ、ミサイルなどではなく、消防車や救急車や沿岸警備隊の救命艇がパレードしていたという次第だ(軍の装甲車は出ていた。アイルランド軍は世界各地の国連のPKO、特に地雷除去に参加しているので、国連の水色のベレー帽をかぶった退役軍人もパレードしていた)。
この100周年という大きな節目のイベントについての現地のツイートは、いつも見ている「北アイルランド」のリストをベースにしてアーカイヴしている。(現在、関係ないものを取り除く編集作業中だが、しばらくかかる。)
http://chirpstory.com/li/309321
ダブリンでは「国家」をあげての行事となったが、それと北アイルランドとのかかわりは、例によって、一筋縄ではいかない。ダブリンの式典を中継するRTEの画面にはマーティン・マクギネスの姿があったが(あと、SDLPの代表団も参列していたことはツイートされている)、シン・フェイン(の名称を現在に受け継いでいる政党)のトップ、ジェリー・アダムズは、例年のごとく、ベルファストのミルタウン墓地――「北アイルランド紛争」で死んだIRAのメンバーたちが埋葬されている墓地――でスピーチを行なった。「リパブリカン史観」全開の内容だ。
ブラック・マウンテンはこうなっているそうだ。
Today's tweet from the Black Mountain twitter account... #EasterRising pic.twitter.com/qpmCkLGNov
— Slugger O'Toole (@SluggerOToole) March 27, 2016
アイルランド共和国での式典で目立った言葉が「すべての人」、「インクルーシヴ」だった。その点についても、あとでまたちゃんと振り返りたいが、今は一休みしたい。
故イアン・カイル・ペイズリーの息子で、政治家になっているイアン・ペイズリー・ジュニアの双子の兄弟で宗教家のカイル・ペイズリーさんが、こんなツイートをしている。
The Easter Rising pic.twitter.com/lb4rfU8ocm
— Kyle Paisley (@JCKP1966) March 26, 2016
タグ:イースター蜂起100周年
※この記事は
2016年03月27日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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