「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2006年04月19日

座右の銘、もしくは心配。

とある書籍の表紙の一部、もしくは座右の銘。
h2g2.jpg

「あとで読む」を使い出したら調子こいて「イースター蜂起90周年」の論説記事が山のようにメールボックスにたまってしまい、これは落ちるとわかっていた穴に落ちたのだと落ち込んで、ついついDon't Panicという言葉が口をついて出て、読み終えてそこらへんに置いてあった文庫本を引っ張り出して再び読み始めては「そう、すべては42。つうかやっぱりこれを買おう、ガッツでさあ」と自分を元気付けつつ、それはまた落ちるとわかっていて穴に落ちることになるのではないかと多少心配。読めていないものがあまりにたくさんあると落ち込んでいる、そのソリューションが、さらに別の読むものを買う、というのはいかがなものか、ということは、自分でも認識している。

そりゃもう十分に。

ついでに言えば、そこらへんに読んでない英語の本が数冊と日本語の本が数冊ある。これについてはあまり心配していない。

これ↓は読了。最後の「あー、そーゆーことなのか!」が「英国流ブラックユーモア政治風味」と言えない現実がかなり心配。


http://www.patrickneate.com/
タグ:書籍系 humour

※この記事は

2006年04月19日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 07:54 | there is only me | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

……全文を読む
▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼