さすがにクリスマス・デイの前後(イヴからボクシング・デー)は何もなかったようだし、その後、年が改まるまでは、旗持った人(子供を含む)がうろうろするくらいで大きなことにはなっていなかったようだが(一方で、ディシデント・リパブリカンのボム未遂というえらいこっちゃな事態があった)、日本で3が日が終わったころからまた、本格的に「第二章」的な感じになっている。
日々、「あれがあった、これがあった、こんな発言がなされた」レベルのことの積み重ねはTwitterにて。そっからわかることを、断片ではなくまともに読める文章として書いておきたいのだけれども、その基礎となる情報がうわなにをするやめろな状態なので、書きあぐねている。(丁寧にソースつけて記録しておかねばならないとは思う。)
最新の情報はこれ。北アイルランド警察(PSNI)トップの発言だ。
Belfast flags trouble: PSNI chief says senior UVF members are involved
7 January 2013 Last updated at 13:59 GMT
http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-20929658
The PSNI chief constable has confirmed that individual, senior loyalist paramilitaries have been involved in orchestrating violence during union flag protests in east Belfast.
6日、日曜日のBBC Newsのトップページ(UKとかではなく全体のトップ)に、ついに「ベルファスト」が登場していた。

BBC News - Home via kwout
今、起きているのは基本的にはユニオニスト側のコミュニティのパニック発作と、それに便乗した武装組織(というよりギャング組織)の駄々(目的は金。ピースファンド)であろう。さらに、それを「徹底的に取り締まる」ことのできない警察という問題、つまり北アイルランドの「治安」にまつわる構造的な問題(ちょっとアレな言い方をするけれど、UVFは「英国の治安組織の死の部隊 Death Squad」なので)がミルフィーユ状態で、低強度紛争後の社会の抱えるプロブレムの玉手箱状態と言うべきだろう。
※書きかけ
※この記事は
2013年01月07日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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