「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2006年12月09日

RESPECT! を説く監督と、BBCの中の人の写真の選び方。

さて、いよいよその試合が迫ってきたわけで、BBC Sportに「アシュリーにブーイングするな、とヴェンゲル監督」という記事が出ています。 

Wenger asks fans to respect Cole
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/eng_prem/6220220.stm
"We want Ashley to be respected like everybody else," said the Arsenal boss.

"He's done well for the club and has now chosen to play for Chelsea. That's not a problem for me.

Wenger added: "It's important Arsenal beat Chelsea on Sunday and don't focus on one player.

"Our supporters are disappointed he left the club, we can accept and understand that, but that should not stop them from respecting him."

こういうときは生暖かく、と思うのみですが、れーまんさんの言うとおり「ダメなプレイヤーだったら何も言われないよ。彼はスゴかったから言われるんだよ。言われたとしてもさ、そういうのがあってのフットボールじゃん?」でもあるわけで、要するに試合前にマスコミが騒いで盛り上げている段階、と。(<日本語が壊れています。)

で、何が言いたいかというと、このBBC記事の写真のチョイスがおもしろいんで、ロンドン北部派の方も西部派の方も見てくださいということだけです。

「どっちかのユニフォームを着ている写真はまずいだろう」と写真を選んだ人が判断したことは一目瞭然なのですが、だからって、これなのか? なごませようとしてる?>BBCの人。

ちなみに、BBC SPORTのFootballのトップページでは、現チームのユニを着ている、ごくありきたりな写真です。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/default.stm
(※トップページの写真は日付が変わらないうちに差し替わると思います。)

あと、
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/eng_prem/6201520.stm
Arsenal defender William Gallas has not recovered from a thigh injury in time to face his ex-club (以下略

だそうです。


タグ:Football London

※この記事は

2006年12月09日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 15:19 | Comment(3) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんじゃこの写真は... > 亜種利
Posted by hatto8107 at 2006年12月09日 16:07
何度か見ているうちに、むしろ、
「よくこんなのを見つけてきたな。BBC恐るべし」
と思えるようになってきました。>hattoさん。
Posted by nofrills at 2006年12月09日 18:00
はいはい、寝ます寝ます。

Chelsea 1-1 Arsenal
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/eng_prem/6201520.stm

Live Text
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/c/chelsea/live_text/5260856.stm

お写真
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/6166539.stm

ガナサポさんたちは、アシュリーこき下ろしの楽しいガス抜きイベントをやったようです(お写真1枚目と2枚目)。
Posted by nofrills at 2006年12月11日 03:08

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼