kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2005年04月16日

the liberal fascists

"Nobody voted for multiculturalism. It is something that has been imposed by
the liberal fascists in London. It's not what people want."

-- Robert Kilroy-Silk, ex-UKIP, now Veritas head; source


すごいね、これは……the liberal fascistsって、あーた。あーそうそう、キルロイ=シルクはこういう人

この用語は、例えば1920年代末の共産主義を説明した文にも出てくるのですが(出典
By the early 1930s, the Comintern's frenzied attacks, not just on "social fascists", but on "anarcho-fascists", "liberal fascists", "clerical fascists", "left social fascists", and of course "Trotsky-fascists", suggested that almost every other political tendency beyond its own ranks supported or was conniving at fascism. But to arrive at this lunacy had taken a series of shifts, the study of which is highly instructive and of more than just historical significance.

「スターリニスト化したコミンテルンがとりあえず『ファシスト』呼ばわりしていた」というこのかなりナンセンスに近い用例(例えばanarcho-fascistsなんてのは本当にまったく意味がわからない。無政府主義がどうやったらファシストになれるのか?)と、キルロイ=シルクが使っている用例とは、明らかに違う。

the liberal fascistsをググってみた結果、180件もある。theを取ってしまうと、730件以上。複数形のsを取ったらもっと増えるだろう。

検索してヒットしたものをざっと見ると、「草の根保守」から見た「(メディア界の)エリート」へのレッテルというような意味で使われている事例が少なくない。ほかには、宗教的なスタンスについて言うもの(「自由の名のもとで私たちの信仰を妨げる者」というような)などがある。いずれにしても「私たち」から見た「奴ら」へのレッテルのひとつだ。

具体的には……アメリカの話はよくわかんないので、英国の話で、検索結果をざっと見て、「リベラル・ファシスト」として出てくる名前が……ジェレミ・パックスマンかよ。リベラルだろうけどファシストじゃないよ、BBCの看板キャスターという身分を持ってテレビでしゃべってることがファシスト的だという見方をしない限りは。

あとは、the New Labour liberal fascistsという用例もあったけれど、これは文脈から、「リベラルのふりをしたファシスト」の意味で、キルロイ=シルクの言ってることとは違う。

キルロイ=シルクの言うliberal fascistsは、こういうことだ。(←リンク先は語句が見つけやすいようにGoogleキャッシュ。念のために書いておきますが、ナショナルヴァンガードです。)

いや、言語としては非常に興味深いものだと思う。でも、何だかますます「言語」がわからなくなってきそうな気がしてきたので、ここらへんで打ち止め。

■トラバ:
Negative Stories,4月12日
チラッと見始めたニュース番組で、アメリカでブロッガーがリベラル派のジャーナリストを叩き、辞職に追い込むというのをやっていた。


USはブロガーっていうとRed, white and blue!!!!!!!とか書いてる、という一般的イメージはあるようです。もちろんそうではないブログもたくさんありますが、やはり目立つのは「リベラル派」を敵視するウェブログで、しかもほかの文化圏の人についても自分たちの基準で「リベラルかどうか」を決めることに何ら躊躇がないという感じで、(以下略
タグ:言葉

※この記事は

2005年04月16日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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▼当ブログで参照・言及するなどした書籍・映画などから▼