24 Hour Party People - Ireland accidentally legalises Ectsasy, Ketamine, and Crystal Meth
http://t.co/CvmZLfGiQg pic.twitter.com/r1e56Vh6b5
— The Daily Record (@Daily_Record) March 10, 2015
以下、ショーン・ライダーさんの革命的歌唱を聞きながらどうぞ。
いわく、英国の制度でいうところの「クラスA」にカテゴライズされるものを含む薬物が、アイルランドで「ついうっかり」合法な存在になってしまった。原因は法律の穴(ループホール)。
火曜日に、アイルランドの「1977年制定薬物乱用法」が違憲であるとの判断(より正確には、同法の付帯事項が憲法15条違反と判断)が控訴院で下されたことにより、この法律で禁止されている薬物が非合法ではなくなるということになった。
ただし、即座に緊急立法が予定されており、この「うっかり合法」の状態は一日だけだと報道されている(が、アイルランドではもっと長引くかもという報道もある。おまえら、おもしろがってるだろ……と思うんだけど)。緊急立法が通っても法律の発効には数日かかるので最速で木曜日だそうだ。
BBCは、この「うっかり合法化」に対するアイルランド共和国政府の迅速な対応を説明している。火曜日に控訴院で件の法的判断が示されたあと、下院で保健大臣が緊急法案を提出、その日のうちに下院は通過し、続いて上院……という手続きへ。
http://www.bbc.com/news/world-europe-31830124
Within hours of the court ruling, the Irish Minister for Health Leo Varadkar had introduced an emergency bill to reinstate the ban.
It was passed by the Irish Parliament (Dáil) on Tuesday night.
アイリッシュ・タイムズ見ると、このドタバタの背景がぐだぐだだったこと、どのような影響がありうるのかが具体的にわかる。それらの薬物の所持での起訴が無効になると、影響は大きい。
http://www.irishtimes.com/news/crime-and-law/drugs-ruling-will-impact-on-pending-cases-says-expert-1.2134365
なお、この一連の騒動では、ヘロインやコカインのようなものは影響は受けていない(それらは何があっても違法)という。
※この記事は
2015年03月12日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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