でも、私が中指を立てるのは、そういう状況が私の外側にあるからだ。
nofrills / nofrills
これを書くと嫌われるのですが、何度でも書きます。「現地の悲惨」は、「被害者」たちは、あなた方が議論し、知識を自慢するために存在しているのではありません。「わたしたち」なる漠然とした存在が「自己認識を改める」ために、「現地の悲惨」が存在しているのではありません。 at 01/22 01:01
nofrills / nofrills
「こんなことは、歴史的に見れば」云々とオタクが語るために、現地で人間が奴隷化され、コミュニティが破壊されているわけではありません。これは、人間性 (humanity) の問題です。 at 01/22 01:03
nofrills / nofrills
「デモクラシーであれば、無条件によいものだ」などということを言っている人が、日本語圏にいるということは、私の認識ではありません。また、世界は「あれか、これか」ではありません。「デモクラシーか、セオクラシーか」、「無宗教か、宗教か」ではありません。 at 01/22 01:06
nofrills / nofrills
#WithSyria http://t.co/3jbMqwZwNc 2014年3月、シリアのMar15のハッシュタグから3年目に発表されたBanksyの作品。ここに恐ろしい数値として出てくる「死者」の大半はISISが殺したのではありません。そしてそのことはISISを正当化しません at 01/22 01:12
「アサド政権か、ISISか」ではないのだ。
The Syrian resistance: a tale of two struggles
https://www.opendemocracy.net/civilresistance/maciej-bartkowski-mohja-kahf/syrian-resistance-tale-of-two-struggles
The recent book Recovering Nonviolent History finds that a number of nonviolent campaigns in national liberation struggles were overtaken by violent resistance. One major reason for abandonment of civil resistance in favor of armed struggle is not understanding what civil resistance can achieve, and with what benefits for a people’s liberation. The narrative void about civil resistance during ongoing conflict is often filled by armed insurrectionists with their own ideologized discourse, which tries to discredit the effectiveness of nonviolent resistance and underestimates the costs of violence. How this happened in Syria is the story that follows.
![]() | Recovering Nonviolent History: Civil Resistance in Liberation Struggles Maciej J. Bartkowski Lynne Rienner Pub 2013-03-31 by G-Tools |
#Syria #Kafranbel demonstration against #tyrant #Assad Dec 27 2014 pic.twitter.com/RRZktIDxkH
— Kafranbel English (@kafrev) December 27, 2014
#Syria #Kafranbel demonstration against #Assad Jan-3rd 2015 pic.twitter.com/Aonfw8sk07
— Kafranbel English (@kafrev) January 4, 2015
1 year ago, Razan Zaitouneh & her fellow activists were abducted in #Syria http://t.co/AB49sPJ7C2 #FreeRazan #Douma4 pic.twitter.com/t0ZbwtjnMP
— Global Voices (@globalvoices) December 9, 2014
ラザン(「アラブの春」の前からの活動家)については、死んだという報告がないから生きているのだと思う。そんな状態だ。
![]() | Syria Speaks: Art and Culture from the Frontline Malu Halasa Al Saqi 2014-11-18 by G-Tools |
Syria Speaks: an evening of resistance and celebration at the 2014 Edinburgh International Book Festival
https://edinburghfestival.list.co.uk/article/63060-syria-speaks-an-evening-of-resistance-and-celebration-at-the-2014-edinburgh-international-book-festival/
追記:
むろん、「他者の苦痛」を見たあとで、結果的に、自分たちのことを考えるというのは当然のことだし、自然なことだし、正しいことだ。私が言いたいのは、その「正しさ」を絶対化してしまい、自分たちのことを考えるために「他者の苦痛」を利用しようとするのはおかしい、ということだ。そういう態度は、自分たちのことを考えることにつながらない「他者の苦痛」の無視にしかつながらないし、第一に当事者無視の最たるものだ。
Kony2012のハッシュタグが流行る前に、LRAの暴虐はとっくに語られていたし報じられていたし、知られていたはずなのに、なぜ人びとはKony2012の騒動まで気づかなかったのか。
リアルタイムで「ルワンダのジェノサイドを知らなかった」という経験を自分のものとして持ってる立場からは、その鈍感さ(それもまた人間性の一部だ)を含めて、何をどうしたらいいのかということを見つめ続けなければならないと思うんだけど、ここでは何しろ「一国平和主義」だからね。アメリカが爆弾を落とすというときだけ「戦争反対」を叫ぶ人々がいたり、「戦争なんて70年近く前に過去のものになったはず」などと、what planet are you on? としか言いようのないことを(おそらく)真顔で言う人がいたり。
※この記事は
2015年01月22日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
【todays news from ukの最新記事】
- 英国での新型コロナワクチン認可と接種開始、そして誤情報・偽情報について。おまけに..
- 英ボリス・ジョンソン首相、集中治療室へ #新型コロナウイルス
- "Come together as a nation by staying ap..
- 欧州議会の議場で歌われたのは「別れの歌」ではない。「友情の歌」である―−Auld..
- 【訃報】テリー・ジョーンズ
- 英国の「二大政党制」の終わりは、「第三極の台頭」ではなく「一党優位政党制」を意味..
- ロンドン・ブリッジでまたテロ攻撃――テロリストとして有罪になっている人物が、なぜ..
- 「ハロルド・ウィルソンは欧州について中立だった」という言説
- 欧州大陸から来たコンテナと、39人の中国人とされた人々と、アイルランドのトラック..
- 英国で学位を取得した人の残留許可期間が2年になる(テリーザ・メイ内相の「改革」で..