http://en.wikipedia.org/wiki/Irish_presidential_election,_2011
当選したマイケル・D・ヒギンズは、ファイナル・カウント (Count 4) で1,007,104票(56.8%)、2位のショーン・ギャラハーは同628,114票(35.5%)だった。シン・フェインのマーティン・マクギネスは(実際に最初っから当選する気などなかったのではないかと思うが)「3位」という結果を残した。(これで「シン・フェインはアイルランド共和国の政治地図では取るに足らない存在である」というこれまでの定説を覆したことになる。)
同時に行われたダブリン・ウエスト選挙区の下院議員の補選(亡くなったブライアン・レニハンの議席)は労働党が取った。これで首都ダブリンからフィオナ・フォイルの議席が消えた。
http://www.irishtimes.com/newspaper/breaking/2011/1029/breaking4.html
また、同じく同時に行われた2件の憲法改定(改正)レファレンダムは、判事の給与に関する1件は承認され、パブリック・インクワイアリの実施に関する議会の権限拡大を求める1件は否決された。
http://www.irishtimes.com/newspaper/breaking/2011/1030/breaking5.html
関連記事の一覧として、アイリッシュ・タイムズのトップページをキャプっておく。
今回のこの大統領選挙の意義については、アイリッシュ・タイムズの社説がまとめてくれている。
The Irish Times - Saturday, October 29, 2011
President Michael D
http://www.irishtimes.com/newspaper/opinion/2011/1029/1224306732030.html
余裕があったら、あとで少し詳しく見ていきたい。(追記予定)
なお、アイリッシュ・タイムズは浮かれ気分でついつい本音をもらしたようだ。
http://www.broadsheet.ie/2011/10/29/sean-gallagher-for-an-independent-runner-up/
(ショーン・ギャラハーはFFを離党し、無所属色を強く打ち出して今回の選挙戦をたたかった。)
※この記事は
2011年10月30日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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