Spy can give video link evidence
Last Updated: Friday, 29 September 2006, 19:20 GMT 20:20 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/5393674.stm
デイヴィッド・ルパートは、Real IRAに潜入したFBI(とMI5)のスパイ。スパイであったことが判明してからは、米国内のどこかに身を隠している。
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Rupert
今回、High Court judge Mr Justice Morganが「米国からのルパートの証言は可能」という判断を行なったことが、BBC記事の内容。たぶん、ビデオリンクにOKを出したということだとは思うが(証人が誰かということよりも)。
これは、現在行なわれている爆弾製造の容疑のかかっている被告人に対するケースではなく、来年の4月に開始される予定の、別の裁判についてのことである。
来年の4月の裁判とは、オマー爆弾で亡くなった29人の人々の遺族の一部が原告となっているもの。被告はオマー爆弾事件を実行したRIRAのメンバー(とされる人々)と、RIRA幹部5人で、被告人にはマイケル・マッケヴィットも含まれる。
このマイケル・マッケヴィットは、RIRAのリーダーとしてテロリズム実行のかどで有罪判決を受け(2003年)、現在服役中であるが、その有罪判決における決め手となったのが、デイヴィッド・ルパートの証言であった。
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_McKevitt
http://archives.tcm.ie/businesspost/2003/06/01/story76176393.asp
マッケヴィットの支援者の運営するサイトには、ルパートが何をしてきたかについての詳細な記述がある。慎重に読むことが必要なソースだが、情報そのものはオンブズマンが得て開示した情報だと思う。
http://www.michaelmckevitt.com/omagh-david-rupert-mi5-fbi-collusion.htm
http://www.michaelmckevitt.com/ruperts-reward.htm
また、the Blanketでも今年3月に記事が出ている。
http://lark.phoblacht.net/JH0503063g.html
Omagh bombingとの関連でいうと、ルパートは比較的早い時期からOmaghがターゲットとなっていることを知っており、それをMI5に伝えていた。
2003年のアイルランドでの報道記事に、ルパートがいかにしてスパイになったかなどが書かれている。(記事の最初の部分を読むとあまりに奇想天外でびっくりしてしまうが、第3パラグラフから読めばよい。)本人が金に困っているときにFBIから声がかかったようだが(偶然なのか何なのか、ルパートはNoraidの幹部の女性と付き合っていた)、米国から北アイルランドへの草の根資金の流れにも、彼はある程度かかわっている。ただ、記事を一読した感じ、証言についてどこまで信頼できるのかというと・・・という雰囲気も。
http://archives.tcm.ie/businesspost/2003/06/29/story847445908.asp
オマーについていえば、マッケヴィットは「RIRAが3割、CIRAが7割」とルパートに語っている。CIRA、すなわちthe Continuity IRAは1980年代にPIRAから分派した組織で、政治的にはRSFだ。(RSFがSFから分派したときに、PIRAからCIRAが分派している。)「何がなんでも32カウンティ」主義で、1998年の和平合意(ベルファスト合意/グッドフライデー合意)には反対している。現在、報道記事などで「非主流派リパブリカン(dissident Republicans)」と呼ばれているのは、主にCIRAとRIRAのことだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Continuity_Irish_Republican_Army
Omagh bombingは、「その後」を決定付けた事件である。あの事件を機に、とにかく流血を止めることが優先された。主義主張はそのあと、というムードになった。
非主流派リパブリカン(<とは言うものの、思想・信条としては昔のリパブリカニズムを保持しているのだが)から見れば、それは、「和平」の既成事実化ということになる。また、この「和平」は北アイルランドの「テロ組織」というか武装組織とその政治機関によるものである以上に、英国政府とアイルランド共和国政府のものである。ガチガチの非主流派リパブリカンとしては特に、英国政府が何をどうしようとしているのかが問題ということになる。その点は下記記事を参照。(マッケヴィット・サイトの記事をブランケットに転載したもの。)
http://lark.phoblacht.net/JH0503063g.html
※この記事のソースは、いつもよりプロパガンダ含有率高めでお届けしております。
※この記事は
2006年10月01日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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