「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年05月01日

アラン・ジョンストン記者についての最新記事@4月30日

Alan Johnston banner

[コード消去・代替画面挿入/2016年5月]


・・・というわけで、パレスチナ自治政府(PA)が、アラン・ジョンストン記者を誘拐した人たちと接触したことを認めたそうです。数日のうちに何か展開があるかもしれません。記者を拘束している人たちはPAに対し「健康状態に問題はない」と強調しているとのこと。

BBC記事ではこれかな。4月30日付け。EUからPAへの資金援助について話しあう予定だったEUとPAとの会合で、アラン・ジョンストン記者についての話が予想外に長く行なわれた、という内容。

Missing BBC man 'alive', MEPs say
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6608141.stm

One of the delegates, British MEP Caroline Lucas, told the BBC they had sought assurances from the Palestinian representatives.

"We can only go on what we're being told, but certainly it seems to be a very high political priority for them," she said.

"I think they recognise, as we all do, that it's doing the Palestinian Authority absolutely no good at all to have Alan Johnston still in captivity."

"They do appear to be doing all they can, and we seem to be getting confirmation that he's alive, so I think all we can do is to keep the political pressure high."

On Thursday, the European Parliament passed a resolution calling for the Palestinian authorities to redouble efforts to secure Mr Johnston's immediate release.


それからBBC記事にあるもうひとつ重要な話。AFPの記事では「パレスチナ自治政府のAzzam al-Ahmed副首相は……『誘拐犯は自分たちが難しい状況に置かれていることを理解すべき』と語った」とある件だと思いますが。
Later on Monday, during a press conference, Mr Azzam said the kidnappers had made new demands over the phone on Monday.

He said all of these demands had been refused.

"It seems the abductors feel they are in real trouble," Mr Azzam said.

"Their demands change from time to time. From our side, all the demands that were presented were rejected."

アザム副首相は月曜の記者会見で、誘拐犯らが月曜日に新たに電話で要求してきたことを明かした。副首相はこれらの要求はすべて拒否されたと述べた。「誘拐犯は自分たちが本当に難しい状況にあると感じているようです。要求はころころ変わっています。こちらからは、出された要求はすべて拒否しています」

※AFPの記事とBBCの記事とでは副首相の発言内容が違っているようですが、これはアラビア語から英語に訳すなどした際のずれの範囲内なのかもしれません。私はアラビア語はまったくわからないのでこういう「ずれ」がありうるのかどうかもわかりませんが。。。



アラン・ジョンストン記者の解放を呼びかけるBBCのペティションに署名をするには下記ページで:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6518185.stm

ペティションの文面と署名の方法についての日本語での説明@このブログの4月12日のエントリ:
http://nofrills.seesaa.net/article/38575455.html



このエントリの冒頭に貼り付けたバナーはBBCがブログで提供しているもの。コードは下記にあります(単にコードを記事入力欄に貼り付けるだけでOKです。単純なHTMLなのでJavaScriptとかが通らないブログでも使えます)。
http://www.bbc.co.uk/blogs/theeditors/2007/04/how_you_can_help.html
※ スタイルシートの設定によってはバナーの外側に枠線が出てしまうので、それがいやな人はソースの<img src="〜" width="〜" height="〜">の中にborder="0" というのを付け加えて、<img src="〜" width="〜" height="〜" border="0">としてください。(文字・数字・スペースなどすべて半角英字を使うこと。)

バナーをクリックすると、ジョンストン記者拉致事件のタイムラインのページに飛びます。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/world/2007/alan_johnston/default.stm

ジョンストン記者の執筆した記事を読むには、BBCの記事検索で "alan johnston" と入れて "news only" にした上で、拉致された2007年3月12日より前の記事を探すのが確実です。検索結果には別の人が書いた記事でジョンストン記者のコメントが含まれるものも入ります。



※この記事は

2007年05月01日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 21:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
誘拐から8週間という記事。特に状況の進展はないようです。

BBC man missing for eight weeks
Last Updated: Monday, 7 May 2007, 01:35 GMT 02:35 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6631243.stm

Posted by nofrills at 2007年05月07日 17:09
アルジャジーラにテープが送りつけられたらしい。

BBC checks 'Alan Johnston tape'
Last Updated: Wednesday, 9 May 2007, 00:26 GMT 01:26 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6637507.stm

It includes certain demands and shows pictures, including one apparently of Mr Johnston's BBC identity card.
テープには何らかの要求と何枚かの写真が含まれており、写真の中にはジョンストン記者のBBC記者証と思われるものもあった。

It was delivered to al-Jazeera in Gaza and was made by a group calling itself Jaish-e-al-Islam (The Army of Islam).
テープはガザのアルジャジーラ支局に届けられた。テープを作成したのは「イスラムの軍」と名乗っている。

なんか、ガザでアルカイダ流の事件が起きている(国際的な人道支援活動を標的にしている)ということも聞いているんですが、AJにテープを送りつけるとかいう手法もアルカイダのコピーですね。

セキュラーな勢力が政権を取っている間は、ジェリー・アダムズがファタハと会談とかいうのも有効だったかもしれないけれども、今までより広い範囲で、セキュラーなものよりレリジャスなもののほうが魅力的に見えるようになっているとしたら、そして以前の「ジョンストンは処刑した」という嘘声明が、声明の中身のためのものではなく、「我々の存在」をPAにはっきりと宣言することを目的とするものだったとしたら、たいへんにいやな状況だ。
Posted by nofrills at 2007年05月09日 13:40

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼