kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


2006年11月20日

「切り裂きジャック」の顔?

19世紀末にロンドンのイーストエンドを恐怖のどん底に陥れた「切り裂きジャック Jack the Ripper」の顔はこういう顔だったのではないかというモンタージュ写真が公開された。

Jack the Ripper's face 'revealed'

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6164544.stm

Using new profiling techniques, investigators have created a picture of what they believe the 19th Century murderer would have looked like.

...

The Scotland Yard team describe him as "frighteningly normal" but someone capable of "extraordinary cruelty".

And investigators have admitted that police at the time were probably searching for the wrong kind of man.

Head of analysis for Scotland Yard's Violent Crime Command Laura Richards, who has studied serial killer Fred West and Soham murderer Ian Huntley, revisited the case using modern police techniques.

というわけで、ロンドン警視庁の暴力犯罪課のローラ・リチャーズ(フレッド・ウエストやソーハム殺人事件のイアン・ハントリーを分析したことがある)が、1880年代の「切り裂きジャック」事件を再調査、犯人は「おそろしいほど普通」の人間でありながら「とんでもなく残酷なこと」を行なえる人間で、当時の警察は「まったく別のタイプの男性を追っていた」可能性を指摘した。

彼女は病理学者、歴史家、a geographical profiler(<日本語で?)といった専門家を集めた。その結果、切り裂きジャックの風貌、性格などがこれまでにないほどに正確に描き出された。

・・・というドキュメンタリーが、火曜日に放送されるのだそうです。つまりこれは番組宣伝の記事。

記事の後ろのほうから:
Using their experience of modern-day crime to examine 13 different witness statements taken at the time of the killings, the team were left with a picture of someone Ms Richards described as "perfectly sane, frighteningly normal, and yet capable of extraordinary cruelty".

Mr Grieve added: "It's a popular misconception that nobody ever saw the murderer, that he just vanished into the fog of London. Well that's just not right. There were witnesses at the time who were highly thought of by the police.

実際に「切り裂きジャック」が女を切り裂いてないところ(つまり普通に生活しているところ)を含めて彼の姿を見たことのある人はそりゃいたでしょうけど、現在ではもう生きていないから(事件から120年近く経過している)、このモンタージュ写真がどのくらい「正確」なのかを証言できる人はいないでしょう。でもこの写真、すっげー怖い。5秒くらい見つめていると怖いよー・・・って、この写真じゃなくてもモンタージュって怖いんですけどね。

研究チームのローラ・リチャーズによると、118年前(事件のおきた1888年)の証拠から、切り裂きジャックの年齢は25から35歳、身長は5フィート5インチから7インチで、がっちりしていたことがわかる。また今回住所もピンポイントで突き止めることができた。

研究からは、「切り裂きジャックが最後まで逃げ延びた理由」もわかったようだ。(で、「知りたい人はテレビをご覧ください」という話なんで、記事には書かれていないのだが。)

ロンドン警視庁の別の警察官によると、リチャーズらが用いた証拠は当時用いられていなかったものらしい(the killer would have been caught if officers at the time had this new information.)

「これほどに細かい情報はなかった。この情報に基づいて警察が捜査していれば逮捕できていたかもしれない」とこの警察官(Mr Grieve)は語っている。

映画『フロム・ヘル』はクラランス公犯人説だったけど、モンタージュの顔、クラランス公とは違いますね・・・。
B000IU392Iフロム・ヘル
アレン・ヒューズ アルバート・ヒューズ ジョニー・デップ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-12-01

by G-Tools

※この映画も、V for Vendettaと同様に、原作とは全然別に書き換えられている箇所が多くて、アラン・ムーアが立腹してしまったそうですが、V for Vendettaの映画としてのダメっぷりはこの映画にはなかったと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/From_Hell_%28film%29
あとこの映画、突然の病気で亡くなったカトリン・カートリッジが役を演じた映画で日本公開された最後の映画なんだよね。(ドキュメンタリーならこのあとに『デブラ・ウィンガーを探して』がある。)
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=71862

※この記事は

2006年11月20日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | todays news from uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック





【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

……全文を読む
▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼