Bonoが1日編集長になった16日のthe Independent (RED)、ウェブ版で見てみたが、RED(<この企画をやったチャリティの名称)関連の記事は赤で、その他の記事(通常のニュース記事)は通常の色(青)で表示されるようになっている。
http://www.independent.co.uk/(→cache)
キャプチャ画像:

フロントページのアートワークはデミアン・ハースト。
十字架のかたちで、平和の鳩、錠剤、注射器、カプセル、合わせた手、どくろが配置され、その横棒に乗る形でNO NEWS TODAY(今日はニュースはありません/本日の記事は何も新しい話ではありません)と書かれ、一番下に、
Just 6,500 Africans died today as a result of preventable, treatable disease.
[AIDS/HIV]
と記されている。
一番上に"Genesis 1.27"とあるのは、「創世記」の第一章の27のことだ。
So God created man in his own image,
in the image of God
he created him;
male and female
he created them.
つまり、「すべての人は神によってつくられた」というメッセージと、「アフリカでは今日、6500人が、予防も治療もできるはずの病で死んだ」というメッセージとが、並べられている。
Bonoは熱心なクリスチャンだから(特にこの15年〜20年は)、この表現にはなるほど、と思う。
しかし同時にこのヴィジュアルは、「Africa」と呼ばれるものが何なのかを端的に示している。つまり、「同じキリスト教の社会なのに」、ほとんど省みられることなく死んでいく人たちがこんなにもたくさんいる場所としての「Africa」。
私にはこれ以上つっこんで考える能力も時間もないが。
記事では、この企画に連動してBanksyがチョークファーム(ロンドン、カムデンタウンのちょっと北)で壁画を描いたってのがあったな。。。そのうち写真がflickrに上がるでしょう。Banksyといえば、記事内にあるこの情報にも注目→Banksy's work is now showing as part of an exhibition about the Palestinian conflict called Occupied Space, this week at Gallery 27, Cork Street, London./Palestinian conflictと「医薬品欠乏」つながりで「医薬品が欠乏しだしたガザで病人が死んでいく」(5月13日、P-navi infoさん)もどうぞ。
the Independent (RED)としての記事は、ほかには、コンドリーザ・ライスが選ぶ10曲(モーツァルト、ブラームス、ムソルグスキー、ベートーベンとともに、クリームやクール&ギャングやアレサ・フランクリンやエルトン・ジョンやU2が挙げられている。ちなみにU2はAnythingだ)とか、Bonoがブレアとブラウンにインタビューした記事とか。ネルソン・マンデラが「ありがとう」のメッセージを書いていたりもする。
有料登録してなくても読める記事(数日で有料化されるはず)から:
EU subsidies deny Africa's farmers of their livelihood
By Maxine Frith, Social Affairs Correspondent
Published: 16 May 2006
http://news.independent.co.uk/world/politics/article485046.ece
Aids and a lost generation: Children raising children
By Anne Penketh, Diplomatic Editor
Published: 16 May 2006
http://news.independent.co.uk/world/africa/article484993.ece
Bono, Guest Editor: I am a witness. What can I do?
Published: 16 May 2006
http://comment.independent.co.uk/commentators/article484978.ece
Bob Geldof: Aid isn't the answer. Africa must be allowed to trade its way out of poverty
Perhaps we should begin thinking of a 'stand-alone' trade deal for Africa's poor
Published: 16 May 2006
http://comment.independent.co.uk/commentators/article484980.ece
The Edge: 'It's all about the vision'
U2's guitarist, tells Andy Gill how the musicians of New Orleans are rebuilding their culture - and livelihood - with a little help from their friends
Published: 16 May 2006
http://enjoyment.independent.co.uk/music/features/article484983.ece
あと、コメンタリーは例によってPortofolio記事(有料)で、一部だけ、オンラインで無料で読めるようになってるらしい。
私個人がこのラインアップをどう見るかということは、書いても情報にはならないし、むしろ書かないほうがいいと思うんで書きません。
Print Editionはこちらから買えるようです。1部につき£10で、収益(revenue)の半分がアフリカのエイズ対策に寄付されるとのこと。
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転記前コメント:
トラバでweird but niceのぴこりんさんが教えてくださったのだが、ガーディアンのG2でボノボがごにょごにょ言ってる。
A word from the editor
Jasongo the Bonobo was talking to Paul MacInnes
Tuesday May 16, 2006
http://www.guardian.co.uk/g2/story/0,,1775627,00.html
ガーディアン、やりすぎだ。(笑) いろんな意味でイタい。
投稿者:nofrills at 2006 年 05 月 17 日 00:09:16
ガーディアンよりこっちの方がいいかも。
「うちらの色を返しやがれ、この泥棒猫!」と、墓でレーニンが叫んでます。
http://leninology.blogspot.com/2006/05/
make-richard-branson-history.html
レーニン(<ブログの人のハンドル)は相変わらず見事な罵倒っぷり。罵倒したいときのライティングのお手本にもなりそう。
ちょっと引用:
So, we are to understand corporate philanthropy as expiation for the capitalist concerned, but also ... a badge of honour for 'concerned consumers'.
投稿者:nofrills at 2006 年 05 月 17 日 00:21:52
ぴこりん
わはは、確かにLenin氏の方はもっと笑えますね。
私の方にも追記しておきます。ありがとうございました。
投稿者:ゲスト at 2006 年 05 月 17 日 00:39:28
編集長としてのBono
Newsnightのページから、編集長の仕事をしているBonoを取材した5分くらいのレポート(RealまたはWMP)を見ることができます。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/newsnight/4774023.stm
内容は、問題意識について、No News Todayの意味について、など。
投稿者:nofrills at 2006 年 05 月 18 日 08:24:24
トラックバック from weird but nice.
5月16日のIndependentは、U2のボノが一日編集長として、アフリカの主にエイズと貧困問題に焦点をあてている。いけださんの記事 それに対するThe Guardianの返答がこれ。A Word from the edito
2006 年 05 月 16 日 22:44:31
※この記事は
2006年05月16日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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