RT @dailyedge: The Google Autocomplete Map of Ireland: http://t.co/lIoT9tF6Zc pic.twitter.com/DkFZ4VyzPF
— TheJournal.ie (@thejournal_ie) July 27, 2013
「地名 is」を検索する場合のGoogleのオート・コンプリート(サジェスト)の結果で、一番上にあるものをまとめました、という主旨の記事だが、自分でもやってみたら全然違う結果だった。
アイルランド:

"... part of uk" はあるが "... part of the uk" はなくて、"... not part of the uk" はある(Googleのtheの扱い方って、どうなってんのかね。「翻訳」でも謎に思うことあるけど)。(ほんで、theの有無がどういう意味を持つかとかわかんない人が「日本語のページでもGoogle翻訳を使えば英語にできますよ」とか言ってたりするんだが)
ベルファスト:

The Daily Edgeの言ってる "awful" は見当たらない。
私の見た画面で1位になってるこの "in what country" でfeelin' luckyのリンクをクリックするとウィキペディアのエントリに飛ぶのだが、これ、見てわかるのかね……

なお、「ベルファスト」に関して人々が検索しているのはこの曲の歌詞。「いろいろと相変わらずだけど、実はボーン・アゲインしてる」という内容の歌。
一方、The Daily Edgeの記事でも最も「ネタ」っぽいアーマーのは、1位ではないけれど、本当にあった…… ^^;

「カトリックかプロテスタントか」とか、「ベルファストに近いのか」といったことは、私も調べました。
関連して、数か月前に同じ媒体がTwitterのハッシュタグを使った企画として「アイルランドを表す3語」を広く募った結果のまとめ:
http://www.dailyedge.ie/ireland-word-map-847151-Mar2013/
もうね、Twitterでやるからかなりカオティックなんだけど(JedwardやOne Directionのファン集団がハッシュタグ「会いたい人」と多重使いで荒らしまわり、ジャスティン・ビーバーのファンとバトった形跡が……)、日本で語られる「ロマンチック」系のものがない(笑)。具体的には、「ケルト」とか「妖精」とか「文学」とかが、ない(笑)。イエイツもベケットもジョイスも、影も形もない(笑)。

この図は、別にマッピングしたわけではなくアイルランド島の形になるように結果を組み合わせたらこうなったというだけで偶然なようだが、謎なのは、ジャイアンツ・コーズウェイのあたりに浮かんでいる "England" って…… (^^;)
なお、The Daily Edgeのこの記事のページのコメント欄に、明らかに「リパブリカン」な人のコメントが複数あるのだが、いずれもがんがんvote-downされていて、これぞネット上のアイルランド(ネットで見ている限り、アイルランドでリパブリカンの主張をする人は「いわくつき」、「変人」の扱い)と個人的に思う。
それと、結果にあるTEDはあのTEDではなく、Father Tedが分解されてるんだと思う。
※この記事は
2013年07月27日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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