「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年02月27日

本場のティータイムを。

実は私、今英国にいます。証拠画像です。

Tesco
※デスクトップ用などとして無駄に大きい画像が欲しい方、こちらからどうぞ。

うそです。日本にいます。証拠画像です。

Tesco Tesco
↑左の写真、品物につける札がうっかり左右逆だったりする。ちなみにShortcakeのほうは99円、Bourbon Creamは129円。今はポンドが高いから、現地で買うより安いかもしれない。右の写真、Ginger Nutの隣は東ハトさん@ひな祭り仕様。

写真の商品では「TESCOブランドです!!」とダブル感嘆符で強調されていますが、「TESCOブランド」というのは・・・「商標」という意味では確かに「ブランド」ではあるがなぁ、という何とも微妙な味わいです。

でも「本場の」(笑)TESCOをまったく知らない人は、「安い」とか「パッケージの色がかわいい」とかで買ってみて、味が気に入れば「TESCOブランド」にすっごくポジティヴなイメージを抱くでしょう。かつて「英国の高級ブランド食品とかじゃなくて、普通のスーパーのビスケットが東京で普通の価格で買えればいいのに」と書いていた私としては、「がんばってください」ということで、お店の近くにいったときにお店にTESCOのビスケットがあれば、買います。ビスケットのようなものをわざわざ輸入するということは、環境問題的にはよろしくないにせよ。

ちなみに「本場」では、「TESCOブランド」について、「会社・商品・サービスなどについて,他と明確に差別化できる個性(イメージ・信頼感・高級感など)」があるかというと、多分答えはノー。近年、すご腕の経営者(TESCOでは学生バイトとして働き始めた人だそうで)のもと、ビジネスニュースとかで企業経営としてお手本みたいな感じで取り上げられていますが、TESCOというチェーンストア自体のブランドイメージは「庶民的」とか「品質はそれなり」とかいった感じでしょう。それがいいとか悪いとかじゃなく。

日本では「英国」というだけで「本物」とか「大人」とかいうイメージがくっつけられることが多いんだけど、この「TESCOブランド」の扱いには(価格設定も含めて)そういう「日本における英国」くささが感じられず、むしろ現地のTESCOの雰囲気を見事につたえています。私はそのことをgood jobと言いたい。

まーとりあえずTESCOのビスケットと、ピーコック(大丸系スーパー)が扱っているWaitroseの紅茶(多分、丸いティーバッグのも置いている)があれば、拙著の91ページに書いたような「本場のティータイム」が日本でも可能です。(ピーコックでもWaitroseのビスケットの扱いはあるんですが、日本のメーカーのと比べるとばかばかしいほど高いし、シンプルなビスケットはせっかく店に行っても置いてないことがあったりで、イマイチ望んでいるようなことにはならない。)

ちなみに、日本に輸入されている「TESCOブランド」品はビスケットだけではありません。下記はfd's Flickr Toysを使って作ったモザイク。重複する写真もありますが、パスタとかパスタサーバーがあるのがご確認いただけると思います。
The TESCO mosaic in Tokyo
※画像クリックで私のflickrページに飛びます。そのページで写真の下のスペースに、各画像を個別に見られるようリンクがはってあります。(って、fd's Flickr Toysのデフォルトのままなのだけど。)

なお、TESCOには次のような批判もあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Criticism_of_Tesco

おや。UK TradeのサイトにはまだTESCOが載っていない。
http://trade.uktradeinvest.jp/trade/food/list.html

# 実は個人的にはTESCOよりセンズベリーなんですけど。。。(^^;)

※この記事は

2007年02月27日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 20:11 | Comment(2) | TrackBack(1) | 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うわ〜。

実は個人的にはTESCOよりMorrisonsなんですけど…(^^;)な私ですが、写真見たら久々に「あ〜、Shortcake食いたい〜。食後のデザートに」と思ってしまいました(苦笑)。ちょうど今、去年、英国に行ったときに買って帰ったTESCOブランドのCup A Soupもどきを飲みながら見ていたもんで、よけいにそう感じてしまったのかもしれませんが。

# といいつつ、現地にいるときは、さらに価格が安い白地ベースのパッケージの方のTESCOブランドの菓子類を買っちゃうんですけど(^ ^;)。

それにしても、東京で、TESCOブランドのものが買えるようになっているとは。時代も変われば変わるもんですねぇ……。しかも、「ひょっとしたら現地よりこっちの方が安いんじゃないの?」とつい感じてしまいそうなお得感付き、なところがなかなか素敵です(微笑)。
Posted by Cain at 2007年02月27日 22:12
>Cainさん
Shortcakeの99円は、感覚としては、おそらく白地ベースのTESCO(Valueでしたっけ)相当です。たっぷり入っているから長持ちするぅ。

www.tesco-japan.comはまだ「全国区」とは言えない状況ですが、そのうちに広がるんではないかと思います。ふっふっふ。グローバライゼイション。(微笑、なおかつ意味不明)
Posted by nofrills at 2007年02月28日 00:00

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TESCOが日本撤退 (T_T)/~~~
Excerpt: Twitterで @TomokoHosaka さんのツイートで知らされた。小規模ながら東京都を中心に展開していたTESCOが撤退するとのこと。 UK retailer Tesco plans to l..
Weblog: tnfuk [today's news from uk+]
Tracked: 2011-09-01 00:22

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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