Twitterの自分のツイートに、昨日かおとといくらいから、View Tweet Activityというボタンが加わった。棒グラフを図案化したアイコンをクリックすると、表示回数、ツイート内リンクのクリック回数などが表示される。 pic.twitter.com/JDRgpo7BBB
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
「リンクなんてものは、基本、クリックされない」ということが、これで誰にでもわかるようになったのだと思う。上記のツイート https://t.co/rAbXZMpBMA は、ウィキペディアURLを紹介することだけが目的だが、こんなふう。 pic.twitter.com/UFzLvEn0yl
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
1100回表示されて、リンクがクリックされたのは21回である。これはリンクのクリック率という点でいうと、非常に高いと思う。
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
一方、BBCの記事にあるツイート・ボタンをクリックして、単に見出しとURLだけをツイートしたものは https://t.co/WGo79Py6bD 表示回数は1140回以上、RT数は2件だが、リンクがクリックされたのはわずか4回である pic.twitter.com/RtISbeIcKt
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
また、イングランドでリアルタイムで発生していた出来事についての現地実況のハッシュタグを紹介したものは https://t.co/LADCfemBqL 9回RTされ、2500回以上表示されているが、ハッシュタグのクリックはたったの8回。 pic.twitter.com/O6YSpvvo0P
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
こういったstatsは、以前は、ads[dot]twitter[dot]com/user/username/tweets で閲覧できていたのだが、今回のアップデートで、普段見ている画面でそのまますぐに見ることができるようになったということになる。
そういえば、しばらく前までは、Twitter[dot]comであれTwitter[dot]com/usernameであれ、画面遷移なしでこのように表示されていたのは、「誰がRTしたか、誰がFAVしたか」だった。今はそれらは個別ツイートの画面に飛んで、さらにRTやFAVの数字をクリックして表示させることになっている。
もうひとつ、Twitterで変更があったという点(でも前からあったような気もする)。誰かが自傷行為や自殺念慮についてのツイートをしていたときに、「通報」ができるようになったという。これは、Twitter日本のアカウントからも告知が出ていたのを今確認した。
ツイートから直接、スパムや迷惑ツイートの報告をいただけることはご存知でしょうか。本日より数週間の間に、なりすまし、自傷行為、個人情報が記載されたツイートなどの報告も、各ツイートから直接ご報告いただけるようになります。https://t.co/5I3sI6lHJ6
— TwitterJP (@TwitterJP) February 26, 2015
それが具体的にどう現れるかというと:
【速報】死にたいとツイートしてるとTwitterから心配のメッセージが届くことが判明 pic.twitter.com/wsOzHQ29wv
— マジかよ... (@MAZlKAYO) March 1, 2015
1つ前RTの件、前からあったのかもしれないし、BlockとReportが別々になったときにできたのかもしれないが、Twitterで個別ツイートをReport -> user abusive と進むと、「セルフハーム」のボタンが出てくる pic.twitter.com/PA9NYC5YRK
— nofrills (@nofrills) March 1, 2015
これは、英国の組織「サマリタンズ」が一時導入した「監視アプリ」とは異なり、Aさんが「死にたい」と書いてるときにAさんの友達に連絡するのではない。
そうではなく、Aさんが「死にたい」と書いているのを見て心配になったBさんがボタンを押してTwitterに「通報」すると、TwitterからAさんに対し、上記のような定型文のメールが届く、というものだ。
しかしこの「定型文」のメールが、あまりにも「アメリカのものの直訳」であるところが、微妙な空気感だ。こんなにきれいに日本語化されているメッセージ(人間が翻訳しなければこうはできない)で、自殺防止のヘルプラインを紹介するときに、「アメリカのヘルプライン」を紹介しても、それは「アメリカでのメッセージの翻訳である」ということしか示さない。ここで「いのちの電話」を紹介するようなローカライズは、Twitterの日本法人ではやっていないということかもしれないが、こうなると「アメリカ以外の英語圏」(カナダ、英国、アイルランド、オーストラリアなど)ではどういうメッセージが送られてくるのだろうか、などということも気になりだす。気にはなるが、別に関心はないという微妙なラインで。
ちなみに、上述の「サマリタンズ」のアプリは、ローンチから10日もしないうちにサスペンドされた。
A Samaritans app supposed to detect when people on Twitter appeared to be suicidal has been suspended http://t.co/KJLcN1nt9h
— BBC Breaking News (@bbcnews_ticker) November 7, 2014
※この記事は
2015年03月01日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
- Twitterを「鍵アカ」にすると、「《検索したい語句》from:アカウント名」..
- "整理" されてしまった「翻訳・通訳のトビラ」の中身を、Web Archiveで..
- 美しかった。ひたすらに。
- はてなブックマークでわけのわからないスターがつけられている場合、相手はスパマーか..
- 虚構新聞さんの "バンクシー?の「『バンクシー?のネズミの絵』見物客の絵」に見物..
- 当ブログがはてなブックマークでどうブクマされているかを追跡しなくなった理由(正確..
- 東京では、まだ桜が咲いている。
- あれから1年(骨折記)
- Google+終了の件: 問題は「サービス終了」だけではなく「不都合な事実の隠蔽..
- 当ブログに入れている広告を少し整理しました。