kafranbel-aug2011.jpgシリア緊急募金、およびそのための情報源
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)
WFP (国連・世界食糧計画)
MSF (国境なき医師団)
認定NPO法人 難民支援協会

……ほか、sskjzさん作成の「まとめ」も参照

お読みください:
「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月)

「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月)

◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください。

【お知らせ】本ブログは、はてなブックマークの「ブ コメ一覧」とやらについては、こういう経緯で非表示にしています。(こういうエントリをアップしてあってもなお「ブ コメ非表示」についてうるさいので、ちょい目立つようにしておきますが、当方のことは「揉め事」に巻き込まないでください。また、言うまでもないことですが、当方がブ コメ一覧を非表示に設定することは、あなたの言論の自由をおかすものではありません。)

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2003年08月15日

本日のハットン・インクワイアリー。

時間的制約がきっつい状態は一応終了しましたので,かなり久しぶりにBBCのサイトをちゃんと見られます。

さっき見ていたニュースで,かなりの時間を割いてドクター・ケリーの件の独立調査委員会のことを報じていました。けっこう真剣に見てたつもりだったけど,1時間も経てばもう忘れている。テレビというメディアだから流れちゃうのか,自分の頭が悪いのかはわかりません。っていうか,このニュースに関しては,流れてくる音声と画面を追いつつ「これは知ってる,それも知ってる,それはなるほどそういうことね,んでこうなったわけね」という感じで対してしまい,経緯とかがほんとにわからんニュース(例えば「りそなに公的資金」の一報とか)や,何も考えてなくても経緯がわかりやすいニュース(例えば「ザ・グレート・サスケ議員の覆面着用」とか)とは違った回路で情報処理してるみたい。

前置きが長い。

ドクター・ケリーの件の現時点での最新記事は
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/3149495.stm
ケリー博士を国会に行かせて証言させたのは,フーン国防大臣である,と。

ドクター・ケリーの死を知ったときは,まだ手首に傷などの情報がなかったので,「死人に口なしで消されたか」と思いました。その後でapparent suicide(見たところ自殺)との記事があちこちに出て,自殺だったとの結論を一応信じているのですが,それにしても同じこと,死人に口なしです。(正式な検死結果出ました。手首を切ったことが直接の死因,ペインキラーのオーバードーズなども死因。

ドクター・ケリーは生物兵器のエキスパートで,非常に冷静に真実のみを見て,「イラクがこれから何を持つかが問題であって,今何を持っているかは問題ではない」というスタンスで,政府の情報操作に否定的だった。45分で使用可能な兵器などなかった。兵器があったとしても運搬する手段がなかった。それをあると英国政府は言った。黒幕はブレアの補佐官,キャンベル。(ブレアはこの補佐官のお人形という説が前からある。)

ブレアの手は血でぬらぬらしている。キャンベルはおそらく首まで他人の血でずぶずぶ。でもおそらくこの件はフーンの首を切ってほかの数人の首を切って終わるだろう。次の一手は何だろう?国内のあちこち不具合(医療とか交通とか)の修正?

ええ,私は悲観的なんです。パレスチナ・ホテルへの攻撃(ロイターの人とスペインのテレビ局の人が死んだ)も「正しかった」んだそうですし。

「45分で使用可能のWMD」というのは日本でも流されました。例の英国政府の報告書が明らかになったときに。自分の書いたメモの過去記事を見ると,フランスでも「45分」がでかでかと報道されてました。このページの25,31,32あたり。日本は……野球の讀賣の優勝より扱いが小さかったみたいですね,メモによると。一昨年(だったと思う)のイギリスの流行語,bury the bad newsを思い起こさなくもないです。

BBCとしては,45分説を発表させられて,武力侵攻中には大本営発表やらされて,国営とはいってもジャーナリズムとしてトンデモをやらされたことに怒り心頭なのでしょう。

んで,日本では。イラク復興支援特別措置法という自衛隊派遣のための法律が通りましたが,10000000000歩譲ってそれが「国際貢献」であるという立場に立ったとして,そもそもの発端が英国政府の中の一部(←ここでは私はやや楽観的)のWar Mongerがでっちあげたウソ証拠(「45分説」の前は具体的なものは出てなかったはず)だったことを考えると,「国際」という美名の実態は「英米」であり「基軸通貨ドル」であり,「貢献」という麗句の真の姿は「従属」「盲従」ではないかと思うわけです。

あと,この「45分説」のことを思うにつけ,やっぱり英国が米国のサポート役というのは違うように思います。英米は少なくとも対等。きっかけが9-11だったから米国ばかりクローズアップされていますが,英国がお家芸の嘘八百で果たした役割は,3〜4月の殺戮において,とても大きい。

っていうか,ブレア退陣になった場合,誰よ?プレスコット?やばいでしょう。(←口より先に拳が前に出る人。)ブラウン?よくわかんないけど。選挙になれば労働党は敗北して保守党政権誕生かも。そうなったらサイアクでしょう。ブレアはサッチャーの鬼っ子だけど,保守党は直系。あっちもレーガンの直系。日本は中曽根直系?(笑)でまた「双子の赤字」で「プラザ合意」か?

……などととりとめもなく。

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14日の日本のニュースで詳しく取り上げてたBBC記者(ギリガン記者ではなくワッツ記者)とのインタビューテープの件に関するBBC記事はhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/3148431.stm

※この記事は

2003年08月15日

にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。


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【2003年に翻訳した文章】The Nuclear Love Affair 核との火遊び
2003年8月14日、John Pilger|ジョン・ピルジャー

私が初めて広島を訪れたのは,原爆投下の22年後のことだった。街はすっかり再建され,ガラス張りの建築物や環状道路が作られていたが,爪痕を見つけることは難しくはなかった。爆弾が炸裂した地点から1マイルも離れていない河原では,泥の中に掘っ立て小屋が建てられ,生気のない人の影がごみの山をあさっていた。現在,こんな日本の姿を想像できる人はほとんどいないだろう。

彼らは生き残った人々だった。ほとんどが病気で貧しく職もなく,社会から追放されていた。「原子病」の恐怖はとても大きかったので,人々は名前を変え,多くは住居を変えた。病人たちは混雑した国立病院で治療を受けた。米国人が作って経営する近代的な原爆病院が松の木に囲まれ市街地を見下ろす場所にあったが,そこではわずかな患者を「研究」目的で受け入れるだけだった。

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