kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2014年02月21日

"どうせあなたは「西洋メディア」、「英語圏大手メディア」以外はゴミだと思っているのでしょう" 的なことを言われたのでメモ。

「Twitterのタイムラインは、自分が選んだ人々によって構成される」ものである。例えば私はUKのメディアやジャーナリストを多くフォローしているので、1か月ほど前の「フランスのオランド大統領の情事」は、Twitter上では「ものすごい大ニュース」に見えた(あの件に関する英メディアの関心の高さは、異様だった)。フランスのメディアやジャーナリストを多くフォローしている人が見ている光景とはまるで違っただろう。

自分がフォローしている人が使いそうにもない表現や文言がTLに現れると、かなり目立つ。まず、はっきり確認するまでもなく「誰かが誰かのをRTしているのだな」と思うし、あまりあり得ない感じの場合は「スパムに乗っ取られたのかな」と思う。先般の「アプリ連携認証させて勝手にツイートするスパム」はそういう「ありえなさ」を覚えたことがきっかけで調べてみたものだ。

で、そういう「私のTLであまり使われそうにもない表現」のひとつが、「海外メディアでは」、「海外メディアによると」などである。

「海外メディア」などというざっくりしたものは存在しない。そんなざっくりした理解で語れることなどないか、ごく限られている(「日本 vs 海外」という二項対立が有効な場合のみで、そんな二項対立が有効な場合というのは、ほとんどない)。

先ほど、それが現れた。RTによってだった。しかしそれが驚いたことに……



西村さんは朝日新聞の記者さんである。いつもウラジオストックから興味深い話をきかせてくれる。(知らない土地の話を聞くのは楽しいものだ。)

その西村さんが、大変なことになっているウクライナのキエフで取材をしているというので、けがなどなさいませんようにと思いながら見ていた。いくつか報告がまとまったところでRTして、ロイターの写真をつけて自分でもTwして:




そしてhome画面に戻ったところに流れてきているのが見えたのが、「海外メディアによると」。

びっくりした。



以下、ツイート主さんとのやり取りを記録(備忘録):
※ツイート貼りこんで投稿したら、先方がツイートを削除してしまっていた。
なので歯抜け状態でほとんど意味不明に… (´・_・`)



※誤変換失礼。先方は「あなたのお好きな西側メディアではない」というようなことだけを言っていました。「海外メディア」とはどこかは答えず。







※「お知りになりたいのなら探してみますよ」じゃなくて、一番大事なところでしょうが、「○○というメディアが伝えていた」という点は。素人ならまだしも、情報の取り扱いのプロなんでしょ、編集者名乗ってるんだから。

こういうのさ、昨年夏に「ネルソン・マンデラは死んでいる」と言い張ってたラスヴェガスの「なんとかガーディアン」を真に受ける人が(英語圏以外で)続出したのと同じだよね。見る目がない人がガセを真に受けて拡散してんの。もっと最近では、「冗談新聞のネタ」を真に受けてたケースがある。はてブで話題になったのだけど。


※これも先方がツイートを消しちゃったので、私が部分的にコピペしたものしか残っていない。





ちなみに、「うちの新聞」は一貫して朝日新聞です。親が朝日以外は「なんか違う」という理由で朝日のみだったので。生きてれば「老害ネウヨ」化していた方向性でしたけどね。



「シリア反政府軍がウクライナに」云々について。

何も知らずに言ってるなら、少しはまともな背景解説や戦況分析でもお読みになってはいかがでしょうか。Twitter上には断片化されていますが最新の戦況は流れてますし、スコット・ルーカス氏運営のサイトEAや、米Foreign Policy誌などに読みやすい記事があります。んで、キエフの現場写真を見て、「シリアで戦っているような傭兵」(おそらくアラブ人、チェチェン人ファイターのことと思いますが……彼らは「傭兵」じゃないけどね)が戦う大義があるかどうか、2秒くらい考える。つまり、死にそうになったら正教の聖職者にラスト・ライツされちゃうような場でムジャヒディーンとかいうのがありえるか、という話。

いろいろ把握したうえで本気で言ってるなら

あたまだいじょうぶでつか

っていうレベルです。

で、ウクライナ、別に興味ないんでろくに見てなかったんですが(グルジアのサアカシヴィリとか、アメリカのジョン・マケインが陣中見舞してる時点で見えすぎちゃって困るの)、平和的デモが暴力化した日に最前線で治安部隊に攻撃がんがん仕掛けてた集団がいたんですよ。ロンドンのデモでブラック・ブロックという暴れ屋が出るのと同じような感じで、突出していた。バスに火を放ち、花火をぶっ放して、メディアのカメラマンに派手な写真を撮らせていた彼らが「誰」なのかがわからない。

※まさか今のこのウクライナの一連の動乱に「広告代理店」が絡んでいないと思っている人はいないと思いますが、一応、こういうのの背景解説本:

ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
高木 徹

終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ (集英社新書) 民間軍事会社の内幕 (ちくま文庫 す 19-1) 国際メディア情報戦 (講談社現代新書) ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書) 悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)

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See also:
2012年12月30日 「私はアホーで阿呆な帝国主義者です」と書かれた板切れを首からぶら下げて歩きましょう。
http://nofrills.seesaa.net/article/310722095.html

2013年02月28日 今月の「メディア論」系の話と、言いがかりと誹謗中傷の記録。
http://nofrills.seesaa.net/article/334973490.html

※この記事は

2014年02月21日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 07:00 | TrackBack(0) | i dont think im a pacifist/words at war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼