「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

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2015年05月23日

5月23日は、Eurovision Song Contest, つまり広域欧州(+オーストラリア)国別対抗歌合戦の日です。

今日、5月23日(土)はEurovision Song Contestのグランド・ファイナルの日だ。元々欧州(後に広域化してユーラシア大陸)のテレビ放送での広域同時生中継のテスト的な意味合いがあったこの「国別対抗歌合戦」は、今年は60年目ということで、地球の裏側のオーストラリアがゲスト参加する。

開始時間はCESTで21時。CESTはGMTとは2時間の時差なので、日本時間とは7時間の時差。つまり日本では24日午前4時からということになる。終了予定は00:35 CEST(日本では朝7時35分か)。気になる人はTwitterを見てるのが一番確実

昨年、オーストリア代表、「ひげ美女」のコンチータ・ヴルストが優勝したので、今年の開催地はオーストリアのウィーンである(ユーロヴィジョンは、毎年、前年の優勝国が開催地となる)。既に10日ほど前から、ウィーンの街中がEurovision仕様になっているという「小ネタ」系ニュースがあったが、公式サイトに数時間前に「コンチータが案内するウィーン」のビデオのリンクがアップされた。製作は観光局のようで、ドイツ語だ。コンチータは相変わらずお美しく、白いジャケットを、袖を通さずに肩にかけたたたずまいが実にスタイリッシュである。
https://www.youtube.com/watch?v=9Rf67eqgQfk
(ウィーンはまだバーで喫煙できるんですね。)

今年のテーマは「橋をかける Building Bridges」。昨年、優勝のスピーチでコンチータが "This night is dedicated to everyone who believes in a future of peace and freedom. You know who you are. We are unity, and we are unstoppable." と述べたところから、今年の「歌合戦」が始まる。



おりしも、22日(金)、アイルランド共和国で同性結婚の可否についてのレファレンダム(国民投票)が実施されていて(正確には同性結婚を可能にする憲法改正についての賛否を問う投票なのだが)、私が見る画面のレインボー率がとても高い。世界中にディアスポラがいるアイルランドの、いわば「開かれたナショナリズム」が、可視化されているのだが、国外に働きに出ているアイルランド人(リーマンショック後のバブル崩壊で新たに国外移住した若者もとても多い)が投票のために戻ってきている。

しかしアイルランドはグランド・ファイナルの前に脱落してしまった。(´・_・`) 久しぶりに再会した家族や友人たちと一緒にユーロヴィジョンで自分たちの代表を見てワイワイできてればおもしろかっただろうに。(アイルランドはかつてユーロヴィジョンの強豪国であった。)

今年のアイルランド代表は、



……じゃなくて、ユーロヴィジョン史上最年少、17歳のモリー・スターリングが出場した。



正直、悪くないですよ。というか、しっかりした歌唱といい声で(しかも独学だとか。才能ありますね)、映画のエンディングに流れそうな静かでドラマチックな曲調。歌詞などは下記から。
http://www.eurovision.tv/page/history/year/participant-profile/?song=32733

ただ、こういう「普通にいい曲」はEurovisionは…… (・_・)






でも去年なんか、ベッタベタにcheesyな、いかにもEurovisionな感じで行って、まったくダメだったんですよねー。イングランド、じゃねぇや、英国が意地悪だったし。 (・_・)

アイルランドよ、来年は(来年も)われらがロボティック双子で。



で、今年のEurovision,グランド・ファイナルに残っているのは下記:



(私はもう既にユーロヴィジョンに染まっているので、「国際情勢」の色眼鏡でしか見られないんですが)
アルバニアとか、ジョージア(グルジア)とか、セルビアとか、なかなかですね。

でも、ウクライナは昨年秋に不参加を表明していたし(財政難を理由にしていたけれど、それだけじゃないでしょう)、今月に入って突然BBC Newsのトップページを賑わすようになった香ばしい情勢が続いているらしいマケドニア(と書くとギリシャから物言いがつくかもしれない。FYRマケドニアのこと)はオーストリア在住マケドニア人歌手の哀愁系ポップスがエントリーしていたけれど、脱落しちゃったんですね。

財政難というかもういろいろ突き抜けているギリシャはグランド・ファイナルまで残ってる。曲は、すいません、私は40秒が限界だったけど、歌ってるのは若い女性歌手でキプロス出身。ああ、なんかそのへんも、「ザ・欧州情勢」でいいですね。

(ギリシャは去年のバンド編成の出場者の音楽性がとても高かったのだけど、今年は……)

UKはこちら。昨年の代表よりは全然おもしろいと思います。チャールストンを現代流にアレンジした曲で、ゲイ・ディスコで「盛り上がる曲」になっていそうな。
http://www.eurovision.tv/page/history/year/participant-profile/?song=32583

というわけで、グランド・ファイナルにアイルランド代表はいないけど、きっとTwitterで私が管理しているNIのリストが「ユーロヴィジョンの話しかしてない状態になる」のは例年通りだと思うので、時間がきたら見てみてください。
https://twitter.com/nofrills/lists/ni




というところで昨年の優勝者、コンチータさん。






この曲(Rise Like a Phoenix)があまりに「ボンド映画の主題歌」っぽいんですが、ここでアイルランドから、スペシャル・エージェントの話題も。


※この記事は

2015年05月23日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 07:00 | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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