http://en.wikipedia.org/wiki/Topiary_%28hacktivist%29
不正アクセスなどで逮捕・起訴され有罪を申告した彼は、(英国でのほかの多くの被告と同じように)電子タグをつけられて保釈された。裁判が始まるのは来年になるようだ。
その彼に、9日付のオブザーヴァーがインタビューしている。というより正確には、オブザーヴァーの「アノニマス」特集記事に、彼のインタビューが組み込まれている。
その記事を、あれこれ資料を見ながら、なるべく詳しく読んでみた。
「アノニマス: サイバー空間の反乱者たち、その仮面の向こう側」(英語記事紹介)
http://matome.naver.jp/odai/2134716249687617401
この記事、興味深いのが「(HBGaryなど米企業やCIAなど米政府機関をきりきり舞いさせた)LulzSecが、いかに突発的で予測不能であったか、そしてその構成員のいかに多くが、英国&アイルランド拠点であったか」に注目している点。
ていうか、LulzSecって、あれ、いかにも「イギリス」じゃんwww なにしろ、 "Laughing at your security since 2011!" だよ。
Occupyはクソ真面目で、型にはまったこと(「99%」という標語とか。最近ではアホみたいに型通りの「陰謀論」まで出てるけど)が実は好きで、いかにも「アメリカ」という感じがするし、「アノニマス」の活動として伝えられることの多くも「アメリカ」っぽさがあるんだけど(原作じゃなくて映画のほうのV for Vendettaの感じ。無邪気な「ピープル・パワー」)。
※この記事は
2012年09月09日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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