※映像は2007年、メキシコでのライヴ。英語圏じゃないけど観客がサビじゃないところでも歌ってる。この曲のライヴのビデオでは、パリであれチリであれ、観客がよく歌っている。 (90年代だと思うが、ロンドンでのこのライヴでは誰も歌っていない。リリース後すぐに「合唱ソング」になったわけではないのだろう。)
日本での「松の内」と同様に、英国&アイルランドには「クリスマス・シーズン明け」がある。たしか生まれた赤ん坊は神の子であると大工夫婦が知った日がそれで、1月の6日だそうだ。クリスマスの飾りつけはこの日までに片付けないと、幸運が逃げていってしまうらしい。
そういう「おとそ気分の終わりの日」にこんなニュースだ。
Dissident republicans target soldier in car bomb in north Belfast
6 January 2012 Last updated at 12:46 GMT
http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-16437834
ベルファストでまた、車に爆弾が仕掛けられているのが発見された。(超超超超超強硬ナフィジカル・フォース主義の爆弾魔、ONHがそっこーで犯行を認めたらしいが。)
今度のボムの標的は英軍兵士だ。しかしその兵士は北アイルランドの人ではない。「本土」の人だ。
ベルテレ:
http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/local-national/northern-ireland/car-bomb-escape-soldier-lucky-16100079.html
The soldier from Britain had been visiting a girlfriend when dissident republicans opposed to the peace process opened the door of his UK-registered Vauxhall Astra and slipped the device beneath the seat.
ガーディアン:
http://www.guardian.co.uk/uk/2012/jan/06/bomb-found-soldiers-car-belfast
In 2010 the dissident republican terror group Óglaigh na hÉireann placed a similar device in a car belonging to an army officer outside a property in the mainly loyalist east Belfast. No one was injured when the bomb exploded but that attack and this more recent one in north Belfast suggests that republican dissidents in the city have gathered intelligence on a number of members of the army whom they are trying to assassinate.
今回は爆発前に発見され、処理されたが、もし昨年4月の警官ローナン・カーさんのように、その兵士が車に爆発物が仕掛けられていることに気づかず車を走らせていたら、いわゆる「最悪の結果」かそれよりひどいことになっていたかもしれないし、さらにその結果、いわゆる「和平プロセスを妨害する」ようなことになっていたかもしれない。
UTV:
Friday, 06 January 2012
'Lucky' soldier spotted dissident bomb
http://www.u.tv/News/Lucky-soldier-spotted-dissident-bomb/b292846e-89bf-40c0-9184-638808802d7e
In a statement, Óglaigh na hÉireann said the bomb was placed under the driver's seat in the vehicle and was connected to the seat buckle.
"Belfast Brigade Óglaigh na hÉireann claim responsibility for the bomb attack on a serving British Soldier in Ligoneil", the statement reads.
"Our Volunteers got inside the car and placed the explosive device under the seat with a trap wire running to the seat buckle," the statement added.
BBCによると:
http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-16437834
「暗殺」の標的となった英軍兵士はスコットランドの人で、爆弾を仕掛けられた車は、水曜日の夜にベルファスト北部で複数のパーティを回った(人々を送迎した)。その途中で何度か、ドアがロックされていない状態になっていたと考えられる。爆弾が仕込まれたのは、持ち主(英軍兵士)がガールフレンドの家の前に車を置いてあったとき。どうもそれがナショナリストの地区での出来事のようで、兵士は自分の職業を地域の人たちに話していた。
それ自体、「紛争」の時代には考えられなかったことで、それができているということ自体はすばらしいことなのだけど……。
この兵士は自分の身の安全について注意を怠ったとのことで、懲戒処分をうけるかもしれない。
※この記事は
2012年01月07日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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