仕事の関連で中学校・高校の英語の教科書を何冊か見る機会があったのだが、現在の学校教育における「英語」という科目については、まず、「コミュニカティヴ」って形式(←「形式」ってのは私の意見)が重視されてることと、取り上げられている話題として「日本のこと」が増えていることが、私が中学や高校で学んでいたころと大きく違うなあという印象が非常に強い。
その中身はここではいいのよ。つまり今の学生さんは「コミュニケーションのための英語」と「日本のことを説明できるような発信型の英語」を習ってる、という要点だけ、教科書を見ない人にも知っておいてもらいたい、という主旨の話の枕なんです。
今日、京都で、かつてイタリアの首相の前で「スパゲッティ」だの「ソフィアローレン」だのと意味不明な「イタリア語」を連発してさすがのベルルスコーニも失笑せざるを得ないという寸劇の主役を張った人物が、今度は英語の不自由な米国大統領を相手に、日本のことを英語で表そうとしたらしい。
サン・ライジング
サン・ジャパン・ミーニング(とか何とか)
サン・オブ・カントリー・・・カントリー・オブ・サン か
さっきニュース番組で聞いたのを記憶に頼って書いているのだが、これで原文ママに近い(大きな間違いはない)と思う。
ええもう当然、テレビモニタの前で、一撃で粉砕されました。再起不能でした。
あのブッシュが隣で苦笑してるし。
かつて宮沢喜一が首相になったとき、「英語ができる」ってことでものすごく注目された。宮沢氏の学歴など私は知らないし、それをわざわざ調べる気にもならないのだけど、宮沢首相が英語を使ってた場面は記憶にある。(その後ずいぶん時間が経って、政治家が英語ができるなんてことはさほど強調されなくなった。。。と思う。)
何を書こうと思ってたんだっけ。
ううう、頼むから、いかに「パフォーマンス」(<英語の日本独自の用法)であっても、ハズカシイことはやめていただきたい。
文字通り、中学生以下。A of Bの語順もわかんないなんて。
何よりひどいのが、この人物、ロンドン大学留学の経歴が(少なくとも経歴書上は)あるってことだ。
「ロン大にもいろいろある」のか?(実際ロン大はいろいろあるんだが。)
石原都知事がフランス語について「世界言語にならなかったのは、あの言語では数が数えられないからだ」と要約できる内容の発言をしたときも、ハズカシイと思いましたが(の割には、プリンセス・サアヤの結婚披露宴ではベルクソンを引用してましたね。「信仰も結婚も賭けである」ってどーよ、と思いましたが。どうせフランスの人の書いたものから引用するんなら、ロラン・バルトの方がよかったんじゃないかと思います)、今日の京都でのあれほどハズカシクはなかった。
しかも場所は金閣寺。。。ミシマ@英文科の怨念でも出てきそうな。(そろそろ憂国忌ですし。)
……と、一撃で粉砕されたあと、上記のようなノイズがアタマに浮かんでいるスキに、そのままニュース番組をつけていたのに(ブッシュが画面にうつった瞬間にテレビを消すことがすっかり習慣になっているにもかかわらず)、「何を話したのか」など肝心なところがまったく聞こえなくなってしまったんですが。
イラク、米軍基地、BSE、国連、などなど、「サン・ライジング」よりよほど重要なことがあるのに。
ひょっとしてそれが目的だったんですか?
あれはいわゆるひとつの「サプライズ」だったんですか?
おしえてこいずみさん。。。
っていうか、どうでもいいから、誰か私にマトモな英語をくれ!!!
……英語のニュースサイトに逝ってきます。。。
※この記事は
2005年11月16日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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