「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2015年03月15日

今年はストーモントの危機のため、あの重要な外交日程が飛んだらしい。

「エクストリームUターン」がおおごとになりつつある。毎年、北アイルランドの政治トップは、セント・パトリックス・デイは訪米して外交を行なう。政界・ビジネス界の人たちと会い、「投資」を呼び込み、「友好関係」を確認し強化することが目的だ(最近では「映画やドラマのロケ地」としての北アイルランドの売り込みがかなり成功しているが、ほかにも企業誘致などはかなり活発な様子が日々のニュースからうかがえる)。セント・パトリックス・デイ当日、つまり3月17日は、ホワイトハウスが北アイルランドの政治トップを招待するのが恒例で、この「毎年恒例の聖パトリックの日の外交」は、北アイルランドの政治日程よりも優先的に行なわれる……というか、北アイルランドの政治日程はそこを外して組まれていると思う。それが当たり前だったので、ちょっとびっくりした。




それから、1つ前のエントリを書いたときに参照したので思い出したのだが、約1年前にもストーモントの自治政府は瓦解の危機に瀕していたのだった(2014年2月下旬)。昨年の原因は「OTR問題」(OTR = On the Runs. 過去からの亡霊的事案)。

なんかいろいろ順調にエクストリームだと思う。

今年は英国の総選挙があるので、DUPはこの問題をハンパに終わらせておくということはできないんじゃないかと。

しかしシン・フェインは何を考えているのやら……。


※この記事は

2015年03月15日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 22:51 | TrackBack(1) | todays news from uk/northern ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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Happy St Patrick's Day! と言いつつ、ポリティカルなおじさんたちがなかなかめんどくさい状態に。
Excerpt: 毎年恒例3月17日。今年は北部6州周りはいろいろアレですが、まずはアイルランドのアイドルでなごみましょう。 アイドル(1): St Patrick's Day message fr..
Weblog: tnfuk [today's news from uk+]
Tracked: 2015-03-18 01:55

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼