「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2016年01月15日

俳優って、すごい。ピアース・ブロスナンが、ジェリー・アダムズに激似だ。

「新作映画撮影中のピアース・ブロスナンが、ジェリー・アダムズに激似」という話があって、はいはい、プロモプロモ、それは似ないでしょう、と思って見てみたらほんとに激似で驚愕した。



ピアース・ブロスナン。説明不要だろう。さあ、君も目を♡ にできるぞ。emoji-heart.png emoji-heart.png



この美男すぎる俳優は、007(ジェームズ・ボンド)も演っているし、トニー・ブレアをモデルにした「元英国首相」も演っているのだが:



今回……
He is playing the role of Liam Hennessy, a former IRA member turned government official.

http://www.bbc.com/news/uk-northern-ireland-35312321


……あの、いろいろアレなのでこれ以上は言いませんが、アレですよね、アレ

ほんで、その「アレ」がこれで、あのー…… (^^;)




あ、はい。

(・_・)

これはやばい。……

真顔で、なんとか乗りきるためにディテールを見る。 (・_・)

(ディテールから頭の中で話を膨らませると乗り切れるって、IRAのマニュアルに書いてあった。ばっちゃんが言ってた。)



BBCに、"Video courtesy of An Phoblacht".

BBCに、

"Video courtesy of An Phoblacht".


(・_・) 気を取り直して:

The actor Pierce Brosnan has been seen in London sporting a white beard and greying hair during filming of a new action thriller.

He was also wearing glasses and was suited and booted like a politician.

His appearance led many to compare his likeness to the Sinn Féin President Gerry Adams who showed he had a sense of humour by responding to the comments.

Video courtesy of An Phoblacht

http://www.bbc.com/news/uk-northern-ireland-35312324


「ユーモアのセンス」

「ユーモアのセンス」















The Foreigner
http://www.imdb.com/title/tt1615160/?ref_=nm_flmg_act_1

原作がスティーヴン・レザーのThe Chinaman:
http://www.amazon.co.jp/The-Chinaman-Stephen-Leather-Thrillers/dp/0340580259/nofrills-22

日本語訳も出てる(わたしは読んでない)。

4102445021チャイナマン (新潮文庫)
スティーヴン レザー Stephen Leather
新潮社 1996-10

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『チャイナマン』は、元々ヴェトコンの爆弾製造人だったが、父親がヴェトコンの兵士たちに殺されたあと、妻子を連れて南ヴェトナムに逃れ、サイゴン陥落で共産主義者の強制収容所にぶちこまれ、解放されてから香港に逃れ(その途上で、娘たちのうち2人をものすごくひどい形で殺されている)、後年、ロンドンで中華料理のテイクアウェイの店をやるようになったニューエン・ニョク・ミン(「チャイナマン」)が主人公(だそうだ)。しかしロンドンでのIRAのボムが、妻と生き残った娘を彼から奪ったことで、彼は復讐の鬼と化す。そして突き止めたのがシン・フェインのトップ・アドバイザーのリーアム・ヘネシー。ミンは彼に、妻子を殺したボムを仕掛けたのはだれかと詰め寄るが、ヘネシーは知らない(ロンドンのIRAのセルのことは、彼は把握していない)。しかしミンはあきらめない……という話で、実質、「IRA内幕モノ」の小説だそうだ。(もうそういうのオナカイッパイになってしまっているんですが、機会作って読みます。)

スティーヴン・レザーは元々はジャーナリストだったサスペンス、ポリティカル・スリラー分野の小説家で、下記の本(「肥料爆弾って何それ、お野菜育つの、役立つの?」っていう人にもよくわかる「実録」ものっぽい作品)も『チャイナマン』と同じくIRAに題材をとっている。いろいろ類型的だし、邦訳は「女テロリスト」の「だわ・のよ」口調が浮いているとわたしは感じるが(IRAの女闘士は、英軍兵士をひっかける任務でもなければ、「われわれは……である」調でしゃべってると思う)、ぐいぐいひっぱって読ませる感じの小説なので、興味がおありの方はぜひ。

4270100095ロンドン爆破まで九日間 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)
スティーブン・レザー 田辺 千幸
ランダムハウス講談社 2005-10-15

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4270100109ロンドン爆破まで九日間 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)
スティーブン・レザー 田辺 千幸
ランダムハウス講談社 2005-10-15

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で、ピアース・ブロスナンがジェリー・アダムズのコスプレをしているようにしか見えない映画の件。ブロスナンはそのIRAのアドバイザーであるリーアム・ヘネシー役で、主人公の「チャイナマン」は(映画ではたぶん「ヴェトコン」だった過去は割愛されているのだと思うが。2時間に入らないからね)ジャッキー・チェン。

これは日本公開ありますね。ワクテカして待つか……そして劇場でお茶買って持ってって、お茶をふく。




なにがやばいって:
He is playing the role of Liam Hennessy, a former IRA member turned government official.


(・_・)

これ以上は……

皆さんの声。






ジェリーさんというか、角度によっては弟(実子への強姦で有罪、服役中)に似てるかも……なんてことは怖くて言えません。 >_<











そういえばショーン・ビーンさん、「IRAのテロリスト」役やってましたね。



























UTVの写真選びの人、楽しかっただろうな。












ジョーク。これはうまい。




コメディアンなら当然ネタにするよね、っていうプレッシャーも。






ジェリーさんからのお知らせ。今年は選挙ですからね……






※この記事は

2016年01月15日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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