「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2006年10月29日

リファラスパム

seesaaさんを使っている人はみな同じだろうか・・・ここ数日、「リファラスパム」がものすごく多い。

管理者ページのアクセス解析を見ると、次のようなありえないリファラが大量に残されていて、通常のリファラが非常にわかりづらくなっている。(時間帯にもよるが、日付変わって数時間だとひどい。下記参照。)

リファラの状態

「リファラスパム」とは、「リファラ(リンク元)」の虚偽申告みたいなもの。リファラのログが残るブログとかに「ここからリンクされてますよ」と虚偽のURLをばら撒いて、ブログのオーナーが「自分のブログがリンクされているのかな」と確認しようとするのを利用して、アクセスさせようとするスパム行為。ただのアクセス数稼ぎならまだ無害だが(ただしスパム受信の際にサーバに負担がかかるからまったくの無害ではない)、「リンク元」と称するページにはスパイウェアやら何やらが仕込んであるかもしれないから、見に行くときには警戒はしておいたほうがいいかも。

つまり、ありえなさそうなリファラは、どういうふうにリンクされているのか確認しようとせず、単に無視ということでよいのでは、と思います。

以下、ありえなさそうなリファラについて、詳細。

とりあえずうちに来てたものから。
(※下記のURLは特に注記していない限りすべて架空ですが、偶然の一致でそういうサイトがあるかもしれません。)

1)薬品関連の名詞がURLに入っているもの:
prozacなどの精神安定関係の薬、サプリ、痩せ薬、ED治療の有名な薬などの名称が、アルファベットでそのままURLに入っているものは、100%spamです。あなたのブログがそれらのURLで紹介されているということはありえません。
例:
http://buy-prozac.com/
http://www.example.com/~buyprozac/
http://online.pharmacy.com/

2)「カジノ」、「ポーカー」がURLに入っているもの:
100%spamです。あなたのブログがそれらのURLで紹介されているということはありえません。
例:
http://free.onlinecasino.com/
http://www.play-poker-online.com/

3)2の一例ですけど、texas holdemという文字列がURLに入っているもの:
100%spamです。あなたのブログがそれらのURLで紹介されているということはありえません。texas holdemというのはカードゲームの種類のひとつ。
例:
http://www.free-texas-holdem.com/

4)融資・保険・お金系の英単語がURLに入っているもの:
mortgageとかinsuranceとかloanとかの英単語があるリファラ。100%spamです。あなたのブログがそれらのURLで紹介されているということはありえません。
例:
http://payday.loans.com/
http://www.mortgage4you.com/
http://credit-cards.students.com/

こういうのは、2003年ごろからコメントスパムやらトラバスパムやらの常連(→参照:【絵文録ことのは.】さんのまとめ記事@2005年5月)。むろんリファラスパムでも常連です。

上記1〜4のほか、最近増えているのは、SNSを利用したページからのリファラスパム。ちょっと前まではblogger.comを利用したページからのスパムが非常に多かったのだけど、bloggerからのスパムがなくなったと思ったらSNS。。。

うちにあったSNSからのスパムは、
http://www.funchain.com/~username
で、usernameの部分に薬品名が入っているもの。funchain.comは英語圏(だと思う)のSNS。

そのほか、
http://www.kwiz.biz/
→ http://www.kwiz.biz/showpoll.php?pollid=***** というURL(実際にあったものを数字だけ伏字)

http://www.nychesskids.com/
→ http://www.nychesskids.com/blog_files/entry.php?w=bimba&e_id=***** というURL(実際にあったものを数字だけ伏字)

あと、URL短縮サービスを利用したリファラスパムもある。うちにあったのは、
http://www.urlcutter.com/?*****(実際にあったものを数字だけ伏字)
とか。

www.urlcutter.com は、ユーザー登録して自分が作った短縮URLを記録して置けるサービスだから、ひょっとしたら誰かが短縮して記録しておいたURLにうちへのリンクがある、という可能性もあるけれども、うちに来ていたのをfirefoxでview-sourceしてみたらonline pharmacy系。

というわけで、こういうリファラは無視したほうがよいと思います。

なお、seesaa付属の簡易アクセス解析ではなく、別につけてあるしっかりしたアクセス解析のほうで見ると、これらのリファラからのアクセスはありません。言わずもがなですが。

※この記事は

2006年10月29日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


posted by nofrills at 21:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | ブログ関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>なお、seesaa付属の簡易アクセス解析ではなく、別につけてあるしっかりしたアクセス解析のほうで見ると、これらのリファラからのアクセスはありません。

やはり付属品はボットまで読み込んじゃうしだめですね(特にアメブロw)。ウチに来るアクセス乞食(リファラスパム野郎)は逆アクセスランキングを利用しようと毎日来てたのがムカツク。すぐに気付いてタイトル置換しないのは表示されないように設定したが。
懲りずに未だに来ます。勘弁してぇ(汗)。
Posted by ブリ at 2011年11月02日 18:18

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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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