ウィリアム・ブレイクの生誕250年とのことで、ブリティッシュ・ライブラリーが、ブレイクのメモ帳(ノート)を公開している。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/6252637.stm
ライブラリーに足を運べば見られるのだが(会期は3月まで)、それだけでなく、ヴァーチャル・ミュージアムで東京にいても見ることができる。すばらしい。
http://www.bl.uk/onlinegallery/ttp/ttpbooks.html
※「オリジナルのアリス」(ルイス・キャロルの挿絵)とか「植物画」とか「モーツァルト」とか「レオナルド」などいろいろあるが、"WILLIAM BLAKE'S NOTEBOOK" をクリックでポップアップ。
【画像】キャプチャしてみた。
このように、ページの好きな場所を拡大鏡で拡大することができる。ブレイクの、こういう走り書きみたいな絵を見ることができるとは(しかも自宅から)、感激のあまり泣きそうになる。
本のページをドラッグしてページをめくることができるが、マウスを速く動かしすぎるとめくれない。200年前のノートなのだから、慎重に扱え、ということかもしれない。
なお、ユーストン/セント・パンクラスのブリティッシュ・ライブラリーの建物の庭にある巨人の像は、ブレイクによるアイザック・ニュートン像を立体化したものである。
http://en.wikipedia.org/wiki/William_Blake
※この記事は
2007年01月12日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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