「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2012年06月08日

まさかそのために、あの「大芝居」を打ったのかね……「有色人種」巻き込んで……

今日からいよいよ、Euro 2012が始まる。

ときに、6月1日に書いたが、BBCが「Euro 2012開催国であるポーランドとウクライナのレイシズムがひどい」というドキュメンタリー番組を制作・放映し、両国が反論・抗議するということがあった。番組は、まあ公平に見て、明らかに「誇張」だった。

BBCの番組の中では、立派なイングランド代表歴のある「有色人種」の大物プレイヤー、ソル・キャンベルが眉間にしわを寄せて、「あんなに恐ろしいところ、実際に観戦に行くべきではない。テレビ観戦してるべき」などと述べ、今回のイングランド代表に入っている「有色人種」の若手プレイヤー2名(うちの子たちだが)のご家族は、現地観戦を断念したと伝えられている。

6月1日に書いた通り、何だかうさんくさなあと思っていたのだが、これが7日に急展開した。





UK government boycotts Euro 2012 over Ukraine treatment of Tymoshenko
Exclusive: Downing Street confirms no officials will attend Euro championship games in Ukraine over jailed opposition leader
Luke Harding
guardian.co.uk, Thursday 7 June 2012 15.10 BST
http://www.guardian.co.uk/world/2012/jun/07/euro-2012-boycott-ukraine-uk-government

ティモシェンコ? サッカーという競技にも、UEFAにもFIFAにも関係ありません。




政府が「ウクライナ政府のやっていることは看過できない」と思っているのなら、黙って欠席すればいい。なんでそこで、ソルとか巻き込んで(抱き込んで)、「連中はレイシスト」っていう毒をまき散らすの。

やってることが最低である。

皮肉なことに、ドヤ顔のガーディアンはトップページがこうなってる。



しかし今回ソルにはfacepalmというか、「残念」の一言しか出てこない。彼は、「観戦に行ったら棺に入って帰ってくることになるかも」などとまで言っていたが、ウクライナで「外国から来た外国人」に対する直接的暴力行為があったと聞いたことがあったのだろうか(何年か前のロシアではそれがあった。中央アジア人に対する差別感情が沸騰し、見た目の似ている東洋人が襲撃された)。それもなく、あのプロパガンダを引き受けていたのだとしたら、「残念」も「残念」、昨年11月のスペインとの親善試合のときにポピーつけさせろ、そのくらいいいじゃんとわめいていたジャック以上に、「残念」だ。



UPDATE: 日本時間午後4時前のガーディアンのトップページ。

オランダの公開練習でスタンドの一角から「モンキー・チャント」があった(ポーランドのクラコウ)という報告があるが、なんか微妙(「モンキー・チャントがとどろいた」的な書き方をなされているが、ファン・ボメルのコメントを紹介するところで「みんなに聞こえたわけではない」とあるし、UEFAは「調査したが人種差別の性質のものではない」など)。その下にドヤ顔で(というふうにしか見えない)「イングランド代表がアウシュヴィッツを訪問」。そしてその次の大きな記事にジョン・テリー……っておいおい。アントン・ファーディナンドに対する暴言(暴言があったことは事実)の件でEuro後に裁判控えてるのは誰ですか、という。あるいはブラックジョーク? 競技ではろくな成績は期待できないから、メディアは別のところで騒いで話題作り?

ばっかばかしい。今回のEuro、アイドルグループの「総選挙」以上に近寄りたくない。


※この記事は

2012年06月08日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼















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