We need an Office for Scientific Responsibility | Mark Henderson | Comment is free | guardian.co.uk via kwout
調べてみたら、過去にもないわけではなかった。たまたま、私が今まで気づかなかっただけかもしれない。
報道というか、速報性が第一のニュースで、通信社の配信記事が「掲載期限が切れたので削除」ということならわかる。実際、そういうものも多い。下記はロイターの配信記事だ。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/apr/07/joyce-banda-new-president-malawi
この場合、記事本文は削除されても、ページそのものは削除されずにいるし、見出しとリード文と通信社名は残されているので、ガーディアンの外で独自に検索して該当記事を探し出すことは可能だ。
一方で、Staff and agenciesのクレジットの記事(つまり契約している通信社の記事を複数組み合わせるなどして、編集・リライトを加えたもの)も、「掲載期限が切れたので削除」になっている場合がある。これは、ガーディアン掲載のものがガーディアンで削除されてしまうと、それとぴったり同じ該当記事は探し出せないだろう。出典にできないね……。
http://www.guardian.co.uk/world/2012/mar/13/obama-heartbroken-afghanistan-killings-investigation
さらに、今回「期限切れで削除」されているのを見た「サイエンティフィック・レスポンシビリティ」の記事は、外部の寄稿者によるものだが、「ガーディアンの記者」という立場で書いている人の記事でも、「掲載期限切れで削除」というものがある。ううむ。
少なくとも去年までは、こういうのに遭遇することはなかった。ガーディアンといえば「とにかく金がない」と編集長がインタビューに答えてるくらいなので、今年になってからこういう契約スタイルでの掲載が始まったのかもしれないが(←憶測)、ともかく、もう少し見てみることにする。
※なお、「科学的責任」の記事は、mobile版はアクセス可能とのことで魚拓ってみたりなんかしちゃったりして。
※この記事は
2012年05月13日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。