Mural of George Best in Inverwood Court in east Belfast, funded with European money, being replaced by a UVF mural; via @irish_news
— ConflictNI (@ConflictNI) September 4, 2013
So UVF's latest move is to paint over George Best mural with a masked UVF gunman. Intelligent-and they are involved in 'flag protests'mmmmm
— Gerry Kelly (@GerryKellyMLA) September 4, 2013
これな。
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これがこんなふうに……
This is the image featuring a UVF gunman that will replace the George Best mural http://t.co/hMJL1AdcXN pic.twitter.com/ROAOgz7hO2
— Conor S (@Conor_utv) September 4, 2013
このジョージ・ベストのミューラル、公金が投じられたものなのだが。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-23958659
The mural had been dedicated to the footballer three years ago and at the time, Belfast City Council contributed public money towards the project.
On Wednesday, the council said in a statement that it was "unaware of any plans" to replace the artwork.
It said: "In 2010, Belfast City Council, as part of the council's PEACE III project 'Tackling the Physical Manifestations of Sectarianism', provided £1,500 towards the material costs of a mural in memory of George Best.
"This mural replaced an old UVF mural and was welcomed by the community at the time.
"There was no stipulation, relating to the granting of funding for the original project, as to how long the mural had to remain in place," the council statement added.
ほんっとにしょうもないと思う。
Replacing a George Best mural with a UVF one only serves to remind people in Britain just how backward and laughable 'Loyalism' really is
— Martin Harkin (@HarkinOg) September 4, 2013
ですよねー。
先日、「紛争」の時代を大人として経験した世代のユニオニストの論客であるアレックス・ケインさんが、Twitterで、「紛争」をろくに知らない若い世代で「旗騒動・旗暴動」の代表的な存在であるジェイミー・ブライソンとガチンコで話をしていたのを拝読した。「紛争」の時代のロイヤリズムのありかたに「憧れ」を抱いているジェイミーは、思想というか宗教的に原理主義者(反カトリック)であり、それが「輝いていた」時代を過剰にリアルなものとして感じている北アイルランドの「あらかじめ失われた世代」なのだということがよくわかった。
だがしかし、彼のような「ノー・サレンダー」のあり方は、最も非生産的なアナクロニズムでしかない。まともに生産活動・価値の創造に携わっていれば、それはわかるはずだ。
しかし残念ながら、「ワーキングクラス・プロテスタント」には、「まともな生産活動」と縁のない層がいて、そういった人々が「我らこそ、ワーキングクラス・プロテスタント」というイデオロギーに染まって行動している。
彼らの勝手な主義主張(議会制民主主義より直接行動の方が民主主義である、みたいな)の影響で商売あがったりになったローカル・ビジネスは、下記のように、彼らを「支持」などできない状態だが、彼らはお構いなしである。
BBC News - Belfast stores hit by Twelfth tensions http://t.co/bSRhiK66np #corr
— Mark Devenport (@markdevenport) September 3, 2013
彼らを煽り立てているのは「反カトリック、反IRA」の思いだが、何のことはない、「紛争」を続けたい/和平合意(ベルファスト合意、つまりグッドフライデー合意)に反対したい武装勢力(それは「カトリック」の側だけにあるのではない)の非武装の活動だ。
ロイヤリスト武装組織にはUDAとUVFとLVFがあるが、UVFは東ベルファストの組織が活動中である(UDAは組織犯罪は継続していても武装活動はないようだし、LVFはドラッグ・ギャング化したらしい。「紛争」の延長線上で活動しているのはこの、東ベルファストのUVFくらいかもしれない)。つい先日、東ベルファストの林の中に「新しいタイプの」拳銃16丁が隠されているのが見つかっているが、これは「リパブリカンの武器ではなかった」そうだ。
それにしても、公費を投じたミューラルをこんなふうにされたのでは、ベルファスト市議会も黙ってはいられないだろう。
ロイヤリストの狙いはおそらくそこだ。「我々の旗」を1年365日掲揚することを否定したベルファスト市議会を挑発したいのだろう。
(「我々の旗」を1年365日掲揚していないのは、彼ら「ロイヤリスト」が心理的につながっているつもりであるブリテンの公共施設でも、同じなのだが。)
明日の「例のパロディアカウント」(ロイヤリスト・アゲインスト・デモクラシー: L.A.D.)は見ごたえがありそうだ。
(L.A.D.のアカウントで一番笑えるのは、マーティン・マクギネスにブロックされていることなのだがwww)
We are blocked by Stephen Nolan, David Vance, Jake O'Kane and Martin McGuinness on Twitter. That makes us proud. pic.twitter.com/ZviS8JSUZe
— L.A.D (@LADFLEG) July 22, 2013
※この記事は
2013年09月05日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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