kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2007年01月08日

PUPのDavid Ervine危篤

PUPのDavid Ervineが急に倒れて「病院に搬送された」という記事を今から10時間ほど前に見たのだが、今、もう一度見てみたら、「病院で危篤」という見出しになっている。

PUP leader 'critical' in hospital
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/6239263.stm

リトビネンコ事件のおかげで「急に倒れて病院に搬送」というのにやたらと過敏になっているのだが、BBCの記事には、何ら詳しいことが書かれていないので状況がまったくわからない。通常、こういうときは「脳卒中で」とか「心臓に痛みを覚え」とか「高血圧の持病があり」といったことが書かれていることが多いのだが、それもない。書かれているのは、最初に入院した病院から、ICUの設備のあるRoyal Victoria Hospitalに転院し、現在はICUに入っている、ということだけだ。(あとはピーター・ヘインらの言葉、など。)

RTE記事では「心臓発作と思われる」とある。

スラオさん記事のコメント欄によると、一時「死亡」情報が流れたようだ(@RTE)。これはすぐに撤回された。

■追記:
BBC記事、同じURLで見出し変更。

PUP leader remains critically ill
Last Updated: Monday, 8 January 2007, 10:54 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/6239263.stm

倒れたときの様子が書き足されている。いわく:
Mr Ervine, 53, was taken to hospital after suffering a heart attack at his home on Sunday. He later had a stroke and a brain haemorrhage in hospital.

つまり、日曜日に自宅で心臓発作をおこして倒れた。その後、搬送された病院で卒中と脳内出血。そこで地域病院では設備がないので、大病院のICUに運び込まれたと思われる。

北アイルランド担当大臣のピーター・ヘインのコメント:
Northern Ireland Secretary Peter Hain told the BBC he had "a high regard for him".

"He's brought loyalist politics a considerable distance, he's a very progressive unionist, wants to see power-sharing work and I hope he's going to be part of that."

本当だ。本当にそうだ。あと3ヶ月もしないうちに、自治政府が動き出すだろうというのに、今倒れるなんて。。。

David Ervineは左派系ロイヤリスト(「労働者階級の利益」のためのロイヤリズムがProgressive Unionism)で、元「テロリスト」。19歳でUVFに入る。1972年の「ブラッディ・フライデー」(IRAがベルファストで波状攻撃、爆弾21個で死者9人、重傷者130人)に怒り、1974年に自動車爆弾攻撃を仕掛けようとしたところを逮捕・投獄(ロング・ケッシュ)、1980年に出所し、その後政治家に転身。地方議会を経て、1998年にMLAに当選。1998年のグッドフライデー合意(ベルファスト合意)を強力に後押ししたユニオニストのリーダーのひとり。2003年の選挙でもMLAとして当選。2003年の選挙ではDUPが躍進してUUPとPUPは後退したはずだが、PUPはこの1議席しか持ってないはず。(<記憶に頼る。)
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Ervine
http://cain.ulst.ac.uk/othelem/people/biography/epeople.htm

「元テロリスト」で「政治家」で、「テロの専門家(元インサイダー)」としての経験と知識を生かしてテレビ番組にコメンテイターとして出演することもある。確か、2005/07/07のロンドンの爆弾テロのときも、テレビでコメントしてたような気がする(ストリーミングで見た記憶が)。ただ、UVFの武装解除を推し進める方向で動かなかったことでの批判は強い。本人、結局今もUVFのメンバーシップは持っているらしいし。。。最近は、数合わせのために党を移籍するとかしないとかで(PUPからUUPに)ごたごたしていた。

まだ53歳だ。若すぎる。それにグッドフライデー合意は、あとほんの3ヶ月で形になる(はずだ)。こんな突然倒れるなんて、むごい。

David Ervine: Leaving the past behind
Tuesday, March 16, 1999 Published at 15:13 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/events/northern_ireland/profiles/290381.stm
He has encouraged his community to separate politics from religion and to support a modern form of non-sectarian unionism "free from the Pope, the Queen and King Billy".

Despite many doubts in the Protestant community about the Good Friday Agreement, Mr Ervine has said he believes it represents a good deal for unionism.

In the lengthy controversy about the decommissioning of paramilitary weapons, he acknowledged the difficulties faced by the IRA in handing over its guns and explosives.

But he also called on the republican organisation to make clear it did not intend to return to war. Greater flexibility, he seemed to suggest, would open the way for the creation of a cabinet or executive including Sinn Fein, with the possibility of a handover of weapons at a later date.

Quotesがある。
http://thinkexist.com/quotes/david_ervine/



ITN:
PUP leader Ervine critically ill
12.00 Mon Jan 08 2007
http://www.itn.co.uk/news/britain_98c2a8ea3028070967bc7f8b467e1514.html
Since 2002, the former paramilitary, who is expecting a grandchild to be born this week, has been the leader of the Progressive Unionists, who are linked to the Ulster Volunteer Force.

↑こういうのは情報の羅列になるものだが、この説明の書き方。。。(^^;)

※この記事は

2007年01月08日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 08:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk/northern ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼