
今度はブリティッシュ・ミュージアムでまたおもしろいことをやってる。

Banksyは英国のアーティスト。どういうことやってるのかは公式サイト参照:
http://www.banksy.co.uk/
BBC NEWSで検索すると,記事はいくつもあります。
→検索結果画面へ
flickrにも現地直送写真多数あり。
http://www.flickr.com/groups/banksy/
http://www.flickr.com/photos/tags/banksy/
あるいは専門サイト参照。
http://www.artofthestate.co.uk/Banksy/banksy.htm
Banksyのやってることは,「とにかくおちょくれ。そしてそれを表現にせよ」ってことだと,私は思う。
そして「表現」っていうのは,平面に色と形と線で表された物だけじゃなく,それがそこに置かれている経緯も含めて。
Banksyの作品例1 (picture taken by Luke Robinson):

作品例2 (picture taken by Pete Ashton):

作品例3 (picture taken by ponyintheair):

作品例4 (picture taken by brendadada):

作品例5 (picture taken by duncan):

# ↑の5例は,FlickrでCCライセンスで公開されているものだけに限定して画像をお借りしています。
……この感じ,どっかで見たことあるという方もおられると思いますが,それは多分,Blurのアルバムのジャケのアートワーク。

あと,クラーケンウェルに現れたJustice(「正義」の象徴)とかね。。。別の角度から。
しかし,今回ブリティッシュ・ミュージアムに“展示された”洞窟壁画hoaxだけどさ,この「ショッピング・トロリーへのオブセッション」ってのは何だろね……「ショッピング・トロリーの写真」は非常に人を喜ばせる(ニヤニヤさせる)ということを,私は体験的に知っているんだけどさ,理由がわからないのよ。何かありそうなんだけど。
例えば,ロンドンのハックニーからイズリントンへと運河沿いを散歩してたときに,運河の中にショッピング・トロリーが投げ込まれていて,ちょっとおもしろかったので写真を撮っていたら,後ろを通りかかったおじさんがわざわざ立ち止まって,Nice one, isn't it? とかって声をかけてくれたりとかね。(川面の鳥とか川端の草花とかにカメラ向けててもそういう反応はなかったわけで。)
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転記前URL:
http://ch.kitaguni.tv/u/917/todays_news_from_uk/0000219445.html
転記前トラバ:
トラックバック from 粋なECOアートの発信地
もういっちょ。刑務所の「壁にアート」を作成。
巷では「GRAFFITI=落書き(いたずら描き)」とか、呼ばれている。
[ Writing Graffiti is about the most honest way you can be an artist ] by Banksy
「Banksy」っていう、UKアーティストがいるんだけど、彼の作品は政治的+オシャレ+インパクト絶大。しかも、彼は、牛とかブタまで、キャンバスにしちゃって、オシャレなカウとピッグにしちゃってる。最近では、NYの近代美術館、大英博物館などに、自分の作品を勝手に展示しちゃったり、(数日気づかれなかったらしい)と「いたずらの神」は、芸術テロリスト!
彼を知ったのは5年前位。作品のビジュアルのインパクトもあるけど、メッセージがそこには存在していて、作品が存在する意味が、そこにはある、と勝手に思う。ということは、彼が生存しているという事にも、意味が生まれる。・・・・・・
2005 年 05 月 29 日 15:47:31
トラックバック from Strathclyde
少し前に話題になったBanksyのサイト。
作品だけでなくてゲリラ行為を含めて作品。
クリーンでセンス抜群。
グラフにしても清潔感が入っているのが好きだ。・・・・・・
2005 年 06 月 06 日 19:36:18
※このほか、brandalism.exblog.jpさんからコメントいただいています。
※当ブログでの関連記事は、↓のタグ「Banksy」で一覧できます。
※この記事は
2005年05月20日
にアップロードしました。
1年も経ったころには、書いた本人の記憶から消えているかもしれません。
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